チーム守中コラム〜身近なカタカナ

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現代は,身近な言葉にカタカナで表している言葉が非常に多いなぁと思います。新型コロナウイルスに関する報道でも,クラスター,パンデミック,ロックダウン・・・と,「日本語で言って欲しい!」と思っている人は多いと思います。日本人は外国語を日常的に使うことが多く,和製英語も多いと言われています。昔,プロ野球の夜の試合のことを,「ナイター」と読んでいましたが,これは和製英語。正確には,「ナイトゲーム」なのです。逆に,アメリカなどが,日本語を使うこともあるようです。例えば,野球の試合で言われるサヨナラゲーム。アメリカのメジャーリーグのアナウンサーが,「サヨナラ〜」と叫ぶこともあるそうです。

 身の回りに使われているカタカナは,英語なのかな?本来どんな意味なのかな?と時折調べてみたりしています。幾つか探してみると,○マニュアル→(英語)操作の手順についてまとめたもの。 ○リスク→(英語)危険 ○アセスメント→(英語)評価 ○インフラ→(英語)インフラストラクチャーの略。下部組織。生活の基盤となる,水道,道路,電気など。がありました。
 
 また,SNSでの情報に対して「デマ」という言葉がよく使われることがあります。デマは英語なのでしょうか。調べてみると,デマの語源は英語ではなくて,ドイツ語の「デマゴギー」から来ているそうです。意味は,事実に反する噂。政治的な目的で流す虚偽の情報だそうです。ドイツ語とは驚きました。

チーム守中コラム〜サルスベリ

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 この季節,守谷の街を彩っているサルスベリの木。綺麗な薄紅色の花をはじめ,数色の花が街を華やかにしています。
 このサルスベリ,さすが「百日紅」と書くだけあって,花が長持ちしています。

 花言葉は,「雄弁」,「愛嬌」,「不用意」だそうです。綺麗な花を長く見せてくれるところから,雄弁,愛嬌などの言葉は頷けますが,「不用意」とはちょっと微妙な花言葉ですね。時折,車窓から眺めてほっと一息ついたような気持ちになるのは,愛嬌があるからなのだと思います。

チーム守中コラム〜褒める

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 人は幾つになっても,誰かに褒められると嬉しいものです。昨日の「チーム守中コラム〜知識」にも書きました。私は人に褒められると宙にも浮かぶほど素直に喜びます。この,「褒める」ということは,教育においても大変重要なことです。

 「褒められて伸びるタイプ」などと聞くことがありますが,ほとんどの人は必ず褒めたれると伸びるものです。また,人を褒めるということは,褒める人にとっても情意面でプラスになると聞いたことがあります。褒めるには,その人のいいところをきちんと見ると言うことから始まり,どのような言葉で相手に伝えるかというプラスの思考にも繋がります。「褒める」ということは,いいことばかりなのです。

 ただ,褒められて足下がふらつき,ついつい気が緩んで失敗をしてしまっては元も子もありません。褒められたら,その賛辞を受け,次への力に繋げていくことが大切です。

 最近のニュースでは,何か失敗をした人とか,過ちを犯した人に関するニュースが多く,社会全体が人に厳しく,叩くというイメージばかりが大きくなっているような気がしてなりません。社会全体が,褒め合いながら,ゆったりしっとりと過ごしていきたいものです。

火曜日の朝

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朝日が眩しい朝です。今日も気温が上昇する予報。水分補給、衣服の調節等、注意が必要です。

チーム守中コラム〜春の家守詩 その7

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この春に,「もりや心の教育ハートウオーミングプラン2」事業として募集した家守詩。素晴らしい作品が集まりました。誠にありがとうございました。その7です。読んでいると,心が柔らかくなったように感じます。3年生の作品です。
(名前を伏せても掲示されたくないという申し出が数人あり,その場合掲示していません。)

3年女子 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】   [食事中][食べるの遅い][我と父]
 下の句【親・家族の作品】 [遅いふりして] [娘と会話]

3年女子 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】   [弟の][崩れた顔が][面白い]
 下の句【親・家族の作品】 [みんなが笑う][疲れがとれる]

3年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [いろいろと][応援いつも][ありがとう]
 下の句【親・家族の作品】 [頑張る姿][見るとうれしい]

