チーム守中コラム〜アジサイ
守中にたくさん生えているアジサイ。もうすぐ素敵な花を咲かせます。漢字では紫陽花と書きます。アジサイは,色が変化しやすいので,別名「七変化」とも言われます。花言葉は「移り気」等の花言葉がありますが,色ごとに花言葉をもっています。
青は,「辛抱強い愛情」です。敷地内の紫陽花にも青系が多く見られます。紫陽花の色は,土の酸性度が一つの要因になっています。アントシアニン系の色素で,青色やピンク色になりますが,青色は,土中のアルミニウムと色素が結合してできます。アルミニウムは酸性土壌でよく溶けるので,酸性の土壌では青なのです。 アジサイやその他の花を見て,ホッとする時間を作るのもいいと思います。 水曜日の朝
昨夜は強風で眠れなかった人もいるのではないでしょうか。今朝は風雨も落ち着いてはいますが,不安定なお天気です。健康管理に留意したいものです。
今日の給食
4月26日の給食は「ごはん、牛乳、キムタク炒め、寒天サラダ、鶏ごぼう汁」です。キムタク炒めはキムチとたくあんを一緒に炒めて、ピリ辛に仕上げました。
チーム守中コラム〜気のもちよう
「病は気から」とか,「気のもちよう」などということをよく聞きます。私は,人のメンタルはガラス細工よりも繊細で壊れやすいと思っています。そのメンタルを,自らの思いで落ち着かせ,その落ち着いたメンタルで,体も健康になる・・・本当に体,心って不思議です。
昔,学年主任をしていた時に,勤務中体調がすぐれず,薬に頼ってしまおう!と,携帯している風邪薬を探していた時です。どうやら切らしてしまったようで,がっかりしていたら,同僚が錠剤を渡してくれました。「とても効きますよ」の言葉に食いつき,コーヒーでゴクッと飲み込みました。その日は体調が戻り元気に勤務することができました。 後日,薬をくれた同僚に,「あの薬,すごいですね」と話したところ,同僚は笑いながら,ラムネの瓶を見せたのです。そう,あの錠剤は,ラムネだったのです。 このようなことを,「プラシーボ効果」と言うそうです。プラシーボ効果は「偽薬(本当は薬ではない成分)を飲んだにもかかわらず,症状が回復したり和らいだりする現象」のことだそうです。本来は医療用語だそうですが,今では日常生活でも使われているようです。「偽薬効果」「プラセボ効果」とも言われているそうです。 この出来事,私の話のネタとして,今でも使っていますが,「病は気から」,「気のもちよう」を実感した貴重な体験です。ちなみに,プラシーボとは,元はラテン語で「喜ばせる」という意味の単語から由来しているそうです。 火曜日の朝
もうすぐゴールデンウイークを迎える火曜日の朝,曇りの朝です。お天気の変化によって,知らず知らずのうちに体が疲れていることがあります。健康管理に留意したいものです。
今日の給食
4月25日の給食は「玄米ごはん、牛乳、野菜コロッケ、キャベツのマスタードサラダ、チキンカレー」です。カレーには大きめの鶏肉が入っています。
チーム守中コラム〜偉人の言葉
国語で学習する昔の作家で,有名なのが芥川龍之介。あの芥川賞の名前の基になった人です。小説家で,1892年に東京都中央区の牛乳屋の長男として生まれ,代表作は『羅生門』『鼻』『地獄変』などがあります。彼は,大学時代に夏目漱石の門下生になるなど,彼について調べると興味深いものがたくさん出てきますが,彼はまた,様々な言葉を残しています。今回はその中で,深く考えさせられる言葉を三つ紹介します。
1.「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。」・・・人生についての言葉です。人生をマッチに例え,表現していますが,何となくうなずいてしまいます。 2.「幸福とは幸福を問題にしない時をいう。」・・・このような幸せに関する言葉は,たくさんあります。何気ない日常こそが幸せなんだということなんでしょう。今のコロナ禍の我々にしみる言葉です。 3.「あなた方のお母さんを慈しみ愛しなさい。でもその母への愛ゆえに,自分の意志を曲げてはいけない。そうすることが後に,あなた方のお母さんを幸せにすることなのだから。」 ・・・この言葉では,お母さんとしていますが,親と子の気持ちを表しているこの言葉は,これからのグローバル化の社会に飛び立つチーム守中の皆さんに,是非感じてほしい言葉です。親へ,子への愛と,自分の意志。じっくり考えてみるといいと思います。 チーム守中コラム〜ダイバーシティ
近年,よく「ダイバーシティ」という言葉が経済社会等で言われるようになり,企業はそれを推進しています。「ダイバーシティ」とは,訳すと「多様性」であり,企業は性別,国籍,人種,宗教,年齢,学歴等の多様さを受け入れ,それを生かして成長して行こうとする動きです。
この「ダイバーシティ」は,企業のみならず,教育界や普段の生活でも大切なワードであり,人はいつでもどこでも多様性を受け入れ,決して差別することなく生活していかねばなりません。差別や偏見は,人を大切にしない,諸悪の根源であると私は思います。 このような考え方に必要なのが,「度合い」,「ころあい」だと思います。「多様性=違うもの」として短絡的に捉えてしまい,何でもかんでも受け入れてしまうようになると,むしろ多様性を生かすことはできません。ある程度の統一と,調和の上で進めていかないと,一人一人の力が集まって大きな力となることができません。 この「度合い」,「ころあい」,つまりはバランスをとることが,人にとっては大切且つ難しいのだと思います。人が人を大切にできる社会を作るためにも,皆が考えたい問題であると思います。 1週間のスタート
週明け月曜日の朝です。1週間のスタートに相応しい晴天の朝です。皆で協力し合いながら頑張りましょう!
