チーム守中コラム〜漢字

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 毎年、私は「今年の漢字」ということで、何にしようか考えて、一番多く選んでしまうのが、「柔」という漢字です。「自分が柔道をしていたということからではなく、「柔らかい」とは、しなやかで強いイメージがあり、何事にも柔らかく対応し、しなやかに事を進めたいという気持ちを込められるからです。
 
 今年も「柔」かな?と考えていると、今のコロナ禍の状況、閉塞感や辛さを感じてしまう心境としては、何とか未来に希望や光を求めてしまう自分に気付きました。今年の漢字は二文字で、「希望」にしようと決めました。希望は、私の大好きな花、ガーベラの花言葉でもあります。
 
 何事にも希望をもって、ポジティブに向かい合えば、きっといい結果がやって来る、そんな気持ちで過ごしていけたらいいなぁと思います。その思いに、「柔らかさ」を加えて、しなやかに頑張っていきたいです。

明けましておめでとうございます

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 新年、おめでとうございます。晴れの元旦、この一年が、世界中の人々にとってよい年となることを祈るばかりです。保護者の皆様、地域の皆様、そしてチーム守中の生徒の皆さん、教職員の皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 2023年は卯(う:うさぎ)年。卯年とは、十二支の四番目ですが、干支(えと)となると、この十二支に、十干(じっかん)を合わせたものを言います。なので今年は「癸卯(みずのと・う)」。干支は12と10の最小公倍数で一回りしますので、60周期です。だから60歳を「還暦」として祝うのですね。昔は元号と十干十二支で年号を表していて、それでいくと今年は、「令和五年癸卯」となります。
 
 十二支や十干は、それぞれ独自の意味をもっているそうです。「癸(みずのと)」がもつのは十番目という意味で、物事の終わりと始まりを意味し、癸は「揆(はかる)」という文字の一部であることから「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味だそうです。「卯」はもともと「茂」という字が由来といわれ「春の訪れを感じる」という意味で、また、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があるそうです。
 
 この二つの組み合わせである癸卯は、「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった縁起のよさを表しているそうです。まさに、コロナ禍の中、我慢の生活が続いている現在、この言葉どおり、皆で力を合わせて、花開き実り多き1年にしていきたいと思います。地道に、そして誠実に一歩一歩確実に前進していきたいと思います。皆様にとって、素晴らしい年になりますように、お祈りしております。
 
 改めまして、保護者の皆様、地域の皆様、本年も温かい御支援・御協力のほど、よろしくお願いいたします。チーム守中の生徒の皆さん、教職員の皆さん、「真実の瞬間」を大切に、充実した生活を送りましょう。
                   
守谷市立守谷中学校長  越智 壽雄
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