1週間のスタート

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週明け月曜日の朝、1週間のスタートです。朝日が心地よくまぶしく、青空のきれいな気持ちのいい晴れの朝ですが、一日の寒暖差が激しく、お天気も変化しやすいとのことです。いよいよ新人戦も今週末に開催されます。新チームの活躍が楽しみです。

子に接する大人として 市P連指導者研修会

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高野優様の御講演は、御自身の子育ての体験や、子どもの頃に感じられた切なさや優しさについて。我々大人は、子供に対して、優しい言葉を掛けることが何よりも大切であることを再認識させてくださる感動的な御講演でした。この研修会開催に当たっては、たくさんのPTAの方々に御尽力いただきました、誠にありがとうございました。

市P連指導者研修会

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本日午後、中央公民館にて、市P連指導者研修会が行われました。育児漫画家・イラストレーターの高野優様をに、「子は育ち、親も育つ。楽しまなくちゃもったいない。」の題で御講演いただきました。全校から沢山の方が参加されました。

今日の給食

9月9日の献立は「ごはん、牛乳、いかフリッター、ツナサラダ、チキンカレー」です。この献立は教育実習生が考案しました。ピリ辛なカレーにさっぱりしたサラダをあわせていて、おいしかったです。
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チーム守中コラム〜掃除

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先日,清掃の時間に,一生懸命活動している生徒を見て,ふっと清掃について哲学思考が働きました。いろいろな方が清掃について話をしていますが,掃除については,「心を磨く」と言われることが多いと思います。清掃活動は,単なる係活動というものにとどまらず,奉仕的精神や,自ら活動するという意欲や自主性を培う面で,大変重要な活動です。掃除を真剣にして,「心がピカピカ」になるって,とても素敵だと思います。

 掃除について思いを巡らせていたら,「トイレの神様」を思い出しました。12年ほど前,植村花菜さんというシンガーソングライターの方が歌っていた歌です。初めて聴いたのは,車のラジオから。当時高校生だった長女を,迎えに行った帰りの車中でした。二人は,いつの間にか植村さんの歌に聴き入ってしまい,自宅に着いた時に,長女が「エンジンを切らないで」と叫びました。最後まで聴きたかったのです。歌が終わったとき,私と長女は泣いていました。とても感動的な歌です。「トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやで だから毎日キレイにしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで」・・・おトイレの掃除の話ですが,実はおばあちゃんとの思い出の歌。長女はおばあちゃん子なので,その晩,私の母,彼女の祖母に長電話をしていました。

 何かをきれいにすることは,「こうすれば〜が得られる,得をする」という損得勘定を超えた,人間本来の気高い心に繋がるものなのではと思います。

チーム守中コラム〜〜睡眠

先週の土曜日,9月3日は,「ぐっすり」の語呂合わせから,「睡眠の日」だったそうです。睡眠といえば,一昨夜は雷の凄さでかなり睡眠時間・リズムを奪われてしまいました。この長いコロナ禍で,「睡眠の質」についての記事を目にすることが多くありました。ある大学生は,「コロナ禍になり,オンライン授業になって昼寝しすぎて夜に眠れない」と話していました。

 「睡眠時間」よりも「睡眠の質」が大切であるとよく言われます。ある調査によると,睡眠の質を下げる主な要因は,「不安やストレス」,「生活リズムの乱れ」,「運動不足」だそうです。このすべてはコロナ禍が原因で起こるものであり,まさに今のコロナ禍においては,健康維持のためにこの三つを上手く解消しなくてはいけません。

 現在,学校は通常の生活を送っています。しかしながら,コロナ禍から完全に脱した訳ではありません。日頃から,この三つに打ち勝つべく,悩みや心配事は誰かに相談し,一日の生活リズムを整え,ストレッチや体力トレーニングなどの適度な運動をして過ごせればと思います。私もそうですが,現代の人はついついすぐに体調不良等で薬に頼ってしまいがちです。自律心をもって,「自分を整える」ことに気を付けながら生活すれば,薬いらずになるはずです。無理せず,リズミカルに生活したいものです。
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チーム守中コラム〜豊かな心

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守中に根付いている「みそあじ」。「み・・・身なりを整える」,「そ・・・掃除を頑張る」,「あ・・・あいさつ」,「じ・・・時間を守る」。 です。心の状態についてもこのような語呂合わせの言い方があります。

 「豊かな心」とは,どんな心でしょうか。自分に対してや,他人に対しての心のもちようなど,いろいろな感情を含めた上で,みそあじのような語呂合わせの言い方が昔からあります。

ゆ・・・ゆったりとした心(認める,思いやり,協調性,ゆとり 等)
た・・・たのもしい心(勇気,決断,忍耐,情熱 等)
か・・・かしこい心(善悪の判断,知識豊か,創意工夫,先を見る気持ち)
な・・・なごやかな心(謙虚,落ち着き,素直,感謝 等)

