チーム守中コラム〜人

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 このコロナ禍の中,何かと人との繋がり,ふれあいについて考えることが多いと思います。私は,そんな,人間関係のことについて考えると,数年前に放映されたNHKドラマ,「ひよっこ」の主人公の叔父さんがしみじみ話した「悲しいことから救ってくれるのは人だよ。」の言葉を思い浮かべます。

 私は女優の有村架純さんのファンです。彼女が主演をした「ひよっこ」というドラマは,茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村(架空の村)で育った,みねこが主人公。時代背景は,昭和39年頃。そのみねこの叔父である,峯田和伸さん演じる小祝宗男さんが次のようなことを話しました。

 「悲しいことは降ってくるように突然起きる。でも,悲しいことから救ってくれるのは人だよ。立ち直らせてくれるのも人だよ。だから助けてもらったら誰かを助ければいい。みんながそうすれば世界は綺麗に回っていくよ。」この叔父さんの言葉は,まさに「情けは人のためならず」です。人が社会で生きていくためには,人の助け協力が必要です。同時に,悩みの原因の多くは人間関係。この人間関係の調整力を身に付けていないと,これからの社会で充実して生活することは難しいと思います。

「人に優しい社会」とは,人が助け合える,協力し合える社会だと思います。

水曜日の朝

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水曜日の朝,雲の間から日差しも見えます。しかしながら,今後、曇りから雨と,下り坂の予報です。特に金曜日は雨脚も強まるとか。十分注意したいものです。
5月も上旬から中旬へ。季節の変化を感じながら生活したいものです。

今日の給食

5月10日の給食は「ごはん、牛乳、いなだのオーロラソース、ブロッコリーのガーリックソテー、やさいのコンソメスープ」です。オーロラソースはフライに合うようウスターソースを加えています。
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チーム守中コラム〜鍵盤

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 GW中に,今後の学校生活のことを考えていました。秋の体育祭について思いを巡らせていると,「綱引き」をしている生徒を想像しました。そこから連想ゲーム的に思いが連なり,綱引き→タッグ オブ ウオー(英語)→ポール・マッカートニー→人種問題,と連なっていきました。

 「タッグ オブ ウオー」とは,1982年に発表されたポール・マッカートニーのオリジナルアルバムで,多数の有名アーティストとのセッションや,制作中にザ・ビートルズメンバーであったジョン・レノンが射殺され,ポールはひどく落ち込んでしまい制作ができなかったなどのエピソードがあります。タイトルの「タッグ オブ ウオー」をはじめとして名曲が詰まったアルバムですが,その中でも,全世界で大ヒットした曲が「エボニー・アンド・アイボリー」です。

 「エボニー・アンド・アイボリー」は,スティーヴィー・ワンダーとの共演を果たした楽曲。ピアノの鍵盤をモチーフに,「ピアノの黒鍵(Ebony)と白鍵(Ivory)が隣り合って素晴らしいハーモニーを奏でるように,白人と黒人,無色人種と有色人種,すべての人類が調和できないのか」というテーマで作られた曲です。「どこに行こうと人は同じだと私たちはみんな分かっている。 誰にだっていい所もあれば悪い所もある。 僕らは一緒に暮らせるようになる。 共に生き続けるのに必要なものを互いに与えるようになる。」という歌詞は,当時,浪人し,大学生になった私の胸に刺さりました。

 人種差別・ヘイトクライムによる事件報道が聞かれる今,この曲が再び世界で歌われるといいなぁと,願ったりしています。

チーム守中コラム〜感じる

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何かを「感じる」という感覚,いわゆる「五感」は,理科でも学ぶ人間の感覚です。視覚,聴覚,嗅覚,味覚,触覚の五つをいいます。昔から,それ以外に人間が感じる感覚を,日本では「第六感」といい,欧米では「シックスセンス」ともいい,映画になったりしています。第六感と言えば,昔,「霊感ヤマカン第六感」という面白いクイズ番組がありました。

 さて,五感の中で,一番繊細で刺激を受ける感覚細胞が多いのは何かというと,「嗅覚」と言われています。ですから,匂いに関しては,訓練によっては凄く敏感になることができるのです。
では,第六感はどうでしょう?「ん?何かおかしい」,「嫌な予感がする」といった,第六感は,その人の先行体験からくる経験値によって構築されていると思います。テレビでは,「違和感を探せ」というクイズ番組もあるようです。何か些細な引っ掛かりや違和感といったものは,意外と大切なものであったりすることが多いと私は思います。特に人とのコミュニケーションにおいては,第六感的な見取りも必要です。