3年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [塾帰り][母と一緒に][歩く夜道]
 下の句【親・家族の作品】 [道は暗いが][明るい会話]

3年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [大会に][全然来ない][どうしてかな]
 下の句【親・家族の作品】 [明日は行くよ][頑張れ4番]

3年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [部活後の][おいしいご飯][ありがとう]
 下の句【親・家族の作品】 [部活に勉強][ガチ頑張れ]

3年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [姉うざい][どうにかしてよ][お母様]
 下の句【親・家族の作品】 [姉の愛情][分かってあげて❤]

3年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [広い庭][運動できて][楽しいな]
 下の句【親・家族の作品】 [夏には花火と][バーベキュー]

今日の給食

9月5日の給食は「ごはん、牛乳、なすのさっぱり炒め、ブロッコリーのおかかマヨ和え、油揚げともやしのみそ汁」です。炒めものは、暑い日でも食欲がそそるようお酢で味付けしました。
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チーム守中コラム〜知識

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1年生の英語の授業を見ていたら,担当の先生が単語について説明をしていました。これからたくさんの単語を覚えていく1年生,「この単語が入試の時に緊張して思い出せなくて・・・」なんてことが無いことを祈ろう〜と思っていると,自分の中学生の時の思い出が蘇ってきました。

 私は,中一の時に,英語の学習につまずいてしまいました。焦って学習した思い出があり,何とか入試英語をクリアして大学に進学した時は,ホッとしたものでしたが,いざ大学で生物学の研究をしていくと,文献のすべてが英語で書いてあり,あららと力が抜けたことを思い出しました。

 そんな中学生の頃,必死に単語を覚えていると,私の場合,なぜかスペルが長い単語の方が,記憶に刻まれることに気付きました。すくに覚えたのが,beautiful(美しい)という単語。そして,refrigerator(冷蔵庫)。当時,自慢気に親戚が集まった時に連呼し,それを見た親戚の叔父さんたちは,「お前は頭がいい!」と私を褒め称え,私はそれを受けて胸を張って鼻の穴を膨らませていました。

 そんな中学生も,今ではおじさん。いろいろな経験を積み,単語を覚えていることが凄いのではなく,その知識をいかに活用するかが大切なんだ,ということが分かるようになりました。当時の,大人たちを前に鼻の穴を膨らませていた自分を思い出すと,気恥ずかしくて仕方有りませんが,当時,私の周りに褒めてくれる大人の人が多かったからこそ,今の自分があるのかなぁなどと思います。私は褒められると伸びるタイプ,褒められると空をも飛んでしまうタイプだったのだと思います。

 経験を通し,自分にどんな知識を蓄えて,どんな機会でその知識を使うのか,これはおじさんになった今でも大切なことだと,しみじみ哲学にふけってしまいました。

チーム守中コラム〜うどん

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先日,テレビでうどんの特集を観ました。うどんといえば香川県。両親が愛媛県出身で,ばあちゃんが晩年住んでいたのも香川県高松市。そんな縁で,うどんは昔からたくさん食べていました。高松市の繁華街,瓦町は,今もかもしれませんが,70年代後半当時は,うどん屋さんで一杯でした。

 小学校からの親友の雄ちゃんと,苦しい浪人時代を経て大学入学を決めた春先に,二人で四国一周の電車の旅をしました。岡山駅から小一時間電車に揺られて宇野駅まで行くと,我々は連絡船に乗り込みました。今は亡き,宇高連絡船です。宇野と高松を結ぶ航路,宇高とは面白い名前だと子ども心に思っていました。連絡船に乗り込むと,私は雄ちゃんにこの連絡船内のうどん屋さんのうどんが最高に美味しいんだと話しました。それを聞いた雄ちゃんは,特にうどんに興味があるわけでもなく,「そうなんだ〜」と軽く返事をする程度でした。

 船が動き出し,早速二人はうどん屋さんへ。素うどんを並んで食べました。横で食べていた雄ちゃんの表情がみるみる変わり,「これはうまい!」とあっという間に平らげ,雄ちゃんは二杯目を注文していました。食を済ませ,二人でぼーっと海を眺めていると,突然雄ちゃんがいなくなりました。トイレかなと思っていると,そのうち沈んだ面持ちで雄ちゃんが帰ってきました。話を聞くと,なんと雄ちゃんは三杯目のうどんを食べに行ってたのです。しかしながら,人気のうどんは売り切れ。海を観ながらしばらくは雄ちゃんの後悔を聞いていました。立て続けに三杯食べればよかったと。

