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修了式5

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 私(校長)から年度のまとめとして式辞を述べさせていただきました。コロナ禍の現在,修了式をこのように迎えることができたのは,保護者の皆様や地域の方々の「お陰様」です。感謝すると共に次年度もどうぞよろしくお願いいたします。


 式辞

 先ほど,1年生代表の仲間,2年生代表の仲間,生徒会代表の仲間から,1年間の振り返りがありました。約2年間続いているコロナ禍で制約や変化が多い中でしたが,この1年精進した証をしっかり振り返り,次年度の課題についても語ってくれました。ありがとうございました。
 まずは,1・2年生の皆さん,「修了」おめでとうございます。
 今年度も,新型コロナウイルス感染症の影響で,11日の卒業式に,在校生が参加することができませんでした。卒業生や皆さんにとっても辛いことだったかもしれません。しかし,卒業生の仲間たちは,素晴らしい態度で式に臨み,堂々と卒業していきました。
 今日,3月24日は修了式です。修了とは,「終わる」ということではなく,「修める」という意味があります。
 皆さんは コロナ禍ではありましたが,この一年間でどのようなことを修めましたか?何を身に付けましたか?勉強・学問でこんなことができるようになった。こんなことがわかるようになった。という人もいるでしょう。また,人間関係で友達に優しくしてあげることができた。友達の相談を聴いてあげることができた。黙働清掃ができるようになった。部活動で,こんな技・技術が向上したという人もいるでしょう。自分自身を見つめ直し,できるようになったことは自信にしてください。また,課題として残ることがあるなら,その対策を考え,「意地」と「プライド」をもって実践していくことが向上への近道です。
 4月には,1年生は2年生となり「先輩」になります。2年生は3年生となり,最高学年として御所ケ丘中学校の看板を背負い,38年目の伝統を創っていくことになります。2022年になった1月に,「準備」は大切であるということを沼田教頭先生から話があったと思います。チーム御所ケ丘の皆さんは,その「準備」をこの3か月間してきたことは,学校生活アンケートから垣間見ることができました。4月からの令和4年度が今から楽しみです。
 今,世界情勢を見ると,これまではあり得ないことがあり得ている現実があります。大事なことは,それぞれがそれを「他人事」にせず,「自分ならどうする」という考えをもつことが大切ですです。それは,これからの世の中は変化がとてもはやく,「いつも通り」が通じなくなってくると予測されるからです。目の前の答えのない課題に対して,自分で考え,仲間と協力して解決しながら生活していくことが必要な世の中になって来るでしょう。様々なことを人任せではなく「自分事」として捉えて関わっていくことが大切になってきます。
 今年度,私は4つの力を身につけてほしいと話をしてきました。覚えていますか?そうです。「関わる力」「見つめる力」「解決する力」「創る力」の4つです。来年度から,この4つの力の育成を御所ケ丘中学校区の重点として取り組んでいきます。授業,学校行事,普段の学校生活で身につけ,将来職業についたとき,職業を選択するときに生きる力としていってほしいと思います。
 さあ,令和4年度も,「新しい生活様式での新しい学校生活」を「凡事徹底」し,変化の中で身につけた「意地」と「プライド」をもち続け,それぞれの目標達成のために「ネバーギブアップ」の心構えで,様々なことにチャレンジしていきましょう。そして,様々なことを「自分事」として捉えて,取り組んでいってほしいと願っています。
 最後になりますが,令和4年度もチーム御所ケ丘の素晴らし一員として,それぞれが「意地」と「プライド」をもって,夢や希望に向かって精一杯精進している姿を期待して式辞といたします。

          令和4年3月24日
                守谷市立御所ケ丘中学校 校長 鈴木 邦弘 
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