チーム守中コラム〜道徳・・・自分![]() キーワードは、「自己の生き方」、「主体的な判断」、「自立した一人の人間として他者と共によりよく生きる」の三つです。そして、この三つのキーワードに共通したものが、「自分」です。そして、学校には、さまざまな「自分」をもった人たちが集まります。そこで、多様な他者の「自分の考え」に触れ、それを「自分」に戻した時、いかに自分が「響き、揺さぶられ、考える」かで、それ以降の自分の成長が決まります。 前に、自己肯定感ということについて幾つか話しましたが、他者と共によりよく生きるためには、自分を見詰め、自分を理解し、自分を認め敬って生きていくことが大切です。「自分にはいいところがある」、「自分は頑張っている」、「自分を大切にしよう」という気持ちが、自分を高め、高まった自分が他者に対して優しくなれるのだと思います。チーム守中の生徒の皆さんには、「自分」のことをよ〜く見詰め、自己肯定感を高めてほしいと思います。 チーム守中コラム〜嬉しい![]() 当時、何気なく、「笑いたいなぁ〜」と思って観ていたら、錦鯉さんの漫才に釘付けになり、まるで芸術を観ているような感動が沸き起こりました。「この人たちは、こんな凄い舞台でこんな質の高いパフォーマンスができるなんて、凄い精神力だ! この笑いの質を保つために、どれだけ稽古を重ねたんだろう〜」と、哲学思考が深まりながらも、大笑いして腹を抱えていました。 しかし、番組が終了したとき、私は大泣きしていました。優勝者のこれまでの苦労、優勝した喜びが、画面を通して私に伝わりました。 番組を観終えた時、いい時間を過ごすことができたと、番組自体に感謝しました。翌日、スマホでニュースコメントを読んで、再び泣いてしまったのを思い出しました。 最近の、ニュースコメント欄に書かれている数々の誹謗中傷。それを読み、なんとかこの社会が人を大切にして、誹謗中傷など無いものにならないかと愁いていました。そんな私の目に飛び込んできた、錦鯉さんを讃え、優勝を喜ぶ数々のコメント。そして、「元気をありがとう!明日からの仕事、頑張れます!」という、励みになったというコメントを読んだ時、感動の涙と、今後の活力をもらうことができたのでした。 素直に「嬉しい」と感じた出来事でした。 木曜日の朝![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜光![]() 五感のうち、視覚からの情報は全情報の8割以上と言われ、同時に五感の中で最もストレスを感じやすいとも言われます。明るければいいとは限りません。思い起こすと、25年程前、有名アニメをテレビで観ていた多くの子供が、光過敏性てんかんという症状で、病院に搬送されました。その時は、青と赤の点滅が1秒間に12回という早さであったために起きたと言われています。「明るい、きらびやか」な光も、時として人の害になるということです。適切な明るさが、人には必要であるということです。 最近、テレビでは、「部屋を明るくして離れて観てください。」とテロップが出るようになりました。光に限らず、環境の整備は人に優しいものでなくてはなりません。 チーム守中コラム〜歌![]() 「男の意地を 見せるでやんす カラスが鳴いて 夕焼け小焼け 男の意地はど根性でやんす 厳しいでやんす ざまあかんかんかっぱのへ〜」という歌、少年当時、意気地無しの私は、自分を強くしたいと思い日々歌っていたのかも知れません。そんな勢いで、自分を強くしたいと、高校生の時に柔道部に入ってしまいました。 後は、ルパン三世のエンディングの歌、侍ジャイアンツの主人公がバッターボックスに入るときに口ずさむ昔の歌の替え歌。・・・その他、たくさんの歌が心に刻まれていて、私は歌に励まされながら大人になった気がします。やっぱり歌っていいなぁ〜としみじみ思います。 水曜日の朝![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜捨て目![]() この、「捨て目が利く」人は誰だろう?と考えてみると、すぐに一人の人が頭に浮かびました。その人は、故田村正和さんが演じていた、「古畑任三郎」です。あの独特の話し方で、犯人を追い詰め、犯人の素振りや発言、状況の違和感を見逃さず、事件を解決する手法は、まさに、「捨て目が利く」人物だと思います。この古畑任三郎は、三谷幸喜さんの脚本。彼の脚本は、笑いあり、捨て目を利かせることありと、緻密に構成されています。ということは、三谷さんこそが、捨て目が利き、笑いのツボを心得ているということです。 興味深いドラマがある時は、早く観たくて放映日を心待ちにしますが、ワクワクするドラマの裏では、多くの脚本家や製作スタッフが、絞り出すようにしてストーリー、映像を創っているのだなぁと、ひとしきり感心してしまいました。 