最新更新日:2024/04/19
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丹南・来迎寺に伝わる阿弥陀如来像の市指定を記念して、3月11日に歴史講座を開催します

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 新しく松原市の指定文化財になった丹南・来迎寺(融通念佛宗)の木造阿弥陀如来立像について講座を開催します。この仏像は、1,000〜1,100年程前の平安時代中期(10世紀)のもので、かつては西福寺(堺市美原区大保)の本尊でしたが、現在は来迎寺に客仏として祀られています。
 講座では、みなさんに仏像めぐりをよりお楽しみいただけるよう、松原市とその周辺に伝わる平安時代の仏像を例に仏像の魅力や鑑賞のポイントをご紹介します。

と き :令和5(2023)年3月11日(土曜日)午後1時30分〜午後3時30分
ところ :ふるさとぴあプラザ 2階市民ギャラリー
講 師 :植村拓哉さん(公益財団法人元興寺文化財研究所
演 題 :松原市指定文化財来迎寺所蔵阿弥陀如来立像について
参加費 :400円(資料代込み、当日持参)
定 員 :50人(申し込み多数の場合は抽選)

申し込み:往復はがきまたはEメールにて申し込み。
往復はがきの場合、往信裏面に郵便番号・住所・氏名・電話番号を記入し、〒580−0016 松原市上田7−11−19ふるさとぴあプラザ「歴史講座」係まで。
Eメールの場合、件名に「歴史講座係」、本文に郵便番号・住所・氏名・電話番号を入力し、oubo@kawachi.zaq.ne.jp まで。
※いずれの申し込みも2月24日(金曜日)必着。2月25日(土曜日)以降に抽選結果を返信します。ただし、定員に達していない場合は継続して受け付けします。

主 催 :松原市教育委員会、一般財団法人松原市文化情報振興事業団
問合せ先:ふるさとぴあプラザ( 電話:072-336-6800 )

【文化財課】

屯倉神社で文化財防火訓練がありました

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 毎年1月26日は、「文化財防火デー」の日です。
 昭和24年1月26日に法隆寺金堂飛鳥時代の国宝壁画が火災で焼損しました。
貴重な文化遺産が失われたことから、このことを忘れないために文化財防火デーが定められました。
 今年の第69回文化財防火デーにあわせて、松原市消防本部・消防署による防火訓練が屯倉神社(みやけじんじゃ)でおこなわれました。
 宮司さんをはじめ氏子のみなさんが火災を想定して、本殿から文化財に見立てた物品の運び出しや消火器訓練、地元消防団の放水訓練がおこなわれ、みなさん真剣な面持ちで訓練に取り組まれていました。
 改めて火災、震災その他の災害から貴重な文化遺産を守り伝えいくことの大切さを感じました。

【文化財課】

松原市指定文化財の詳しい説明が「まつばら電子図書館」からも閲覧できるようになりました

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 この度、松原市指定文化財についての詳しい説明資料(指定調書)が「まつばら電子図書館」からも閲覧できるようになりました。「松原市独自資料」のジャンルで公開しており、図書利用カードをお持ちでない人もお読みいただけますので、ご利用ください。
まつばら電子図書館のページに移動する(外部リンク)

 なお、「松原市ホームページ」と独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所が運営する「全国遺跡報告総覧」ではこれまでどおり指定調書を公開しています。PDF形式のファイルをダウンロードされたい方はそちらをご利用ください。
松原市ホームページに移動する(外部リンク)
全国遺跡報告総覧のページに移動する(外部リンク)
【文化財課】

平安時代の火葬墓から出土した蔵骨器が指定文化財になりました

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令和4年9月29日、松原市の立部遺跡(たつべいせき)で発掘された蔵骨器(ぞうこつき)を松原市指定有形文化財に指定しました。
 この蔵骨器は、平安(へいあん)時代初頭(9世紀前半)の火葬墓に納められていたものです。火葬墓は木炭槨(もくたんかく)に準じる構造で、そこに納められた須恵器(すえき)製の蔵骨器は壺と蓋が粘土で密封されており、内部には男性(40〜59歳位)1人の火葬骨が埋納されていました。墓の特徴と発掘場所で古墳(こふん)時代〜平安時代にかけて連綿と墓地が営まれていたという点から、葬られた男性は従五位以下の官人を輩出する氏族の出身者であったと考えられます
 今後は、他の松原市指定文化財8件とともにその価値と魅力をみなさんにお伝えしていきたいと思います。【文化財課】

詳しくはこちら

文化財のデジタルアーカイブがより使いやすくなりました

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 松原市のホームページで公開している「まつばら文化財デジタルアーカイブ」のコンテンツが「文化遺産オンライン」と「ジャパンサーチ(JAPAN SEARCH)」から検索できるようになりました。
 「文化遺産オンライン」は文化庁が運営するポータルサイトで、博物館・美術館の収蔵品や国宝・重要文化財などに日本の文化遺産を紹介するものです。
 「ジャパンサーチ」は国立国会図書館が運用するポータルサイトで、文化財だけでなく書籍・自然史・映画など日本が保有する幅広い分野のコンテンツについて横断的に検索したり、自分だけのギャラリーを作ったりすることができます。
 自由に二次利用が可能な画像や映像が数多くありますので、調べ学習以外にも幅広い用途で利用することができます。ぜひ、気になるキーワードを検索してみてください。【文化財課】

