1月2日
1月2日は「初夢の日」だそうです。
現代では元日から2日までの3日間で見る夢を「初夢」といいますが、江戸時代前期は12月31日〜1月1日は眠らない風習があったため、新年初めて寝る1月2日に設定されたと伝えられているそうです。 さて、「初夢」で一年の良し悪しを占った昔は、よい夢を見るために枕の下に宝船の絵を敷いて寝る人も多く、商人が絵を売り歩いたといいます。 そんな初夢で見ると縁起がいいものとして「一富士、二鷹、三茄子」がよく知られています。 そもそも一富士二鷹三茄子とは、いったい何のことを指すのでしょうか。 これらは初夢に見ると縁起がいいとされているもので、一番目に富士山、二番目に鷹、三番目に茄子を見るととても縁起がいいとされているそうです。 富士山は「不死」、鷹は「高い」、茄子は「成す」という意味をさすとされているとのこと。 では、この「一富士二鷹三茄子」は、どのような由来で縁起物とされるようになったのか、由来には諸説あり、大きく分けて二つの説があるそうです。 一つ目は現在の静岡県中央部にあたる駿河国にある価値の高いものを並べたとされる説だそうです。 富士山、愛鷹山、初物の茄子の価格とされているそうです。 二つ目の説は徳川家康が好んだ物が富士山や鷹狩り初物の茄子であったという説だそうです。 また、初夢で見る縁起物としては一富士二鷹三茄子が一般的ですが、実はこの縁起物には続きがあるそうです。 縁起物は六番目まであり、 「四扇(しおうぎ)」「五煙草(ごたばこ)」「六座頭(ろくざとう)」とされているそうです。 扇というと暑い時に扇いで風を感じるためのものというイメージがあるかもしれませんが、その他に儀式や踊りを舞う際に使用する小道具としても古くから使われてきたそうです。 またタバコもおまつりやお祝い事などで人が集まる際には、なくてはならないもののひとつで、このため縁起物とされていたそうです。 「座頭」という言葉はあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、視覚障害者で剃髪して僧となった方を指し、「毛が無い」ことから「怪我無い」とされ、家内安全を願う象徴でもあったそうです。 守小の皆さんは、どんな初夢をみましたか・・・。 2023年 元日写真1・2枚目は、「地平線から登る・・・」とはいきませんでしたが、守小の駐車場からの初日の出です。 さて、今年の干支は「卯」。 十二支では4番目、漢字の「卯」は、門を無理に押しあけて中に入りこむ様子を表した字で、「冒(おかす)」と同系の語だそうです。 中国の『漢書 律暦志』では、「おおう」を意味する「冒」で、草木が伸び出て地面を覆うようになった状態を表すと解釈されていて、中国伝来の十二支は、もともと植物が循環する様子を表しているので、十二支の4番目に、茎や葉が大きくなる様子を表す「卯」がくるのだそうです。 卯年は、芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だといわれているそうです。 また、うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になるそうです。 守小の子供たちにとって、さらに飛躍の1年となりますように・・・。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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