今日の給食
4月22日の給食は「ごはん、牛乳、鶏肉のカレー唐揚げ、れんこんサラダ、石狩汁」です。北海道の料理である石狩鍋をアレンジした石狩汁には、角切りの鮭が入っています。
チーム守中コラム〜偉人の言葉
私の少年時代のヒーローと言えば「ウルトラセブン」。実際の人物のヒーローは,プロ野球読売巨人軍のホームランバッター「王貞治」さんです。王選手は,868本のホームラン世界記録保持者で,国民栄誉賞第1号になった,当時の少年の憧れの強打者。幼き私は,そんな王選手のインタビューでの話に感動しました。
それは,王選手にインタビュアーの方が,「どうしてそんなに練習をするのですか」という質問に対する答え。王選手は,「練習しなければ,怖くてバッターボックスに立てない。」と答えました。こんな偉大なバッターが,そんなことを言うのかと,少年の私はひどく驚きましたが,成長するにつれ,その言葉が胸にしみてきました。よく,スポーツの世界では,「練習は試合の時のようにやり,試合は練習の時のようにやる」という言葉がありますが,王選手の言葉と共通したものがあると思います。「練習」・・・学習でも部活でも,自分を伸ばすためには欠かせないものです。 自然の色
快晴の青空,プランターで校内を彩っている花・・・自然の色の美しさに,ついついうっとりしてしまいます。
金曜日の朝
週末金曜日の朝です。雨も上がり,気持ちのいい朝です。いい一日にしたいものです。
1年生の国語チーム守中コラム〜何とかなる
私は,幼き頃,とても神経質な性格で,小さいことでもひどく思い悩むことが多くありました。両親は,そんな私をずっと案じていました。
そんな私の今はというと,図々しい側面が大きくなったのか,かなりゆとりをもちながら生活することができてはいますが,「気にしてしまう」ことは日常茶飯事です。 過敏な神経質気質をある程度乗り越えることができた思考に,「何とかなる」という思考があります。失敗しても修復できる,気にしないで頑張ろう!という,「何とかなるさ」というポジティブな思考が,私を引き上げてくれたと思っています。 しかし,この考え方,バランスを崩すと楽観主義となり,丁寧さ・繊細さに欠けてしまう恐れがあります。やはり「バランス」は必要です。また,この,「何とかなるさ」思考を妨げる,現代の「出る杭は叩き潰す,悪は完膚なきままに潰す,失敗は絶対許さない」といった風潮も,バランスが云々以前の問題として,とても心配です。 「失敗を糧に成長していく」・・・失敗は避けたいものですが,さまざまな経験によって人は成長していきます。時には失敗し,その経験が糧になることもあります。「ピンチはチャンスではなく,ピンチである」と思っている私も,「ピンチはチャンス」と思えるほどのゆとりは欲しいなぁと思っています。 木曜日の朝
木曜日の朝,曇り空で,時折日が射しますが,午後から下り坂とか。健康管理には留意したいものです。
今日の給食
4月20日の給食は「ミルクパン、牛乳、いかリングフライ、キャベツとツナのサラダ、豚肉と大豆のトマト煮込み、お祝いイチゴゼリー」です。いかリングフライは新しいフライヤーによりふっくらと揚がっていました。
チーム守中コラム〜日光
お天気がいい日に,「ひなたぼっこ」について考えていたら,考えが巡り,いつの間にか,漫画「ブラックジャック」を思い出していました。あるストーリーで,コインロッカーで育てられている赤ちゃんが,太陽の光を浴びないことでビタミンD不足を起こし,くる病という疾病に罹ってしまったというストーリーです。
日光に当たることが極端に少ないと「ビタミンD」が不足します。ビタミンDは,体内で生成される唯一のビタミンで,食事で得られるのは必要量の10%程と言われています。90%は,日光に当たることで生成され,カルシウムの吸収を促進したり,骨の成長と健康維持に大きな働きをしたりします。免疫向上や糖尿病予防・発ガンの抑制等にも効果があるとされていますので,ビタミンDはとても大切なのです。ビタミンDは日光の中の紫外線を浴びることで生成されます。したがって,ひなたぼっこ=日光浴は,気持ちいいだけではなく,健康にとって重要なものと言えます。 