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令和4年度 前期始業式 学校長式辞

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 私(校長)から、令和4年度 前期始業式の中で、式辞を述べさせていただきました。令和という時代を生き抜く子どもたちに、夢をもち、自分の目標をもつことの大切を話させていただきました。
 一人一人が力が発揮できるように、御所ケ丘中学校全職員で、子どもたちのサポートに当たっていきます。今年度も、よろしくお願いいたします。

【式辞】
 本日,始業式を迎えた,2年生191名,3年生211名の皆さん,進級おめでとうございます。
 令和4年度のスタートも新型コロナ感染症拡大の影響を受け、Zoomでの始業式になりました。先程の新任式では、画面を通しての新しい先生との出会いになりました。これからの社会では、このように、画面を通して人と接するという機会は確実に多くなると思います。工夫をしながら、皆さんが楽しみにしている行事等を実施していきたいと思います。
 さて、新2年生は、御所ケ丘中学校で1年が過ぎ、昨年度までの2年生や3年生の先輩方の姿を見て、「自分もあの先輩のようになりたい。」などの思いをもったことと思います。新2年生の代表の生徒からは、「好きなことをつきつめて、将来を考えていきたい。」という話がありました。
 新3年生は、最高学年の年となります。最高学年として活躍したこれまでの先輩の数々の姿が目に浮かんでいることと思います。新3年生の代表の生徒からは、「受験という大きな目標に向かって、苦手なものを克服していく。」という話がありました。
 そして、生徒会代表の生徒からは、「生徒会役員としてみんなが楽しめるように引っ張っていきたい。」という話がありました。
 代表のそれぞれの生徒の皆さんの話から、目標に向かって頑張ろうという意気込みが伝わってきました。
 そこで、1年のスタートに当たり、校長先生からは、夢・目標をもつことの大切さをお話しします。「夢なき者に成功なし」これは、江戸時代末期、幕末動乱の時代に生まれ、私塾「松下村塾」を開き、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に影響を与えた吉田 松陰が唱えた言葉です。もちろん、夢があれば必ず成功するとは限りません。
 もう少し詳しく話すと、「夢なきものに理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし。」という言葉を吉田松陰は残しています。理想あるいは目標をもち、計画し、実行すること、そして、常日頃からの努力と挑戦の継続が、成功に結び付くと言っているのだと考えます。
 まず、夢をもつこと。そして、夢をもったなら理想や目標を決めて実行にうつすこと。
御所ケ丘中学校の生徒の皆さんには、これからの生活の中で、学習や部活動進路の面などで、目標に向かって努力し、自分の夢を実現させてほしいと思います。
 さて、御所ケ丘中学校の目指す生徒像の中に、「よく考える生徒」「夢を語れる生徒」「実践力のある生徒」という言葉があります。
 コロナ禍、ウクライナの問題、など不安な出来事が、私たちの身の回りに起きています。そのような中であるからこそ、一人一人がよく物事を考え、自分で行動に移し、夢を語れる中学生そして、若者になってほしいと思います。
 一人一人が夢が語れ、自分で行動ができるようになるには、学級の仲間づくりが大切です。新しく自分を高めよう、変えようとすることができるこの4月に、これまでのことを振り返っているばかりはなく、新しい視点で友達やクラスを見直してみると、新しい発見があるかもしれません。
 交通事故など、不慮の事故にも十分に気を付け、安心安全な生活を送ってこそ、夢の実現にむかって努力できます。
 この後、皆さんは、教室で、新しい担任の先生と目標を立てると思います。自分の夢を考えてから、目標を立ててみるのはどうでしょうか。
 そして、日々の積み重ねを通して、御所ケ丘中学校の生徒としての意地やプライドをもち、大いに力を発揮してほしいと思います。
 
 この御所ケ丘中学校は,一人一人の皆さんの心のふるさとです。チーム御所ケ丘の一員として,一人一人が燦燦と輝き,活躍する姿を期待し,あいさつとします。

 以上で、お話を終わりにします。

                          令和4年4月6日 
                 守谷市立御所ケ丘中学校 校長 池田 恭

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