チーム守中コラム〜共生社会

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 来年2024年は、パリオリンピック・パラリンピック開催の年。東京オリンピック・パラリンピックから3年という期間だからなのか、あっという間の気がします。東京大会のテーマの一つが「多様性と調和」。そして、大会のレガシー(遺産)としてパリ大会に引き継がれることが期待されているのは、障がいの有無にかかわらず、誰もが尊重し合い、それぞれの可能性を信じ発揮できる「共生社会」の実現だそうです。果たしてこのレガシーが、どのような形で受け継がれているのかという視点も、大会を楽しむ一つの視点ではないかと思います。

 私は、東京大会ですべての競技を観戦することはできませんでしたが、時間の許す限り競技者を応援すべく、観戦しました。それぞれの競技で頑張っている選手を見て、感動し、称賛の気持ちで一杯になりました。

 人はそれぞれ個性をもって生きています。「あれ?自分と違う」という、それぞれの個性を感じる感覚は、時に自己を認識する上である意味大切なのかもしれませんが、その気持ちが差別を起こしたり、多様性を認めることへの妨げになってはいけないと思います。個人的に、これからも共生社会実現への学びを深めていきたいと思っています。

 私は、『「共生社会」の実現』という文言を見て、「ああ、そうか〜、まだまだ実現していないんだ」と感じました。人を人として尊重し、互いに助け合い、心を寄せ合い、思いやりの心をもって生きていくためには、まだまだこの現代社会には、あらゆるところで「見えない段差」があり、残念に思っています。

 守谷市小中学校で、毎年児童生徒が話合いをするフォーラム、「きらめきフォーラム」。設立当初は、「守谷いじめ防止フォーラム」でした。いじめをなくそう、いじめゼロを目指そうという、当初の目標・願いは今も根底にしっかりと根付いていますが、いじめ防止以外の、あらゆる問題に対して児童生徒がしっかりと向き合い、真剣に話合いができるようにと、名称を「きらめきフォーラム」と変えました。

 昨年度までは、コロナ禍でフォーラムが開催できない状態でしたが、私は将来的に「心のバリアフリー」=「見えない段差」をなくす社会、というテーマで、児童生徒が熱く語る機会になればと願っています。「人は皆平等」という、言葉だけではなく、心底相手を尊敬し、思いやる気持ちを社会全体が共有できれば、笑顔がさらに溢れ、人に優しい社会になるはずです。

1週間のスタート

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月曜日の朝、1週間のスタートです。梅雨空で少しじめじめしていますが、雲の切れ間から見える青空がきれいです。
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