チーム守中コラム〜支持的風土

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 学校教育の中では、「支持的風土」という言葉がよく使われます。この支持的風土とは、さまざまな意見交換がなされる中でも、それぞれの意見、立場、人権等が尊重される、言わば思いやりの溢れる場ということになります。互いに認め合い、支え合う風土になり、それが個人・集団における自主的・実践的な態度を育成することに繋がります。伸び伸びと自分の意見を述べることができるには、この雰囲気がとても大切です。違う意見の人がいても、「そうか、そんな考えもある。」と周りが認めてくれれば、発表者はますます発言におけるハードルが下がり、盛んな意見交換が可能となります。

 一方、支持的風土の逆、防衛的風土とは、いわゆる揚げ足取りや批判ばかり受けてしまう雰囲気で、強い批判が飛び交い、仲間の間に恐れや不信といった雰囲気ができてしまい、攻撃的でとげとげした感じの風土のことです。攻撃されたくないので、皆が疑心暗鬼で防衛に回ってしまうのです。

 何気ないコミュニケーション、「真実の瞬間」を大切にし、人に優しい「支持的風土」溢れる守谷中であって欲しいと願っています。

金曜日の朝

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金曜日の朝、令和4年最後の授業日です。いいお天気ですが、寒気の影響で、厳寒になるとか。晴れていてこれだけ気温が上がらないのは珍しいとのことです。寒さに負けず、頑張りたいものです。

チーム守中コラム〜冬の七草

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 冬至からのカボチャを想像していたら、もうすぐ新年だなぁと思い、そこから春の七草を連想しました。そして、「まさか冬の七草なんてないよなぁ」と調べていたら、なんとありました。

冬の七草とは、なんきん→カボチャ、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん→うどん だそうです。すべて、「ん」が2つある食べ物なので運をたくさん摂るという「運盛りの野菜」と言われているそうです。

 ダジャレみたいな感じですが、何に付け、おいしく物を食べると言うことは、健康につながり、運も増すと思います。多くの人との会食ができない今、各家庭等で温かい食事を摂り、心も温かくしたいものです。


チーム守中コラム〜信じる

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 女優の芦田愛菜さん、昨夜のテレビCMでめっきり大人となった姿を見て、あの子役の頃とは違う、大人の雰囲気を醸し出しているなぁと感心してしまいました。彼女は、上手な演技もさることながら、頭脳明晰で熱心な読書家としても知られています。そんなことを頭の中で考えていると、ふっと昔の記憶が蘇ってきました。

 2年ほど前の映画の試写会か舞台あいさつかは忘れてしまいましたが、そこでの芦田愛菜さんのお話の内容が頭によぎりました。その映画は、『星の子』という映画で、原作は、先日北守谷公民館で開催された「中学生ビブリオバトル」において、けやき台中学校の生徒がお薦めの本として紹介した本です。

 芦田愛菜の話した内容は、「信じること」。この映画のテーマでもあるとのことでした。彼女は、人を信じるということについて、「人を信じるということは、その人自身を信じているのではなく、自分が理想とするその人の人物像に期待してしまっていることなのではないかと思います。だからこそ人は、裏切られてしまったとか言うけれど、それはその人の見えなかった部分が見えただけであって、その際に、「それもその人なんだ」って受け止めることのできる、揺るがない自分でいることが信じられることなのかなあと思います。でも揺るがない自分の軸をもつことはすごく難しい。だからこそ人は信じるって口に出して言って、不安な自分がいるからこそ、成功した自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかなって思いました。」と話したとのこと。

 私は、この話を聞いて、とても驚き、哲学的思考に入りました。高校生の彼女は発した話。私が高校生の時、こんな深い考えをもっていたかなあと、感心しました。私は大人になってからやっと、「信じる」ということについて、おぼろげながら考えを深めることができました。その考えは、方向としては芦田愛菜さんと遠からずというところでしょうか。

 「信じる」ということは、その人、ものに対しての信頼に加え、自分の願い・望みを加えたものだと思います。昔、「2人の間の人間関係」というものは、片方だけがいい、悪いというものではなく、お互い様である、と聞いたことがあります。まさに「信じる」ということもそうなんだろうと思います。そして、彼女が語った自己の内面。「揺るがない自分の軸をもつ」という言葉、まさに日々心に留めておきたい言葉だと思います。私は、ブレブレの軸の振動を止めようと握りしめ、その振動でブルブル震えてしまうこともあります。

