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第37回卒業証書授与式 式辞

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 式では,要約した内容をお話しさせていただきました。しおりに入っている内容での式辞が以下の内容です。3年生の仲間達,卒業おめでとうございます。保護者の皆様,これまでのご理解とご協力,ご支援ありがとうございました。
 また,たくさんの祝辞をいただきました。ありがとうございました。


式辞

 冬の寒さもようやく和らぎはじめ、春の訪れを感じられるこのよき日に、PTA本部役員の皆様、保護者の皆様のご参列を賜り、第三十七回御所ケ丘中学校卒業証書授与式が挙行できますこと、心より厚く御礼申し上げます。
 二百二十三名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今、一人一人に手渡した卒業証書は中学校の全課程を修了した証です。同時に九カ年の義務教育を修了した証でもあります。これまで、ご家族や地域の方々など、幼い頃から皆さんの成長を温かく見守り、支えてくださったすべての方々に、感謝の気持ちをもち、その感謝を表現していってほしいです。
 これまでの中学校生活を振り返ると、皆さんの胸中には、学校生活、授業、部活動、体育祭、桔梗祭、修学旅行など、ともに精進した仲間達との思い出でいっぱいのことと思います。今年度も、新型コロナウイルス感染拡大等の影響を受け、学校生活、授業、学校行事について多くの変化がありました。しかし、皆さんはその変化にしっかり対応し、様々な学び方を身に付けてきました。また、「新しい生活様式での学校生活」を高い意識で「凡事徹底」し、一人一人が自己管理能力を高めました。そのお陰もあり、四月に行けなかった修学旅行に、十一月に行くことができました。一泊二日での猪苗代・会津方面の修学旅行では,自然や歴史にふれ合いました。そこでの仲間たちの笑顔と楽しむ姿は、今でも私の心に残っています。仲間たちは、延期・変更となった学校行事にも「出来ることを出来るだけ精一杯,工夫して」をテーマに、チーム御所ケ丘で実践してきました。
 私は常日頃「意地」と「プライド」をもって様々なことに「ネバーギブアップ」の心で精進してほしいと伝えてきました。コロナ禍にも関わらず、皆さんの日々精進している姿、学校行事や部活動等で頑張っている姿から、皆さんの「意地」と「プライド」を十分に感じることができました。素晴らしい姿でした。
 今、世界に目を向けると、新型コロナウイルス感染症以外にも、これまであり得ないことがあり得ている現実があります。これからの世界は、今まで以上に、答えのない課題に対して、みんなで考え、みんなで協働して答えを見つけて、みんなで実践していかなければならない時代になってくると言われています。
 チーム御所ケ丘の卒業生たちは、中学校で培った様々な変化に対応してきたという自信と、夢を達成してやるという「意地」、母校となる御所ケ丘中学校の卒業生であるという「プライド」を胸に秘め、精進を続け、さらに飛躍していってほしいと思います。そして、自分の夢を、素晴らしい社会を実現していってください。
 「人は、出会いによって人を知り、ふれ合って友達となり、認め合って仲間となる。一期一会、一会一生。」という言葉があります。卒業生との一期一会を一会一生ととらえ、同じ気持ちで今後、私も精進していきたいと思っています。
 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。生徒たちは、心も身体も立派に成長いたしました。そして、堂々と巣立っていこうとしています。このような生徒達の成長に携わることが出来ましたこと、御所ケ丘中学校の教職員一同、この上ない喜びを感じております。中学校生活三年間のうち、ほぼ二年間がコロナ禍である中、コロナ前までの学校生活ができず、様々な変化があり、先の見えない不安感が保護者の方々にもあったこととご推察します。
 しかし、そのような中、本校の教育に、ご理解、ご協力、ご支援を賜りましたこと、本校教職員を代表いたしまして、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 卒業生の皆さん、皆さんは、私のそして御所ケ丘中学校の「プライド」です。皆さんの目の前に広がる「未来」に、期待と思いを馳せながら、式辞とします。

                令和四年三月十一日 

                  守谷市立御所ケ丘中学校 
                     第十三代校長 鈴木 邦弘
 
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