最新更新日:2024/06/03 | |
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松原市学力向上担当者会議が開催されました。内容は「令和の日本型学校教育(中教審答申:令和3年4月22日更新)」についての講義と、今年度の各校の学力向上に向けた推進計画(学力向上プラン)についての交流を行いました。各校が授業改善や授業の質的向上をめざして活発な研究を進めております。 「令和の日本型学校教育」(中教審答申) https://www.mext.go.jp/content/20210126-mxt_syo... 【教育推進課・教育研修センター】 国と府の学力調査が行われました!いずれの調査も、子どもたちの状況を把握し、今後の授業改善や施策に生かすことを目的としていますが、当日、子どもたちは真剣に向き合っていたと各校から聞いています。 さて、平成19年に現在の全国調査が始まる以前も以降も、問題はずいぶん変わりました。それは、求められる学力(学校教育)が変わってきたということの表れでもあります。 かつて「学力」は、「学んだことをどれだけ理解しているか」・「どれだけたくさん覚えているか(暗記したか)」といったことに大きなウェートがおかれました。 しかし、インターネットやAI(人工知能)が発達し、情報が瞬時に手に入る時代となりつつある今、これからは「手に入れた知識や技能をもとに、自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てる」ことが求められます。 そのための授業も変わりつつあります。 例えば、 ・「先生が一方的に教える」→「友達どうしで話し合う」「教えあう」 ・「何度も繰り返すことで知識を増やす」→「疑問に思ったことを調べてみる」 ・「覚えた知識をテストに書く」→「相手に伝わるように説明する」など、これまでの学習方法を大切にしながらも、さらに資質や能力を育てていくことが求められていきます。 市内各校におきましては、変化の激しいこれからの時代を生き抜く子どもたちに、このような力を育んでいけるための授業改善を追求し続けていきます。 ご家庭におかれましても、基本的生活習慣を整えることや、自然や本物との出会いの中での様々な体験、知的好奇心や粘り強くやりぬく力など、学力の根底を支える経験を積んでいくことができるといいのではないかと思っております。 【教育推進課】 |
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