 「信じる」とは、人それぞれにさまざまな場面で対峙する自己の感情。この複雑な社会の中において、何事も信じながらゆったりとした生活をしたいものです。そのためにも、皆が、自分と周りの人に優しくなれることが大切だと思います。

 余談ですが、今年夏前に芦田愛菜さんは、名優の宮本信子さんと11年ぶりの共演を果たしました。共演した映画『メタモルフォーゼの縁側』はとても評判のいい映画ですが、残念ながらまだ観ていません。しかしながら、11年前の共演映画『阪急電車〜片道15分の奇跡〜』は私のお気に入りの映画です。誇張ではありませんが、50回以上は録画したものを観ています。原作は有川浩(現在は有川ひろ)さんで、人間模様をテーマにした奥深い物語です。原作も、映画もお薦めです。

チーム守中コラム〜冬至

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 今日は冬至です。冬至とは、二十四節気の一つで1年の中で一番昼間が短く夜が長い日です。この昼夜の時間の長さが変わるのは、地軸が公転面に立てた垂線に対して23.4度傾いているため。ちょうど3年生が、先日理科で学びました。

 冬至は「一陽来復(いちようらいふく)の日」とも言われています。太陽の光を受けるのが一番少ない日で、この日を境に太陽の光をたくさん浴びることができる、運が上昇するというポジティブな意味が含まれています。

冬至と言えば、カボチャを食べてゆず湯に入るといいと言われています。私もスーパーの惣菜でカボチャを食べ、ゆずを湯船に浮かべたいなぁと思います。ゆず湯には、身体を温める効果があり、カボチャは元来南米原産で夏野菜ですが、保存性がいいので栄養を摂るために冬至に食べるそうです。

 今年は秋が短く、冬将軍があっという間に身近に来たという感じがします。寒さに負けず、そして季節を感じながら年越ししたいものです。

木曜日の朝

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木曜日の朝、冷たい雨の朝です。午後には雨も止み、気温が上昇するとか。新型コロナ陽性者の数は、全国的に上昇しています。本校でも、学級閉鎖になる心配があるクラスが幾つかあります。今年の授業日も明日で終わり。頑張ってほしいと思います。

今日の給食

12月21日の給食は「コッペパン、牛乳、鶏肉のマスタードソース焼き、星のチーズサラダ、豆乳のチャウダー、クリスマスチョコケーキ」です。
一足早いクリスマス献立は喜んでもらえたようです。
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水曜日の朝

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水曜日の朝です。お天気は下り坂ですが、雨は降ってはいません。日本海側の大雪が心配なところです。関東も、今後路面凍結等、十分注意したいものです。

チーム守中コラム〜家守詩【今の季節編〜昔の作品から】

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 今のこの冬の時期ならではの昔の作品をチョイスして載せます。

一年 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [笑ってる][夜の時間は][楽しいな]
下の句【親・家族の作品】   〔コタツ囲んで][みかんを食べる]

一年 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】  [楽しんだ][おばあちゃん家で][お正月]
下の句【親・家族の作品】   [みんなでおせち][みんなが笑顔]

二年 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】   [休日に][一緒に観よう][あの映画]
下の句【親・家族の作品】   [家族で過ごす][貴重な時間]

三年 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】    [私の家][こたつがないよ][なぜだろう]
下の句【親・家族の作品】     [家も心も] [温かいから]

三年 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】    [寒い朝][心にしみる][母の味]
下の句【親・家族の作品】    [空っぽの皿] [眺めて嬉しい]

三年 〔生徒→祖父〕
上の句【子の作品】    [祖父の打つ][おそばで今年も][しめくくる]
下の句【親・家族の作品】    [おいしく食べて] [笑顔いっぱい]

三年 〔生徒→祖母〕
上の句【子の作品】    [おもちつき][祖母との思い出][ふくらんだ]
下の句【親・家族の作品】    〔初めてづくし][可愛い笑顔]