さらに,日光を浴びることで体内で生成される物質に,「セロトニン」というものがあります。セロトニンは,「幸せホルモン」という別名があり,分泌されると精神が安定し,幸福感を強くするという効果が認められています。 以上のことから,「ひなたぼっこ」は気持ちがいいだけではなく,健康にとって,そして幸福な生活を送るためにとても大切なものなのです。問題は,ひなたぼっこをする時間。ちょっとでもいいので,ひなたぼっこをする余裕を作りたいものです。ちなみに,日焼け止めクリームを塗らない方がいいとのアドバイスを見付けました。お肌にとっては敵の紫外線も,ある程度受け入れないといけないようです。とは言っても,日焼け止めクリームは塗った方がいいのかなあと考え込んでしまいます。「ちょうどいい具合」がいいのですね。 チーム守中コラム〜変えられるもの
かなり前の話になりますが,たまたまラジオを聞いていたら,人生相談のコーナーが始まりました。そのコーナーのパーソナリティーの方が,「変えられるものは変えましょう,変えられないものは受け入れましょう。」といった感じのコメントをしました。私は,「そうだ!」と瞬時に共感しましたが,この言葉,遙か昔に聞いたことあるなあと哲学にふけりました。
記憶を辿りながら調べていくと,アメリカの神学者のラインホルト・ニーバーという方の言葉でした。 「変えられるものを変える勇気を,変えられないものを受け入れる冷静さを,そして両者を識別する知恵を与えたまえ」 勇気と冷静さ,そして知恵・・・この三つ,誰しも欲しいものばかりです。何かの問題に対峙する時,不思議と人は変えられないものを何とか変えようと努力し,抱え込んでしまうことがあります。かといって,何から何まで変えられないものだと判断するのは愚かです。変えられるものと変えられないものをきちんと分けて対峙することができる知恵を常にもっていたいものです。 変えられるものを頑張って変えていった先には,変えられないものが変わっていったりすることもあるのではと,ふと思いました。 チーム守中コラム〜批判
現在の情報化社会においては,人を「批判」することが非常に多く,批判の言葉などをSNSでよく目にすることがあります。「批判」の意味は,「検討を加えて,判定・評価すること。また, 人の言動や行為などの間違いや欠点を指摘し,正すべきであるとして論じること。」です。私見ですが,最近の批判は,検討を加えたり,正すべき意見もなく,ただただ人に文句を言っているものが多いように思います。いわゆる誹謗中傷です。
2年ほど前,コロナ禍となった時に,元日本ハムの投手として活躍し,アメリカ大リーグでの経験もある,プロ野球解説者で日本代表チームコーチの建山義紀さんが,メッセージ動画を配信しました。内容は,「私たちは,私たちの身近にいる『命を支える人』,『』生活を支える人』,『社会を支える人』に対し,感謝の気持ちを抱いた瞬間があるのではないだろうか。心から感謝したい。そして,これまで通りの日常生活を送れず,ストレスの多い今,商品が買えなかったりすることで,店員ににクレームをつける人もいる。このような心ない行動は許せない。」と,建山さんは強く訴えていました。 「私は希望の商品がなかったり,会計を待たされたりなどの状況で,店員さんに強く怒りをぶつける人を絶対に許しはしません」,「こんな状況だからこそ,お互い人を思いやる気持ちをもち,みんなで力を合わせて苦境を乗り越えていきたいと思います。」建山さんは,「感謝」の気持ちを大切にと強く訴えています。よく,ベストが見付からない時は,ベターを模索しよう,という言葉がありますが,コロナ禍では,何がよくて何が悪いかも分からない不安がうごめいています。「批判」のエネルギーを「感謝」のエネルギーに転換できる,しなやかで柔らかくてかっこいい心をもちたいものです。 ちなみに私は,建山さんの大ファンで,現役時代のダイナミックなサイドスローから剛球を繰り出す姿をいつも応援していました。解説者としても好きで,落ち着いた優しさをもった理論的な解説は,とても素晴らしいものです。 |
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