 昨今,新型コロナウイルス感染拡大の懸念から,帰省に関しての自粛や慎重論が出ていて,東京の飲食店では,地元を思い出させてくれる品物を出すキャンペーンをしているとのこと。あの連絡船のうどんは,今でも親友を感動させた,最高のうどんとして心に残っています。

教育実習生が来ました

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本日から今週いっぱい、栄養教諭の教育実習として、卒業生が実習します。生徒とさまざまな体験をして、より良い実習になればと思っています。よろしくお願いいたします。

月曜日の朝

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週明け月曜日の朝、1週間のスタートです。台風・前線の影響で、お天気は今一つですが、蒸し暑い一日になりそうです。体調管理に十分留意したいものです。

今日の給食

9月2日の給食は「ソフト麺、牛乳、野菜のかき揚げ、豆腐のそぼろ煮、五目うどん汁」です。厚削りのかつおぶしで出汁をとり、具だくさんのうどん汁にしました。
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チーム守中コラム〜段取り

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私は,「段取り」という言葉に特別な思いがあります。大学を卒業して社会人になったとき,配属先の上司である主任に,「段取りが大切」と何度も指導を受けました。

 今考えると,当時の私は行き当たりばったりで,とにかく先の見通しなどなく,迷路をさまよっているようでした。この「段取り」という言葉を念頭に置いて動けるようになったのは,おそらく他の人と比べて遅かったと反省しています。そのくせ失敗を悔やみ,うじうじしていたのですからたちが悪い社会人でした。

 最近は,経験値に基づいて,自分なりに先を見通して考え,少しは準備できるようになったと思います。よく,「段取り8割」などと言いますが,仕事の成功は,ほぼ段取りで決まるのかも知れないと考えています。歳を重ね,段取りの中にも入りますが,「根回し」ということも大切であると感じています。要は「調整力」なのだと思います。しかしながら,人は失敗をします。失敗をしたら,全力で組織的なリカバリーをしていくということも念頭に置いて,仕事に向き合っていきたいと思います。「段取り」,「根回し」については,教科書には載っていませんが,生徒の皆さんには学校生活の経験の中で身に付けてもらいたいと思います。

チーム守中コラム〜だいじょうぶ

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小学校5年生の教科書に載っている「だいじょうぶだいじょうぶ」という物語。チーム守中の生徒の皆さんは覚えているでしょうか。小さい子が,おじいちゃんとお散歩するお話です。小さな男の子は,いろいろなものに対して不安になってしまいます。そのたびに,おじいちゃんは「だいじょうぶ だいじょうぶ」と男の子を励まします。そして時は流れ,その男の子は大きくなって,病室で寝ているおじいちゃんの手を握り,「だいじょうぶ だいじょうぶ」と何度も繰り返す・・・というお話です。絵本にもなっているので是非読んでください。
 
 私は,この話に心揺さぶられ,今でも読むと泣いてしまいます。おじいちゃんの「だいじょうぶ」という励まし,愛情。男の子が大きく成長し,今度はおじいちゃんに「だいじょうぶ」と話す気持ち・・・とても感動するお話です。国語としての授業のねらい・目標は,「登場人物の相互関係や心情を描写を基に捉え,登場人物の思いが伝わるように音読することができる」なのですが,家族愛として,道徳的にも素晴らしい教材となる物語です。多くの人に読んでもらいたい物語です。

 ちなみに私が5年生の担任をしているとき,この話の音読を感情豊かにしていた児童の中に,俳優の中川大志さんがいました。彼の音読は絶品で,現在俳優として活躍している彼の才能の片鱗がうかがえました。

 この社会が,いかなる時も,「だいじょうぶ」と人に寄り添える社会であって欲しいなと願います。

チーム守中コラム〜春の家守詩 その6

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この春に,「もりや心の教育ハートウオーミングプラン2」事業として募集した家守詩。素晴らしい作品が集まりました。誠にありがとうございました。その6です。読んでいると,心が柔らかくなったように感じます。2年生の作品です。
(名前を伏せても掲示されたくないという申し出が数人あり,その場合掲示していません。)