三年 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】    [夜ご飯][家族で過ごす][至福の時]
下の句【親・家族の作品】    〔大事にしよう] [家族の時間]

チーム守中コラム〜見てくれていた

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 このコラムの時折登場する私の祖母。ばあちゃんのことを大好きな私は、幼き頃、「ばあちゃん子」という言葉を知ってから、「自分は最強のばあちゃん子だ!」と、よく周りの人に話していました。ばあちゃんは、私が大学生の時に他界しましたが、それからは、守護霊になって私を守ってくれていると、聞く人によっては少々引いてしまうようなことを言っていました。

 そんなばあちゃんを思い出してみると、とても優しく、孫の私たちをよく見ていてくれました。おちょこちょいでルーズな私は、家の中で物を無くしてしまったり、しまい込んでしまったりすることがしょっちゅうでした。そんな時にばあちゃんに、「○○が無くなって困っているんだ。」と相談すると、ばあちゃんは、「□□を探してごらん。」と優しく私に言いました。そして言われた場所を探してみると、探していた物が見付かりました。こんなことがたくさんあり、小さい頃の私は、いつしか、「ばあちゃんは魔法使いだ!」と言うようになりました。ばあちゃんは、それを笑顔で聞いていました。

 無論、ばあちゃんは魔法使いではなく、普通の老女。ただ、ばあちゃんは、私たち孫を常に見ていて、いろんな事に気付いて心に留めていてくれたんだと思います。そんなばあちゃんみたいな人に、私もなりたいと思いながら今に至っています。

火曜日の朝

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火曜日の朝、冷え込み厳しい晴天の朝です。明日からお天気が崩れ、雨となり南風が入って気温が上がるそうですが、その後は厳しい寒さが戻るとか。年末のこの時期、体調管理には十分留意したいものです。

チーム守中コラム〜歌

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 毎日の通勤での車中。私はニュースを聞いているか、好きな歌を聴いています。聴いているというよりは、歌っていると言った方が正確なのかも知れません。自分が好きな、昭和音楽だったり、菅田将暉さんをはじめとする、最近流行った曲だったりします。

 私は、小さい頃から歌が大好きで、通学中も常に歌っていました。今のように、携帯電話もなく、ウオークマンも持っていなかったので、ひたすら歌謡曲を覚え、熱唱していました。高校生時代、部活が終わり、クタクタで駅から自転車で帰っている際に、松崎しげるの「愛のメモリー」を熱唱しているときに、真後ろに知らないおじさんが自転車に乗っていて、笑いながら私を抜いていったという、恥ずかしい思い出もあります。

 このコロナ禍の中、大人数でのカラオケで歌う機会を奪われ、悲しい思いをしている人も多いと思います。「歌を歌う」という行為は、心拍数を上げ、カロリーを消費させたり、発汗作用があったりという肉体的な効果と、と副交感神経が優位になったり、セロトニンやドーパミン、エンドルフィン等の、いわゆる「幸せホルモン」の分泌が盛んになり、精神安定に繋がったりするという精神的な効果があるといわれています。特にご高齢の方は、もちろん血圧上昇には要注意ですが、とても健康にはいいものなのです。

 早くコロナ禍が去り、大人数でカラオケをして健康増進を図られる方が笑顔になればいいなぁと祈っています。

チーム守中コラム〜冬の家守詩の取組に御協力ください

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 この春に、「もりや心の教育ハートウオーミングプラン2」事業として募集した家守詩。素晴らしい作品が集まりました。誠にありがとうございました。

 子守歌は、親や家族が子を育てるときに、その思いを込めて歌う歌。親守詩(おやもりうた)は、子から親への感謝の気持ちを込める詩。家守詩(やもりうた)は、守谷市のキャラクター「モリヤモリ」をもじったもので、子から親や家族(家庭・家)へ感謝の気持ちや思っていることを込める詩です。春の作品は、父、母はもちろん、きょうだいや祖父母と一緒に詠んだ作品もありました。基本的には自由形式の詩です。集まった全ての作品を紹介したいので、名前は伏せて掲示することにしました。コミュニティーホールに掲示しています。
 冬の家守詩。時期的に、いろいろな家族との交流があると思います。生徒が用紙を持ち帰りますので、是非御協力をお願いいたします。以下に春の作品を幾つか紹介します。

1年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】     [頑張れと][そっと聞こえる][母の声]
 下の句【親・家族の作品】 [いつも頑張る] [あなたの味方]

1年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】     [なぜだろう][とても落ち着く][私の家]
下の句【親・家族の作品】 [十二年の] [歴史ありけり]

2年男子 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】     [末永く][築いていこう][良い家庭]
 下の句【親・家族の作品】 [守谷で一緒に] [築いていこう!]

