子どもたちが富士のようにおおらかでやさしくたくましく育つように

園長 小林 晶子

令和5年度が園児177名と76名の職員でスタートしました。4月10日(月)には、乳児部の1・2歳児の入園お祝い会(第1部)、幼児部の入園式(第2部)、乳児部0歳児の入園お祝い会(第3部)の3部構成で新入園児のお祝いを計画しています。新入園児が「これからふじみこども園での楽しい生活が始まる」と思えるような温かみのある会や式にしたいと思っています。

ここ何年かは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入園式は新入園児の親子と職員のみで行ってきました。今年度の幼児部の入園式は、4・5歳児が参列して新入園児への歓迎の歌と言葉でお祝いします。4・5歳児は新入園児を迎えることで、自分の成長の喜びを感じること、自信をもって行動すること、新入園児に優しく接すること等の心の成長につながるように働きかけていきます。また、3月の修了式からご来賓もお招きすることができるようになりましたので、日頃からふじみこども園の子どもたちの成長を見守り、支えてくださっている地域の方、歴代の園長等と一緒に、みんなでお祝いができる日がきたことを喜び合いたいと思います。

ふじみこども園の保育・教育目標は、〇元気な子 〇がんばる子 〇やさしい子 〇よく食べる子です。子どもたちが「富士のようにおおらかでやさしくたくましく育つよう」、「主体性」の育成を中心に据えた保育・教育活動を行います。

中でも昨年度の保育・教育の反省から「子どもたちが失敗や上手い下手などの評価を気にせずに伸び伸びと自分の思いを表現したり様々なことに挑戦したりする姿を育むこと」「自分の思いを表すこととともに、人のことも受け止め協調する態度や心情を育むこと」等を大切にします。そのために、「失敗や評価を気にせず表現を楽しむ活動方法や素材を工夫するとともに、保育者の言葉掛けに留意する」「一人一人の子どもの心の安定や自己肯定感を培う」等を心がけます。

177名の子どもたち一人一人のよさや可能性を見出し発揮できるように、保護者の方、地域の皆様と連携し、職員が一丸となって保育・教育に力を尽くしていく所存です。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

令和5年4月1日