2年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [剣道の][応援いつも][ありがとう]
 下の句【親・家族の作品】 [私も同じ] [フロアにいるよ]

2年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [ふところに][お金がないな〜][困ったな〜]
 下の句【親・家族の作品】 [おさえてみたら?][自分の物欲]

2年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [新しい][タブレットなぜ][家にない]
 下の句【親・家族の作品】 [大学生で] [購入予定]

2年女子 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】   [笑い合う][話して感じる][仲の良さ]
 下の句【親・家族の作品】 [何でも話して] [深めるキズナ]

2年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [テレビ音][勉強中は][下げてよね]
 下の句【親・家族の作品】 [早く言ってよ] [目指せ学年一位!]

2年男子 〔生徒→妹〕
上の句【子の作品】   [好きなのは][母の作った][ハンバーグ]
 下の句【親・家族の作品】 [トマト煮込みも] [美味しいんだよ]

週末金曜日の朝

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金曜日の朝、雨模様です。今日は前期期末テストが行われます。個々に実力が発揮できるよう願っています。

チーム守中コラム〜今と未来

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今と未来はつながっている,だから今を大切にして,後悔のないように,という言葉を,私は今までの人生で何回耳にし,何回意識して行動しようとしたことか,分かりません。後悔だらけとは言いませんが,失敗してしまったことは数多くあり,今と未来との繋がりへの意識は,永遠の哲学的テーマになってしまっています。

 昔勤めていた学校で,ある学年主任の先生は,学年フロアの壁に,毎日コラムをホワイトボードに書いていました。その中に,こんなコラムがありました。

 「授業中,友達とふざけていれば楽しい。しかし,そこに 未来はあるのか?!計算が解けたらうれしい。英語が話せたらうれしい。漢字が書けたらうれしい。本当の楽しさとは,理解できる喜びなんじゃないのか?未来の自分を想像して学ぶことなんじゃないのか?!今さえよければいいと思っている?”今”は次の瞬間には過去にしかならないのだ。」

 まさに今と未来について,的確に表した文章で,私の心にしみました。「今と未来」について表した言葉は,日本にはたくさんあります。「後悔先に立たず」,「後の祭り」,「覆水盆に返らず」,「転ばぬ先の杖」,「油断大敵」等があります。少しニュアンスが変わりますが,「果報は寝て待て」,「石橋を叩いて渡る」等も,時間軸を捉えた言葉です。後悔とは逆の意味では,「伸るか反るか」,「後は野となれ山となれ」等もあります。

 この先生の文に心動かされ,いろいろと考えを巡らせたのは,私だけではなく,学年の中にもたくさんいたと思います。今を大切にして未来を膨らませる,そんな毎日を過ごせるといいと日々思っています。

チーム守中コラム〜会話

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コミュニケーションの基本は会話。現在は,マスク着用やソーシャルディスタンス等があり,今までの会話のとおりにはなかなかいきませんが,会話の仕方,タイミング,内容でコミュニケーションが上手くいくかどうかが決まります。

 昔のドラマで,阿部寛さん主演の「結婚できない男」という作品があります。好評なドラマで根強いファンも多く,続編の「まだ結婚できない男」も制作・放送されました。前作のシーンで,主人公の偏屈な建築士に,心の内を話し始める女医さんの言葉。「今までの私たちは,キャッチボールではなくドッジボールだった。あなたとキャッチボールがしたい。」・・・それを聞いて,私はなかなか上手いことを言うなあと感心したものです。キャッチボールだと心が通い合いますが,ドッジボールだと傷付け合うばかり。会話は言葉のキャッチボールですが,気持ちのキャッチボールでもあります。会話だけではなく,SNS等での活字のキャッチボールも心通うものであってほしいと思います。

チーム守中の生徒の皆さんには,常日頃,「何気ないコミュニケーションを真実の瞬間として捉え,大切にして欲しい」と話しています。一人一人が素敵な言葉・気持ちをもち寄って,それぞれの間でキャッチボールをすれば,さらに楽しい集団となります。ドッジボールだと,相手を攻撃し,攻撃された人は傷付いてしまい,ギスギスした集団になってしまいます。一人一人が意識することが大切です。相手には,丁寧に,思いやりをもって接するということを,世界中の人がしてほしいです。

木曜日の朝

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お天気はグズついていて、雨が降っています。蒸し暑さもあり、過ごしにくい日ではありますが、空調を調節し、体調管理に留意していきます。

