チーム守中コラム〜寄り添い

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 私は映画が好きで、学生時代は映画館でアルバイトをしていたということもあり、一年間でかなりの回数映画館に足を運んでいました。しかしながら、最近は運ぶ足が重くなったのか、年に2、3本しか映画館で観ることがなくなってしまいました。その分、光テレビ等で放映されている昔の映画を録りためて観ています。最近はその回数すら減ってきて、再生することが少なくなってきてしまっています。

 先週末、久しぶりに再生ボタンを押して観たのが、「泣き虫しょったんの奇跡」という日本映画です。この作品は、将棋棋士の瀬川晶司さんの自伝が原作となっています。瀬川さんは、新進棋士奨励会という、棋士を目指す人が所属する会を年齢制限で退会し、社会人となった後に、プロ棋士との対戦という形の、特例の編入試験に合格し、プロ棋士となりました。

 映画は、彼の小学校時代からプロ棋士に合格するまでを描いたもので、ゆったりとした流れの中に、勝負の厳しさ、人生の中での困難への向き合い、家族や友達とのふれあい等が盛り込まれていて、私の好きな映画リストに入っています。その中で、私の気持ちに刻まれている言葉があります。瀬川少年の小学校時代の新しい担任の先生、鹿島澤洋子さんが、新学期初日にクラスの児童に話した言葉です。

 「(私はみんなに)人が悲しいときに寄り添ってあげることも大切だけど、その人が喜んでいる時に、『よかったね』って、一緒に喜んであげられる友達になってほしいなぁ」

 この言葉は、人が生きていれば必ず味わう、悲しみにも喜びにも寄り添うことが、その人に本当の意味で寄り添うということであるということを教えてくれるものです。人は感情の動物。その感情に、丁寧に、思いやりの気持ちをもって、寄り添いたいものです。映画を観ていたら、感情が集まる学校は、一人一人の感情を大切にして、温めなくてはいけないなぁと哲学思考に入りました。

 ちなみに、この映画で、先生を演じたのが松たか子さん、瀬川少年の成人役を演じたのが松田龍平さんで、お二人は、私の大好きなドラマ、「大豆田とわ子と三人の元夫」で共演しています。何か新しい発見をした時の喜びが胸に広がりました。

4月最初の金曜日

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4月7日、金曜日の学校は、強風ですが、部活動に励んでいる生徒の声が飛び交っていて、活気があります。今週の学校は、まだ始業式前なので、職員室はカーテンが閉められています。中はというと、先生が新学期準備に力を注いでいて、やはり活気が満ちあふれています。来週からの学校生活が楽しみです。

チーム守中コラム〜バタフライ効果

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 令和5年度、今年も不定期で「チーム守中コラム」を掲載したいと思います。お気軽にお読みいただけたら幸いです。

  新年度第一回のコラム、何にしようか思案しましたが、やはり、バタフライ効果(バタフライエフェクト)を昨年度同様、書きたいと思います。

 バタフライ効果とは、非常に些細で小さなことが様々な要因を引き起こし、だんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉です。
 名前の由来については、エドワード・ローレンツという気象学者の講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』から来ているそうです。ほんの些細な事が、徐々にとんでもない大きな現象の引き金に繋がるかという考え。少し神秘的な考えに聞こえるかもしれませんが、小さな出来事や物も、いろいろなものと繋がっているということだと思います。ちなみにバタフライ効果の例えは幾つかあって、百田 尚樹さんの著書『フォルトゥナの瞳』には、「北京で一匹の蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」と書かれています。

 私はこの言葉を、プラスの言葉として心に留めています。ニュアンスは、「人間万事塞翁が馬」のようで、そこにポジティブペッパーを振りかけた感じです。些細なことが、些細な作用をもち、それがつながって何かが好転する、あるいは、些細なこともおろそかにせず、丁寧に対応していれば、きっと未来にはいいことが待っている、、、と言った感じでしょうか。

 「何事にも丁寧に」、をいつも思っている私は、大雑把で几帳面でない自分のことをよく知っています。私にとって、戒めの言葉なんだなぁと哲学してしまいます。

令和5年度スタート

本日は令和5年4月1日、令和5年度のスタートです。温かくて輝かしい年になるよう、チーム守中は一丸となって邁進していく所存です。チーム守中の皆さん、心を一つにして頑張りましょう。
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