文化遺産オンラインのページで文化財の情報を見る

ジャパンサーチのページで松原市の文化財を見る

丹南の来迎寺に伝わる平安時代の仏像が指定文化財になりました

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 令和4年6月24日、松原市丹南(たんなん)にある融通念佛(ゆうずうねんぶつ)宗寺院の来迎寺(らいごうじ)に安置されている木造の阿弥陀如来立像(あみだにょらいりゅうぞう)が松原市指定有形文化財に指定されました。

 この仏像は、今から約1,000〜1,100年前の平安(へいあん)時代中期(10世紀)に制作されたもので、当初は薬師如来(やくしにょらい)であった可能性があります。元は、堺市美原区大保(だいほ)の西福寺(さいふくじ)の本尊でしたが、このお寺が廃寺となったため来迎寺に移されました。かつて、松原市の南部から堺市美原区にかけての一帯には多くの寺院があり、この仏像もそのいずれかに安置されていた可能性があります。

 今後は、他の松原市指定文化財7件とともにその価値と魅力をみなさんにお伝えしていきたいと思います。

※この仏像についての詳細は、松原市のホームページをご覧ください。また、国立文化財機構奈良文化財研究所が運営する全国遺跡報告総覧のページからも指定文化財調書をご覧いただけます。
【文化財課】

文化財課が中央小学校で出前授業を実施しました。

 5月24日中央小学校6年生2クラスへの文化財出前授業に行ってきました。
当日は、映像を使って大阪平野の成り立ちやコメ作りが伝わった弥生時代の松原市の様子について説明しました。
 子どもたちは、当時使っていた実物の土器に触れたり、福岡市の志賀島で発見された国宝の金印のレプリカでの判押しや石器の道具に使われたサヌカイトと呼ばれる石を使って紙を切る体験をしました。
 体験を通じて松原市の歴史にふれた子どもたちからは、「博物館ではガラスの外から見たのが手でさわれるなんて凄い」との声や「大昔の生活が地面の下にうまっているなんて知らなかった」などたくさんの感想を寄せてくれました。みんな大変興味深く学んだようです。
 当日の子どもたちの様子は、中央小学校のHPに掲載されていますのでご覧ください。
https://www10.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2710014

【文化財課】
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松原市指定文化財の特別展示を行います

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 令和3年度に松原市の指定文化財になった丹南・来迎寺の融通念仏縁起絵巻(ゆうずうねんぶつえんぎえまき)を展示します。
 この絵巻は、平安時代の僧・良忍(りょうにん)の生涯と念仏にまつわる霊験譚をまとめたものです。念仏の教えを身分性別問わず日本全国に広める目的で作られ、女人救済や疫病など現在の我々に通じるテーマもとりあげられています。
 10mをこえる上下2巻の絵巻に描かれた物語の世界をご覧ください。なお、27・28日と29日で展示する場面を変更しますので、2度お楽しみいただけます。

開催日:令和4年5月27日(金)〜5月29日(日)
時間:9時00分〜17時00分
場所: ふるさとぴあプラザ 1階 特別展示室、大阪府松原市上田7-11-9(近鉄南大阪線河内松原駅の南へ約600m、柴籬神社の北隣)
入場料:無料


 絵巻の概要はこちらの冊子『たじひのだより21号』をご覧ください。【文化財課】

松原市文化財ミニ展示

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 文化財課では、松原市の歴史をみなさんに知ってもらえるように「まつばらテラス(輝)」1階でミニ展示を行っています。発掘調査で遺跡から出土した昔の焼き物(土器)などを紹介していますので、ご覧ください。
まつばらテラス(輝)の開館中は、どなたでもご自由にご覧いただけます。
 現在は立部地区で行った立部古墳群の発掘調査で出土した埴輪などを展示しています。

展示場所:まつばらテラス(輝)1階
     大阪府松原市田井城3丁目104-2
開館時間:午前9時から午後9時
休 館 日:12月29日から1月3日



続きはこちら

『たじひのだより』No.21を発行しました

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 松原市の歴史や文化をみなさんに紹介する松原市文化財情報誌『たじひのだより』を発行しました。今回は、令和3年(2021)6月15日に松原市指定有形文化財となった「来迎寺紙本著色融通念仏縁起絵巻(らいごうじしほんちゃくしょくゆうずうねんぶつえんぎえまき)」についての特集です。

 上下2巻の絵巻には、平安時代の僧侶である良忍の生涯と彼が皇族から民衆まで広く教えを説いた融通念仏にまつわる物語が収められています。文(詞書)と絵のセットでつづられた18の場面から成り、下巻の巻末には絵巻を作った目的や制作者の願いなどが奥書として記されています。

 仏教の教えを広めるための絵巻と聞くと難解なイメージを抱かれるかもしれませんが、身分を問わず多くの人々を対象に作られたものですので、場面の絵をながめるだけでも楽しめるようになっています。松原市のホームページからPDFデータをダウンロードできますので、描かれた人々の豊かな表情などをモニター上で拡大してご覧ください。

 ちなみに、『たじひのだより』のPDFデータですが、「全国遺跡報告総覧」というサイトからも入手できます。遺跡の発掘調査報告書だけでなく、日本全国の歴史や文化に関する本を無料でダウンロードできます。検索した本と内容が似たものを教えてくれる機能もありますので、ぜひご利用ください。【文化財課】

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