2年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [冬の夜][こたつに入り][ぬくぬくと]
 下の句【親・家族の作品】 [みんなで囲む] [特製お鍋]

3年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [いろいろと][応援いつも][ありがとう]
 下の句【親・家族の作品】 [頑張る姿][見るとうれしい]

3年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [塾帰り][母と一緒に][歩く夜道]
 下の句【親・家族の作品】 [道は暗いが][明るい会話]

月曜日の朝

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週明け月曜日の朝です。寒気の影響で、真冬の寒さ。学校の臨時駐車場の門扉も凍結してなかなか開きませんでした。寒さ対策、乾燥対策が必要です。

今日の給食

12月16日の給食は「ソフト麺、牛乳、かぼちゃのほうとう汁、さつまいもの天ぷら、もやしとツナのサラダ」です。ほうとうは山梨県の郷土料理です。今回は冬至のかぼちゃとあわせた行事食にしました。
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チーム守中コラム〜気付き

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 先日、3年生の面接練習の面接官を行いました。生徒は緊張しながらも、一生懸命質問に答えていて、とても頼もしく、同時に彼らの強い信念を感じることができました。私は、中学生にする質問としては、少し難しい質問をしてみました。「あなたは、立派な大人とは、どんな大人だと思いますか。」という質問。我々大人でも、一瞬たじろいでしまうかもしれないこの質問に対し、質問した生徒は、「周りのいろいろなことに気付き、あいさつがきちんとできて、当たり前のことを当たり前にできる人が立派な大人だと思います。」と答えました。素晴らしい答えです。さすが3年生、チーム守中の鑑です。あまりに素晴らしい答えに、鳥肌が立ってしまい、同時に深い哲学思考に入りました。

 「気付き」とは、調べてみると、「それまで見落としていたことや問題点に気付くこと。」、「誰かから教えられたり、指示されたりすることなしに、自分の内面から生じる感覚的な発見やひらめき、解釈や理解の変化のこと。」となっています。自分の内面深くから、感じたものに発見や解釈・理解が生まれる・・・この「気付き」に関しては.文科省の新学習指導要領の小学校生活科においても重要視されています。

 「気付きは対象に対する一人一人の認識のことですが、活動を繰り返したり対象とのかかわりを深めたりすることに伴い、一つ一つの気付きが関連付けられた気付きとなったり、対象への気付きが自分自身への気付きとなったりすることが考えられます。」と示されています。「気付き」の関連付けや内面への方向といった、深い感性、思考が気付きによって生まれるのだと思います。

 私の哲学思考は、昨年観たドラマに繋がりました。大ファンの菅田将暉さんが主演しているドラマ、「ミステリと言う勿れ」。菅田さん演じる久能整という青年が、子供の頃の先生の嫌な思い出を語る人に対して淡々と語るシーン。久能整は、「その先生、おかしい!」という、観ていた私の違和感を的確に指摘しました。さらに、教師を目指している久能整はこう言います。「僕は、いつもいろんなことに気付きたいと思っています。」と。

 「気付き」。・・・思いやり、対応、支援、励まし、相談、連携、声掛け、助け、協力、称賛、共感・・・気付きという言葉から、たくさんの言葉が繋がって出てきます。普段から、気付きを大切にできる学校、そんな学校でありたいと常々思っています。

チーム守中コラム〜コロナ禍で思うこと

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 数年来続いているコロナ禍。大人である我々も経験したことのない生活になっています。そんな中で、人は感情を揺らし、時として他の人に牙をむいてしまうことも少なくないご時世です。そんな中で、私は人に温かい言葉を掛けることができる人間になりたいと常々思っています。

