チーム守中コラム〜資格

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 私は会社勤めの時に,第一種圧力容器取扱主任者という資格を取らせてもらいました。ずいぶん長い名前ですが,簡単に言えば,オートクレーブという大きな圧力鍋を扱う資格です。勤務していた会社の工場では,血液バッグという,輸血用に血液を保存するバッグを生産していました。そのバッグを製品として出す前に,圧力容器で滅菌するのです。

 資格とは,「さまざまな分野で,その分野に必要且つ適切な知識をもったことを表す地位や証明」のことです。ですから,私は,大きな圧力容器を扱わなければいけない立場でした。しかしながら,私は慌てていたときがあり,高温蒸気が通っているパイプを握ってしまい,手の内側に大やけどを負ってしまった経験があります。今ではいい思い出ですが。

 資格とは,それに関するある一定程度の知識があると認められるということと同時に,その資格をもって,特別な業務に携わることができるという,「責任」が生まれるということを肝に銘じなくてはいけません。「責任」という言葉は,この人間社会において,いかなる場所でも問われるもの。資格という名ばかりではダメで,中身,実がないといけないということです。生徒の皆さんは,これからの人生で,さまざまな資格,免許に挑戦すると思います。その時には,必ず「責任」という言葉を忘れずに努力してほしいと思います。

チーム守中コラム〜人との関わり

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 今,自分の仕事について振り返ってみると,多くの人に関わりの中でたくさんのものを教えていただいたと感謝の気持ちが涌いてきます。私が大学を卒業して就職したのは,東京に本社がある大手の医薬品・医療機器メーカー。漠然と,運がよければ実家の柏から通えると思っていましたが,研修後の配属は,静岡県の富士宮工場。富士山の麓の大きな工場でした。そこで製品の品質管理や環境管理をし,第一種圧力容器取扱主任者という資格も取らせていただきました。

 その会社には,3年間お世話になり,得たもので大きなものは,仕事の進め方と人とのコミュニケーションの取り方。工場内のさまざまな立場の人との関わりが,本来人見知りの私を少しずつ変えていきました。また,仕事に進め方は,上司の方に丁寧に指導を受け,それが今でも土台となっています。当時未熟であった自分を育ててくださった上司の方には,今でも感謝をしています。人との繋がり,関わりとは,人生を変える大きな要因。大切にしなければいけないものだと痛感しています。

火曜日の朝

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寒い朝で、お天気も下り坂です。明日は松風祭。寒さに負けず、最高の文化祭にしていきたいと思います。
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