 豊かな心と言っても,このように分けて考えると,非常にたくさんの意味合いが出てきます。自分のその時々における,理想的な「豊かな心」について考えてるのもいいと思います。

チーム守中コラム〜豊かな心

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守中に根付いている「みそあじ」。「み・・・身なりを整える」,「そ・・・掃除を頑張る」,「あ・・・あいさつ」,「じ・・・時間を守る」。 です。心の状態についてもこのような語呂合わせの言い方があります。

 「豊かな心」とは,どんな心でしょうか。自分に対してや,他人に対しての心のもちようなど,いろいろな感情を含めた上で,みそあじのような語呂合わせの言い方が昔からあります。

ゆ・・・ゆったりとした心(認める,思いやり,協調性,ゆとり 等)
た・・・たのもしい心(勇気,決断,忍耐,情熱 等)
か・・・かしこい心(善悪の判断,知識豊か,創意工夫,先を見る気持ち)
な・・・なごやかな心(謙虚,落ち着き,素直,感謝 等)

 豊かな心と言っても,このように分けて考えると,非常にたくさんの意味合いが出てきます。自分のその時々における,理想的な「豊かな心」について考えてるのもいいと思います。

金曜日の朝

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週末金曜日の朝です。お天気はここ数日と同じく曇り空で,じめじめしています。こんな日は,体調管理と共に,自己のメンタルヘルスにも留意して生活したいものです。

今日の給食

9月8日の給食は「ごはん、牛乳、うさぎ型ハンバーグ、大根サラダ、小松菜と里いものみそ汁、お月見ゼリー」です。9月10日は十五夜です。うさぎの形のハンバーグにはえのきソースをかけました。
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チーム守中コラム〜リズム

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人間には,毎日の生活で,意識的に行う行為,いわゆるルーティンと,それを行うことによる,無意識のリズムがあると思います。この無意識のリズム,なかなか厄介なもので,何となくいつもと同じことをしているのに,うまくいかない,なんて時は,ひょっとしたら無意識のリズムがずれていたり,スムーズでないことがあります。

リズムを整えるには,日常のルーティンを丁寧に行ってみるということも大切だと思いますが,もう一つ,リセット,「無」になって整えるという方法もいいのではないかと思います。

 この「無」になるという方法は,時間がなかったり,やるべきことが多いときにはついつい焦りが伴ってしまうこともあるかもしれません。しかしながら,マインドコントロールをして,すーっと無になりリセットする,いわば「急がば回れ 」の精神で整えていけば,逆に短時間ですっきりすることができることもあるのです。

新型コロナウイルス感染防止からのストレスだけではなく,さまざまなストレスがある現代社会。自分のリズムを整える「秘訣」を見付けることは,とても大切なことではないでしょうか。

チーム守中コラム〜春の家守詩 その8

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この春に,「もりや心の教育ハートウオーミングプラン2」事業として募集した家守詩。素晴らしい作品が集まりました。誠にありがとうございました。その8です。読んでいると,心が柔らかくなったように感じます。3年生の作品です。
(名前を伏せても掲示されたくないという申し出が数人あり,その場合掲示していません。)

3年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [練習で][朝早く出る][帰る場所]
 下の句【親・家族の作品】 [夢に向かって] [全力尽くせ]

3年女子 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】   [起きられない][布団が私を][離さない]
 下の句【親・家族の作品】 [これから始まる][目覚ましバトル]

3年男子 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】   [晩ご飯][鶏肉いつも][なぜ多い?]
 下の句【親・家族の作品】 [家族みんなの][好きな肉です]

3年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [試合での][車の送迎][ありがとう]
 下の句【親・家族の作品】 [楽しかったと][聞くのが嬉しいよ]

3年女子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [どんな時も][母は私の][味方だね]
 下の句【親・家族の作品】 [娘の笑顔が][私のエネルギー]

3年男子 〔生徒→父〕
上の句【子の作品】   [母の味][温かいのは][なぜだろう]
 下の句【親・家族の作品】 [ビタミンI(愛)が][隠し味かな]

3年男子 〔生徒→母〕
上の句【子の作品】   [父母へ][いつもお世話に][なっています]
 下の句【親・家族の作品】 [家族みんなで][歩んで行こう]

3年女子 〔生徒→祖母〕
上の句【子の作品】   [うち来てね][かわいい猫に][会えるからね]
 下の句【親・家族の作品】 [孫に会いたい][困ったニャン]

チーム守中コラム〜体の部位

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人間の体はいろいろな部位があります。体の部位の大きさに関しては、体格を形成する関係上、幾つかの関連性があるようで、その幾つかは私の記憶に留まっています。今回はそれを紹介します。

