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4月18日(月)昨年度 国語科で書いた随筆が新聞に掲載

昨年度、国語の学習で書いた随筆(2年生 松村 恭采さん 作)が、4月14日朝日新聞に掲載されました。
「忘れること」「知ること」を“生きること”につなげた作品です。おめでとうございます。

「忘れること知ること 共に大切」
                  中学生 松村 恭采 さん
 祖母が「最近、物忘れが多くなって嫌になる」と言っていた。
確かに大切なことや思い出を忘れてしまうことは怖い。しかし、それと同様に「知る」ことも怖いと思うことがある。
もし、好きなタレントがネットで炎上するようなことを起こしたら。まだ読んでいない本のネタバレが書かれていたら。多くの人は「知らなければよかった」と感じると思う。そのため、知ることも怖いのだ。
あるとき、私は2歳違いの兄に「知ることと忘れることのどちらが怖い?」と聞いてみた。兄は数秒間、天井を見つめて、こう答えた。「忘れることの方が怖いよ。でも新しく知るには、脳がパンクしないように忘れることも大切」
 これを聞いてから、私はどちらが怖いというのでなく、知ることと忘れることは生きるために大切なんだと思うようになった。忘れることは新しく知るために大切。知ることは生きるための知識に必要。大切なことを調べ上げて記憶と思い出を増やしていきたい。

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