チーム守中コラム〜学習のタイプ![]() 人それぞれ、自分にとって効果的な学習のタイプを認識することができれば、確実に学習効果は上がるのかなぁと思います。学習のタイプというと、1.ながら学習タイプ、2.短期集中タイプ、3.まとめ学習タイプ、4.直前集中タイプ(一夜漬け)、5.こつこつ積み上げタイプ・・・とたくさんありますが、私がしていた学数方法は、自分は1のながらタイプに4が混じったタイプだと思います。 ながら、というと、学生時代の私は、ラジオを聞きながらの学習が定番でした。ただ、そのタイプ自体が自分に合ってたかどうかと聞かれると、未だに正解は分かりません。 どのタイプにおいても、学習の過程において、納得が伴わなければ、定着には結び付かないということだと思います。そして、納得という意識を大切にするためには、自分が受ける印象や具体性というものも大切にしなければなりません。マーカーで色を付けて印象深くしたり、語呂合わせで覚えたり・・・今更ながら、学習というものは、一筋縄ではいかないものだなぁと感じてしまいます。 生徒の皆さんにも、自分の学習タイプを探しながら、学習に対する思いや感じ方について考えてみてほしいなぁと思います。 チーム守中コラム〜緊張![]() 平成の初め、静岡県にある会社を辞めて、縁があって藤代中学校にお世話になり、非常勤講師として初めて体育館で全校生徒にあいさつをしました。あいさつの直前に、後々お世話になる先輩の先生にこう言われました。「ステージに上がって、全校生徒を前にすると相当緊張するよ。だから、生徒を人とは思わずカボチャだと思って飄々とあいさつしちゃいな!生徒の顔をカボチャだと思って!」。さて、実際にはどうだったかというと、私は壇上でのあいさつの時、全校生徒が注目してる〜と倒れそうになり、目が回って短いあいさつで終わってしまいました。もちろん生徒の顔なんかカボチャになんか見えるわけもなく、あ〜やっぱり私はへなちょこだなぁ〜と、自分のあがり症を恨んだものでした。 時は過ぎ去り、今の私はというと、やはり緊張してしまいますが、「緊張」との向かい方が変わりました。緊張しているということは、真剣に向き合っているということ。この緊張をプラスにもっていける、強い精神力をもとう!と考えるようになりました。俗に言う、松岡修造さん的思考、ポジティブ思考です。 今でも、緊張する場面では、「緊張をプラスに、緊張をプラスに」と心の中で呪文を唱えている私は、やはりへなちょこなのかも知れませんが、前向きに考えることができているだけでもいいのかなぁと、自分に甘くなってしまうこともあります。 チーム守中コラム〜虫 その3![]() それは、「昆虫」で触れた、「ハンミョウ」と、「虫」で触れた「タマムシ」です。この二つの昆虫は、日本に現存する甲虫の中でも際立って綺麗な色をしています。特にタマムシ(ヤマトタマムシ)は、全体に緑色系の光沢があり、背中に虹のような縦じまがある、見惚れてしまうほど綺麗な昆虫です。習性的には、とても熱い夏の時期に、地上5〜10mほどのところを飛び回っている昆虫だと記憶しています。なので、生きたタマムシには、この人生の中で数回しかお目に掛かったことはなく、多くは死骸を目にして、綺麗な背中の部分を友達と分け合って宝物にしたりしました。 季節が巡り、この寒い冬が去り、あたたかい春が来て夏になると、これらの七つの昆虫に出会えるなぁ〜と思いを巡らせていたら、大嫌いな蛾(ガ)とナナフシが頭の中を動き回り、身震いしました。 金曜日の朝![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜虫![]() 私が虫と聞いて連想するのは五つです。まずは、少年時代に採りまくった、カブトムシとクワガタムシ。小学校時代の夏は毎年狩人になっていました。そして、少年時代に感動した昆虫、ケラ。「♪ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ 友達なんだ」という「手のひらを太陽に」という歌に登場してきます。ちなみにこの曲の作詞者は、アンパンマンの作者のやなせたかしさん。ケラは、水をはじく体で巧みに水泳をし、モグラのような前足で土中にもぐり、空を飛ぶので、私はスーパーマンと呼んでいました。このケラ、明かりに寄ってくるので、夏の夜半にサービスエリアの光の下によくいます。 後の二つは、嫌いな昆虫、蛾とナナフシです。とにかく嫌いです。もし、この二つの昆虫が道にいたら、私は遠回りしてもいいのでその道は通りません。(笑) 春になって、身近な虫に目を向けると、結構心が和んだりするものです。一生懸命歩いているアリ、畑を飛び交うモンシロチョウ・・・意識して目を向けてみると、素敵な瞬間に遭遇するかも知れません。 