1.腕の肘から手首までの長さは・・・この長さ,ほぼ足のサイズと同じなんです。ストレッチする際に,重ねてみてください。

2.親指と人差し指を思いっきり広げる・・・何かの長さを測る時に便利です。ちなみに中学生ならば,14〜15cmくらいでしょうか。私は,17cmです。

3.握りこぶし・・・握りこぶしの大きさは,自分の心臓の大きさとほぼ同じです。また,拳を握って親指の方を上にしたまま自分の前に地面と水平に腕を伸ばすと,見える拳の縦幅が角度の約10度です。ですから,拳を重ねるように上に9回上げていくと,90度,真上になります。これは,天文観察をする時に,見える星の角度を概算で表す時に使います。
4.両手を広げる・・・両手を広げると,だいたい自分の身長と同じになります。若干広げた手の方が大きいようですが。

また,首周りの長さはウエストの長さのだいたい半分,というのもあります。あくまでも,だいたいだそうですが,面白く感じてしまいます。

チーム守中コラム〜数字

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昨日、元プロ野球選手の長嶋茂雄さんが、体調を崩され救急搬送されたとのニュースを見て、無事を祈っています。長嶋茂雄さんと言えば、私が幼き頃のスーパースター。私は王貞治さんに憧れていましたが、もちろん長嶋茂雄さんも私のヒーローで、尊敬のまなざして応援していました。

 ふっと、無事を祈っていると、数字が頭を巡りました。長嶋さんが巨人軍に入団したのが昭和33年。背番号は3。私が長嶋さんの入団した年を強く覚えているのは,長嶋さんの引退セレモニーでのあいさつの中で出てきたからです。3が続くなあと思っていると,次に私の連想で浮かんだ数字が,「444」でした。
 
 私の頭の中に焼き付いている数字は,たくさんありますが,子供の頃のヒーローの長嶋茂雄さんのプロ通算本塁打数「444」本と,王貞治さんのプロ通算本塁打数「868」本の二つの数字は,特別な数字です。

 ちなみに,よく長嶋茂雄さんの最後の本塁打,444本目は引退試合で打ったものだ!と言う人がいますが,正確には間違い。実は最後の試合はダブルヘッダー,2試合連続で行われ,長嶋さんの444本目は,第1試合で出たものでした。ちなみに長嶋さんは引退試合の第2試合でもセンター前ヒットを打っています。

 人は生活していると,さまざまな数字にさまざまな思いを宿らせます。それは,起床時刻であったり,自分の血圧の数値であったり,好きな歌手の誕生日であったり,毎月の仕事のノルマであったり・・・数字と仲良くなると,人生も膨らみができるのかなぁ,なんて考えたりします。今年,「2022」という数字も,人それぞれの思いが宿る数字だと思います。私は,「2023」にさらなる希望の思いを宿らせることができたらいいなぁと思います。

木曜日の朝

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木曜日の朝、昨夜の雨も一端上がっています。夜中の雷雨は相当大きいものでした。天候の変化には十分注意が必要です。

チーム守中コラム〜心のぜい肉

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先日、新聞を見ていたら、「心のぜい肉とれる」という文が目に飛び込んできて、おっと驚きました。改めて記事に向かうと、スポーツジャーナリストの増田明美さんへのインタビュー記事でした。

 増田明美さんといえば、私と同年代で、80年代初めはマラソン界のトップランナーとして輝いていました。その当時から応援していましたが、私は引退なさってからの彼女の優しい語り口や、相手を思いやる丁寧な話し方に惹かれ、今は大ファンとなりました。

 増田さんといえば、「詳しすぎる解説」で有名。選手の趣味や実家のお話を解説に織り交ぜていて、とても面白い解説をなさいます。その土台となるのが、選手の合宿所等に出向き、一緒に食事をしながらの取材だそうです。彼女の温かな人間性から出る優しい質問に、選手は心許すのだと思います。

 今でも毎日走っているとのこと。「走ると体だけではなく、心のぜい肉もとれて、いい心のありようでいられる感じがします。」と記事に記されてました。「心のぜい肉」と哲学すると、さまざまなことが思い浮かびます。心と向き合っている彼女だからこそ出た言葉だと思います。

チーム守中コラム〜笑い

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今も昔も,人の心を癒やしてくれる「お笑い」。今の流行はお笑い第7世代と言うそうですが,昔のお笑いのキングと言えば,「ザ・ドリフターズ」。幼き頃,毎週土曜日の8時からの「8時だよ,全員集合!」というドリフターズの公開番組。柏市民文化会館に来たときは,胸がドキドキで勉強も手に付きませんでした。