チーム守中コラム〜言葉

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 よく,「情けは人の為ならず」ということわざの意味は何?というクイズを目にすることがあります。私は幸いにも,この言葉を小さい時に覚えたので,間違った使い方をせずにすんでいますが,かなりの人が,間違った意味で捉えているようです。このことわざは,「情けを掛けるとその人の為にならない」ではなく,「情けは人の為だけではなく,いずれ巡り巡って自分にも返ってくるから,誰にでも親切にせよ」という意味です。

 このような,間違った意味で使われている言葉は結構あります。先日,テレビのバラエティー番組で,司会者が解答者に「穿った(うがった)見方をするなあ〜」とコメントしていました。この,「穿った見方」の本来の意味を調べてみたくなりました。

「穿つ(うがつ)」とは,「穴を掘る」ということであり,そこから「物事を深く掘り下げ,本質を的確に捉える」「隠れた真相を見抜く」という意味でも用いられる言葉だそうです。 なので,「穿った見方をする」という言葉の意味は,「物事の本質を捉えようと鋭い視点で見る」という意味になります。私は,あまり言い表現ではないという感覚があったので,さらに調べてみました。すると,過去の統計では,「疑って掛かるような見方をする」という意味で使う人の方がかなり多いことが分かりました。私は普段この表現を使うことはあまりありませんが,使うとしたら,後述の意味で使ってしまうかも知れないと思いました。

 「穿った見方をするね」と声を掛けられたら,本則ならば褒め言葉であり,喜ぶべきことであると書かれていました。言葉の本来の意味について,もっともっと勉強せねばと反省しました。

チーム守中コラム〜プレイとコーチ

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学生時代に柔道をしていた関係上,柔道に関する仕事を幾つかしてきました。その中でも,やはり柔道部の顧問という経験は,今の私を支える大きなものです。

 採用試験に合格し,赴任校が守谷町立守谷中学校と告げられ,採用前に守谷中学校に挨拶に行きました。自分は担任をするのか,学年は何年生なのかと思いを巡らせながら挨拶に行ったのですが,当時の大久保團治校長先生に,「君には柔道部の顧問をお願いする。」と,お話を受けました。いただいたお話はそれだけで,他のことは分かりませんでした。

 それから,私のコーチングという側面での「柔道部物語」がスタートしました。プレイヤーとしての私の実力は,正直言って自慢できるものではありません。しかし,顧問としては,優秀な生徒に恵まれたおかげで,大きな大会に参加する経験をたくさんさせてもらいました。

 顧問として十数年が経過し,勤務先も変わりました。そこでも柔道部顧問をさせていただきました。そんなある日,守谷中で関東大会に出場した教え子が訪ねてきました。彼は,私が今まで見てきた教え子の中で,最も柔道が上手い教え子です。中三の時に,後に大相撲で活躍する,雅山関と対戦したこともありました。彼は,中学生と一緒に稽古をしてくれました。練習が終わったときに,彼がぽつりと話をしてきました。

 「少年団で小中学生を教えているのだけど,上手い教え方が分からないんです。どうしたらいいでしょうか。」と。私は,この最強の教え子からの質問に,一瞬つまってしまいましたが,「よく子どもを見てやって,気がついたことを話せばいい。後は,子どもの気持ちを上手く乗せることかなあ?」と,あやふやな答えしかしてあげられませんでした。私は,その質問がきっかけで,「プレイとコーチ」について深く考えることとなりました。技量のある彼がコーチングで悩んでいる。技量がなかった私は,果たしてコーチングで悩んだのかと自問自答したりもしました。自分がちゃんとしたコーチングをしてきたかは分からないものの,最強の教え子が私にコーチングについて相談してくれたことは,ほんとに嬉しいことでした。私のアドバイスが効いたかどうかは分かりませんが,彼は立派な柔道コーチになりました。
 今でも彼は道場で子どもたちを教え,同時に守谷中柔道部の外部コーチで,私のよき相談相手です。

 「教える,伝える」ということは,簡単ではありません。相手の状態,気持ち,伝えるタイミング,言葉・・・たくさんの要素が関係しています。それらをきちんと考え,丁寧に行うことができる人間関係を築くことが大切だと思います。私は未だに模索中かもしれません。

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