チーム守中コラム〜緊張
人は、大勢の前で話したり、パフォーマンスをしたりするときに、多かれ少なかれ緊張します。私は、極度のあがり症なので、滑らかにお話しする人や、凄いパフォーマンスをするスポーツ選手等を見ると、尊敬と憧れの念を強くもってしまいます。
緊張しないためのコツは、さまざまな文献で紹介されています。「緊張することよりも、本来の目的を強くもって臨む」、「イメージトレーニングをする」、「深呼吸する」、「手に人と書いて飲み込む仕草をする」・・・等、たくさんありますが、私的には、「リハーサル=練習をする」と「失敗しても大丈夫の気持ちをもつ」の二つが有効で、普段から心掛けています。 練習に関しては、私が幼い頃のヒーロー、読売巨人軍の王貞治さんは、現役時代のインタビューで、なぜそんなに練習をするのかと聞かれ、「練習しないと打席に立てない」と答えていました。あのレジェンドも、本番に備え、練習を積んでいるのだなぁと、少年時代の私は感心しました。 「失敗しても大丈夫」は、聞く人が聞くと、「そんな甘い考えではダメだ!」と怒られそうですが、自分を追い込む思考だと、ガチガチが増してしまい、余計に緊張が取れなくなるという経験から、「まあ、気楽に行きなよ」と少々自分に甘い思考から緊張にアプローチするようになりました。 この新学期、生徒も、先生も緊張する場面が多いと思いますが、どうか気楽に、「大丈夫」の言葉を胸に頑張ってほしいと思います。 今日の給食
4月10日の献立は「ごはん、牛乳、油淋鶏、ナムル、春ニラの香味みそ汁」です。
久々に地域交流スペースを開放(松風サロン)チーム守中コラム〜ハナミズキあの、大きく際立つ花びらの様なものは、実は花びらではなく、「総苞」と言われるもの。よく見るととても不思議な花です。守中にはグラウンドに白い花を咲かせる大きな木と、北門付近の薄紅色の花を咲かせる木があります。 花言葉は、「返礼」、「永続性」、「私の愛を受けてください」等があります。「返礼」の由来は、大正時代にアメリカに桜の木を送った際に、お礼として送られてきたのがハナミズキで、そこから「返礼の木」と言われるようになったそうです。 この春の時期、私たちの心を和ませてくださいね、と心で呟いて写真に収めました。 チーム守中コラム〜春、この時期に思うこと
漠然と、「春」という言葉で連想するのは、「新学期」、「桜」、「入学」、「出会い」等を真っ先に思い浮かぶ人が多いのかなぁと思います。人によっては、「強風」、「花粉症」、「寒暖差」等、若干マイナスイメージが広がる人もいるかもしれません。
私が、「春」から連想するものは、「独特の雰囲気」です。新しいものに進もうとしている、何か期待が込められている雰囲気、緊張しながらも、新しい出会いに期待している雰囲気、人を包む温かい雰囲気・・・等を感じます。 「いい春」を皆が迎えることができればいいなぁと願っています。 新年度始業式の朝
始業式の朝、若干寒い朝です。日中に掛けて、南風が強めに吹き、気温も上昇するようです。出会いの朝、スタートの朝にふさわしい青空が広がっています。いい一日になりますように。
チーム守中コラム〜寄り添い
私は映画が好きで、学生時代は映画館でアルバイトをしていたということもあり、一年間でかなりの回数映画館に足を運んでいました。しかしながら、最近は運ぶ足が重くなったのか、年に2、3本しか映画館で観ることがなくなってしまいました。その分、光テレビ等で放映されている昔の映画を録りためて観ています。最近はその回数すら減ってきて、再生することが少なくなってきてしまっています。
先週末、久しぶりに再生ボタンを押して観たのが、「泣き虫しょったんの奇跡」という日本映画です。この作品は、将棋棋士の瀬川晶司さんの自伝が原作となっています。瀬川さんは、新進棋士奨励会という、棋士を目指す人が所属する会を年齢制限で退会し、社会人となった後に、プロ棋士との対戦という形の、特例の編入試験に合格し、プロ棋士となりました。 映画は、彼の小学校時代からプロ棋士に合格するまでを描いたもので、ゆったりとした流れの中に、勝負の厳しさ、人生の中での困難への向き合い、家族や友達とのふれあい等が盛り込まれていて、私の好きな映画リストに入っています。その中で、私の気持ちに刻まれている言葉があります。瀬川少年の小学校時代の新しい担任の先生、鹿島澤洋子さんが、新学期初日にクラスの児童に話した言葉です。 「(私はみんなに)人が悲しいときに寄り添ってあげることも大切だけど、その人が喜んでいる時に、『よかったね』って、一緒に喜んであげられる友達になってほしいなぁ」 この言葉は、人が生きていれば必ず味わう、悲しみにも喜びにも寄り添うことが、その人に本当の意味で寄り添うということであるということを教えてくれるものです。人は感情の動物。その感情に、丁寧に、思いやりの気持ちをもって、寄り添いたいものです。映画を観ていたら、感情が集まる学校は、一人一人の感情を大切にして、温めなくてはいけないなぁと哲学思考に入りました。 ちなみに、この映画で、先生を演じたのが松たか子さん、瀬川少年の成人役を演じたのが松田龍平さんで、お二人は、私の大好きなドラマ、「大豆田とわ子と三人の元夫」で共演しています。何か新しい発見をした時の喜びが胸に広がりました。 4月最初の金曜日
4月7日、金曜日の学校は、強風ですが、部活動に励んでいる生徒の声が飛び交っていて、活気があります。今週の学校は、まだ始業式前なので、職員室はカーテンが閉められています。中はというと、先生が新学期準備に力を注いでいて、やはり活気が満ちあふれています。来週からの学校生活が楽しみです。
チーム守中コラム〜バタフライ効果
令和5年度、今年も不定期で「チーム守中コラム」を掲載したいと思います。お気軽にお読みいただけたら幸いです。
新年度第一回のコラム、何にしようか思案しましたが、やはり、バタフライ効果(バタフライエフェクト)を昨年度同様、書きたいと思います。 バタフライ効果とは、非常に些細で小さなことが様々な要因を引き起こし、だんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉です。 名前の由来については、エドワード・ローレンツという気象学者の講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』から来ているそうです。ほんの些細な事が、徐々にとんでもない大きな現象の引き金に繋がるかという考え。少し神秘的な考えに聞こえるかもしれませんが、小さな出来事や物も、いろいろなものと繋がっているということだと思います。ちなみにバタフライ効果の例えは幾つかあって、百田 尚樹さんの著書『フォルトゥナの瞳』には、「北京で一匹の蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」と書かれています。 私はこの言葉を、プラスの言葉として心に留めています。ニュアンスは、「人間万事塞翁が馬」のようで、そこにポジティブペッパーを振りかけた感じです。些細なことが、些細な作用をもち、それがつながって何かが好転する、あるいは、些細なこともおろそかにせず、丁寧に対応していれば、きっと未来にはいいことが待っている、、、と言った感じでしょうか。 「何事にも丁寧に」、をいつも思っている私は、大雑把で几帳面でない自分のことをよく知っています。私にとって、戒めの言葉なんだなぁと哲学してしまいます。 令和5年度スタート
本日は令和5年4月1日、令和5年度のスタートです。温かくて輝かしい年になるよう、チーム守中は一丸となって邁進していく所存です。チーム守中の皆さん、心を一つにして頑張りましょう。
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