 ドリフターズは5人組。荒井注さんという人が脱退し,新メンバー加入となった時に登場したのが,志村けんさん。志村けんさんは,お笑い芸人に弟子入りする際,ドリフターズと,萩本欽一さん・坂上二郎さんのコンビ,コント55号のどちらにしようかと迷った際,音楽性があるドリフターズに決めたというエピソードがあります。ドリフターズは,バンドとしても活躍し,なんとあのザ・ビートルズが来日した際のコンサートの前座を務めたことがあるのです。

 志村けんさんは,若々しさ溢れる動きと,とぼけた雰囲気で,すぐに人気者になりました。出身地の東村山市の歌,「東村山音頭」を歌い,大ブームに。番組が終了しても,お一人や加藤茶さんとお二人で番組を作ったりしてお茶の間の人気者でした。晩年,インタビューやバラエティー番組で,真面目でシャイな一面や,心優しく動物好きの一面を見せて,さらにファン層を広げました。お亡くなりになった今でも,チンパンジーのパン君との掛け合いは,私の胸に刻まれています。「笑いで人を幸せにしたい」という,志村さんの意志は,お笑い芸人だけでなく,お茶の間の視聴者の我々も引き継いでいくものだと思います。

チーム守中コラム〜秋

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秋という季節は,夕焼けの色や落ち葉の色に感動したり,ふと匂いのある風に触れたりと,物思いにふけることができる季節で,私はとても好きです。母親の名前にも,「千秋」と秋が入っているので,ふっと,「秋」ってどんな意味だろうと調べてみました。

 もちろん,季節の第三の意味であり,日本では9・10・11月のことを指します。残暑厳しいこの頃ですが,朝夕の風に秋を感じます。

 他の意味では,「盛りを過ぎること・終わりに近付いていること」や,「和歌などで男女の仲が冷める意味の飽きに掛けて用いる」というものがありました。なんだか寂しい意味に触れ,気持ちも沈みそうになりましたが,秋になると人々の活力も回復しさまざまな面での活動も盛んになるのを表現して,「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」「実りの秋」「スポーツの秋」などといわれるという記述を見て,元気になりました。

 また,面白い使われ方として,「特別重要な時期」という意味で使われるそうです。その際は,秋と書いて「とき」と読むとか。この「収穫の秋」「実りの秋」は大切な時期だよなあと頷きました。

今日の給食

9月7日の給食は「ミルクパン、牛乳、鶏肉のマスタードソース焼き、ポテトサラダ、コンソメスープ」です。鶏肉はオーブンで焼き、粒マスタードをベースにしたソースをかけました。
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チーム守中コラム〜テスト

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先週の金曜日,本校は前期期末テストを実施しました。今週は、各教科でテストの確認を行っています。私は、「テスト」という言葉をイメージすると,とても複雑な思いが脳裏をよぎります。

 幼き頃から,テストに関しては,とても緊張し憂鬱になっていました。同時に,思った点数が取れると達成感で一杯になりました。私にとってのテストは,負担であり,脅威であり,そして希望でもありました。

 私が理科の教員になったのも,小学校6年生の時に,2枚同時に行った理科のテストで,たまたま二つとも満点を取ることができたことと,中学・高校の理科の先生がとても面白く,テストも難関大学の入試問題を取り入れたりと,私の知的好奇心をかき立てるものだったのが,大きく影響しているような気がします。

 テストに関してのエピソードはたくさんありますが,やはり大学入試の思い出が印象深いです。まずは現役時代の共通一次試験。マークシートと安易に構え,テストに臨んだものの,撃沈で浪人が決定しました。部活(柔道)をやり過ぎていたせいだと,責任転嫁したりもしました。また,浪人時代のとある私立大学入試の前々日,緊張し過ぎたせいか,お腹を壊して脱水症状で救急搬送されたこともありました。

 ラッキーな経験もあります。「入試は何が起こるか分からない。最後まで粘れ」と,予備校のある先生が言っていました。とある私立大学の入試で,数日前に取り組んだ英語長文の問題が,ほとんど同じ箇所出題されていました。その予備校の先生は,「私の友達は入試に行く電車内で読んだ問題がそのまま出題されて,全然勉強してなかった奴だが合格したんだ。」と鼻息を荒くして語っていましたが,それに近い体験だと喜んでいました。そんな私よりも,もっと凄い人が私の友達にいて,彼はまさに電車内での直前の学習内容がズバリ当たり,予備校にも顔を出さなかった遊び人だったのに,見事大学生になりました。

 いろいろな経験をしましたが,結論としては,「備えあれば憂いなし」,「努力に勝る天才は無し」と言ったところでしょうか。やはり,実力はコツコツと学習を積み重ねた結果,付くもの。中学の頃から「一夜漬け」の天才と言われていた私が,身をもって感じたことです。「一夜漬け」=短期記憶と言われますが,経験上,私もそう思います。生徒の皆さんは,毎日コツコツ努力を重ね,実力を身に付けてほしいと思います。
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