チーム守中コラム〜別れ

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 多くの生徒が参加し、転出する先生とお別れをした離任式。転出の先生の紹介の際に、「さよならの数だけ愛を知る」という言葉を引用して話をしました。

 この言葉は、今月、ある学校の卒業式にサプライズ出演した、俳優の有村架純さんが話した言葉です。実は、この言葉は私も知っていて、卒業式の式辞に引用しようかと迷っていたものでした。彼女は、卒業生に、「人は『ありがとう』の数だけ賢くなり、『ごめんなさい』の数だけ優しくなり、『さようなら』の数だけ愛を知る。」と話しました。

 この言葉は、私の記憶が確かならば、2020年4月に逝去した、映画監督の大林宣彦さんが晩年に話した言葉だと思います。大林監督は、世界に誇る大映画監督。たくさんの名作を作られましたが、私はやはり、「尾道三部作」の1作目、「転校生」がイチオシで、時折観る好きな映画ラインナップに入っています。

 「ありがとう、ごめんなさい、さようなら」・・・あいさつの、簡単な言葉ですが、とても大切で重みのある言葉です。人は出会いと別れを繰り返しながら人生を歩いて行きます。その時その時を、「真実の瞬間」として、大切にしていきたいものです。


 今回で、今年度の「チーム守中コラム」は終了となります。「一日一コラム」の目標には届かず、今回で264回でした。教育に関すること以外にも、感じたこと、哲学思考したこと等を掲載してしまいました。お読みいただいて、誠にありがとうございました。「チーム守中」は、明日からの令和5年度以降も希望溢れる未来に向かって邁進してまいります。今後も引き続き、思い等を配信できたらと考えています。これからも、「チーム守中」をよろしくお願いいたします。
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