さて、読書離れ・活字離れが進んでいるということが様々な場面で指摘されていますが、文化庁が令和元年度に公表した「国語に関する世論調査」の調査結果によると、
「問10：1か月に大体何冊くらい本を読むか？ → 47.3％の人が１冊も読まないと回答」、「問11：人が最も読書すべき時期はいつ頃か？ → 40.7％が10歳代、18.8％が９歳以下と回答」、「問12：読書量は以前に比べて減っているか、増えているか？ → 67.3％の人が減っていると回答」となっています。

平成３０年度「国語に関する世論調査」の結果について

　これに加えて、スマートフォンやタブレットなどのICT機器の普及が急速に進んでいることを考えると、読書離れ・活字離れの傾向はこれからも強くなっていくのかもしれません。しかし、読解力や論理的思考力を高めていく上で、読書の果たす役割は非常に大きいものがあります。教育委員会としては、学校・図書館・家庭などで子どもたちが本に触れる機会を積極的に設けていければと考えています。
　
　最後になりますが、報告会では各ボランティアグループの方々が後継者不足を口にされていました。読書に関するボランティアに興味がある方は、ぜひ松原市社会福祉協議会まつばらボランティアセンター（TEL　072-339-0741）までお問い合わせをいただければと思います。

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