チーム守中コラム〜夢![]() 「If you can dream it、 you can do it ! 」 「夢をもてば、それは必ず実現する!」という、小中学生への励ましの言葉だそうです。向井さんは小学生の時に医師になりたいと夢をもち、それを実現しました。さらに宇宙飛行士への夢を32歳でもち、42歳で宇宙に行くことができました。経験からくるこの言葉、とても重く、力強いメッセージだと思います。 木曜日の朝![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜備忘録から![]() 人に優しくすること、言葉では容易いですがなかなかできるものではありません。特に価値観や思いが異なる人に対しては、「違う!」と強い口調で正したくなったり、「何やってんだ!」といらつくこともあるかもしれません。そんな時は、一度自分の思いを飲み込んで、相手の立場に立って考えることが大切です。相手に失礼かもしれませんが、相手が弱い存在であり、丁寧に対応しなければいけない、という感覚で事に当たることが必要です。 自分に厳しくすることは、人に優しくすることよりも難しいことです。「自分」という一人称では、ついつい甘い判断をしがちです。自分を客観的に見て、自分を律するということは、人生での永遠のテーマなのかもしれません。 冷静に熱くなれるかと自問自答してみると、私は熱くなったときは感情が高まり、冷静ではいられなくなってしまうことが多いのかなぁと思います。判断を適切に下すという点では、常に冷静でいられることが重要なのだと分かってはいますが、なかなか実行が伴いません。これも人生における永遠のテーマかもしれません。 チーム守中コラム〜音楽、歌![]() 一方、ストレス発散やリフレッシュのために音楽を聴くときもあると思います。何かに失敗して落ち込んだ時に、自分を元気付けようと明るい歌を聴くなんてことがあると思いますが、実は、メンタル的には落ち込んだりモチベーションが下がっているときは、元気な歌よりは、静かでゆったりした音楽の方が、メンタルケア効果が高いという話を聞いたことがあります。とても意外な感じがします。自分に合った音楽、好きな歌に出会えるというのは、人生にとって大切なことなのかも知れません。 最近、昭和の歌謡曲が若い人の中で流行っているとか。意外ですが、歌詞の内容やメロディの美しさを考えると、納得してしまいます。 チーム守中コラム〜色![]() ![]() 「色」は見た人の心を和ませたり、時には心動かしたりするほどのインパクトのあるものです。しかしながら、人は先行体験の差によって、色に対するイメージが異なります。例えば、赤い色を見て、エネルギッシュに感じる人もいれば、血の色を連想し、恐怖に感じてしまう人もいます。 「色」は、場合によってはシンボルとして扱われることもあります。守谷市内の4中学校には、それぞれシンボルカラーがあり、様々なところで使われています。守谷中のブルー、愛宕中のレッド、御所ケ丘中のバイオレット、そしてけやき台中のグリーン。各色は、学校色としてそれぞれの学校に根付いています。 時間にゆとりの有る時に、「色を楽しむ」ということをしてリラックスするのもいいと思います。美術館に行って心安まるのも、色の効果があるのだと思います。私は、人工的な色よりも、自然の色に美しさを感じます。春に近付いていくこの時期に、春を探しに散歩するのもいいかなあと思っています。 水曜日の朝![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜スキー![]() 引率の先生から、ライトに照らされたゲレンデでナイターを楽しむ生徒の写真が送られてきて、「魅惑の」という言葉が頭をよぎったのと同時に、昔の映画、「私をスキーに連れてって」を連想しました。この映画、会社員同士の甘酸っぱい恋愛を描いたものですが、当時の時代背景も垣間見られる映画で、今でもよく観ています。 バブルの時代のこの映画、主人公の三上博史さん演じる矢野文男と、原田知世さん演じる池上優の生真面目なところと、彼等を取り巻く人々の軽さやコミカルさがコントラストとなり、さらに松任谷由実さんの楽曲が花を添える素敵な映画です。原田知世さんはこの映画で、実姉の貴和子さんと共演を果たしています。原田知世さんが劇中で「バーン」とやる「指鉄砲」は、当時真似をする人が結構いました。 そんな昔の映画などを連想していたりしましたが、ふっと我に返り、今、行っている2年生、これから行く1年生にとって、スキーが楽しい思い出となればと、願いました。 火曜日の朝![]() ![]() ![]() |
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