 そんな思考をしていて、ふと頭によぎる言葉があります。「結果論」という言葉です。私は、最近、結果論と聞くと「極論」と聞こえてしまうほど、結果論に関しては否定的になってしまうことがあります。しかしながら、最終的に成果を残さなければならないものに関しては、やはり結果論的思考は大切になってきます。

 「いい」、「悪い」と二者択一の思考は、人間関係ではさまざまな障害となってしまいます。「結果的によかった」と安堵することもありますが、「結果がダメならすべてダメ」という考えには、少し甘くて柔らかいクリームを塗ってしまいたくなります。

 要は、人や事象に対して、いかに寛容に、多面的に受け止めることができるかなのではないのかなぁと、思考しました。結果だけではなく、過程である人の思い・努力・変遷等を捉え、柔らかく、しなやかに振る舞えることが大切なのかなあと思います。

 人は、今回のコロナ禍での、「ウイルスとの戦い」を終えた時に、必ずや、一回り、いや何回りも大きくなっていると思います。辛くて窮屈、不安な戦いですが、皆が手を繋いで乗り越えていきたいものです。

生徒理解に関する研修

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火曜日の放課後に、スクールカウンセラーの落合先生を講師として、生徒理解に関する校内研修を実施しました。連想ゲームを行い、その結果を互いに褒め合うといった活動。先生たちが生徒役になって行い、褒めることの大切さを実感しました。

チーム守中コラム〜自転車

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 中学生にとって、自転車は、とても便利な移動手段であり、登校手段に使う大切なものです。同時に、自らが練習して獲得した運転技術に対して自信をもっている道具でもあります。

 とはいえ、急いでいるからと、スピードを出したり、技術を過信して危険な運転をすることは許されたものではありません。自転車は、道路交通法では軽車両に位置付けられており、車の一種なのです。今朝のニュースで、青信号の横断歩道を渡ろうとしたご婦人に、信号無視をした自転車が突っ込み、ご婦人を転倒させた後に逃げてしまうという、「ひき逃げ事件」が報道されていました。自転車事故は本当に怖いのです。

 私もたくさんの自転車事故に遭いましたが、実際は、慎重に運転していれば回避できたものばかり。今思うと、要は危機意識が低く、運転技術の過信が高かった罰だと感じています。人を巻き込まず、自分だけが痛い目に遭ったのは、幸いなこととも言えます。

 自転車の事故は、加害者にも被害者にもなり得る危険な事故で、死亡事故も多く報告されています。加害者になったケースでは、危険な運転をして歩行者とぶつかり、相手を死亡させてしまい、数千万円の賠償金を払うといったケースもあります。相手の方の人生を奪うという恐ろしいことだけではなく、想像もつかない代償を払うことにもなります。

 時折、中学生の自転車の乗り方が悪いと、地域の方からお話を受けることがあります。私は、このお話は、「お叱り」と同時に、「御心配」であると痛烈に感じています。守谷中学校は、今後も、全員が自転車のマナーを守り、自転車事故の怖さを感じながら運転できるよう、継続的な指導をしていきます。「自転車事故ゼロ」を必ず達成できるチームでありたいと思います。チーム守中の皆さん、安全運転を、心からお願いします。安全運転に心掛け、自分たちの、そして地域の皆様の安心・安全に繋げましょう!

チーム守中コラム〜石

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 今朝、学校の臨時駐車場で、地面の砂利に目が行き、思わず綺麗な石はないかなぁと探している自分に笑ってしまいました。

「石」は、私にとって、子どもの頃の貴重な遊び道具でした。綺麗な形や色をした石や、鉱物がむき出しになって光っている石は、宝物のように扱い、家に持って帰りお菓子箱にしまっていました。また、近所のお庭にある大きな石や、道路の端に間隔を開けて埋められた石は、友達との絶好の遊び場でした。石と小学校の頃の楽しい思い出が、脳裏でしっかりと結び付いています。

 そんな、幼い頃の淡い思い出が、時折蘇り、私に語りかけてくれます。自分の思い出で、ほっこりできるのは、幸せなことだなぁと哲学にふけったりします。今ではめっきり見かけなくなった石。河原などを散策し、ぼーっと石を眺めるのもいいなぁと思いました。
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