 学校では一人一人の何かの予感,気付きを大切にする場でありたいと思っています。学校は,一人一人がゆったりと生活できる場所でなくてはいけません。

チーム守中コラム〜気持ち

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時折,自分に対して,果たして自分の気持ちに向かい合っているかと問い質してみたりします。歳を重ね,経験を積んだ今は,何事にもポジィティブにいいことばかりを考えようとする楽観主義や,何事にも忍耐が必要だという根性論などとは少し自分の気持ちは違うかなぁと考えたりします。それも,やはり自分の短気な一面を修復しようとする意図が絡まってそう考えてしまうような気がしています。

 今,自分の気持ち,メンタルに対して思うことや望むことは,「敏感且つ冷静であれ」です。嫌なことは人生たくさんあります。その嫌なことを感じない,あるいは意図的に感じなくなるということは,少し違うのではないかと感じています。違和感や嫌な思いを敏感に感じ,それを受けて冷静に行動する,それが理想だと感じています。

この考えには,二つのキーワードが関係しています。一つは,「捨て目」という言葉。この言葉は,骨董の世界で使われ,経験に基づく直感,ちょっとした目配りや第一勘でモノの価値や本質を見抜く力のことを指します。捨て目=見て見ぬふりではなく,より敏感にという意味の言葉。私は,ドラマ「古畑任三郎」でこの言葉に出会いました。この言葉が,私のイメージした,敏感さを表している言葉だと感じました。

もう一つが「鈍感力」。これは,言葉どおりに鈍感になるということではなく,渡辺淳一氏の書物,『鈍感力』にもあるように,嫌なこと,辛いことを切り替えたり,思い悩まず次のステップを見据えたりする力です。そうは言っても人間は弱いもの。くよくよしたり,引きずったりしてしまいます。ですから,定期的に,自分の気持ちと向き合い,じっくりと考え,感じることが大切だと思います。

この4月から5月は,慌ただしさで,自分と向き合う時間をついつい取らずに日々を過ごしてしまいがちです。少しの時間でも,ゆったりと考えることができる時間をキープしたいものです。

守谷型カリ・マネを生かした部活動改革に伴うコーチング研修会

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昨日放課後,けやき台中学校体育館で,守谷型カリ・マネを生かした部活動改革に伴うコーチング研修会が行われ,守谷中からも多くの部活動顧問の先生が参加しました。参加できない先生も,学校から配信視聴をしました。

講師の内藤清志先生は,サッカー競技においてさまざまなコーチングを経験された方で,子どもの興味を高める仕掛けや効率ある練習方法についての講演をしていただきました。

守谷市の部活動改革は,システムの改編と共に,意識の改革でもあります。今後に生かせる貴重な講演でした。

火曜日の朝

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5月10日,火曜日の朝です。梅雨のようなお天気が続いている中、今日はつかの間の晴天のようです。朝のニュースで,5月10日の語呂合わせで,「ファイトの日〜!」と,アナウンサーが叫んでいました。今日もファイトで頑張りたいものです。

今日の給食

5月9日の給食は「ごはん、牛乳、野菜の卵とじ、わかめサラダ、みそけんちん汁」です。教室では新給食センターを紹介する映像を流しました。
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チーム守中コラム〜バラ

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学校で育てているバラが,きれいな花を咲かせ,周りを彩ってくれています。とってもきれいな花です。

 バラの花言葉は「愛」と「美」です。 バラは昔から愛と美の象徴であり,愛する人へ気持ちを伝える花として親しまれてきたことに由来しているそうです。 色別の花言葉もあり,今咲いているピンクの花の花言葉は, 「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛の誓い」「感銘」で,黄色の花の花言葉は, 「友情」「平和」「友愛」「献身」「嫉妬」「薄らぐ愛」 だそうです。双方ともとても素敵な花言葉多いようです。

先月、日本中を彩った桜の花。あの桜は,なんとバラ科の植物。そう考えると,バラにとても親近感を覚えたりします。

チーム守中コラム〜絵画のススメ

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 美術部の活動を見ていると,自分も絵を描いてみたくなってしまいます。児童生徒の皆さんは,小学校から,さまざまな絵を授業や宿題,あるいは趣味等で描いてきたと思います。自分で進んで描く人,課題として出されないと描かない人など,絵に関しては,好き嫌い,得意不得意が分かれると思います。苦手だとか,嫌いだとか,そんなことはあまり考えずに,紙とペン等を持って絵を描いてみると,案外リフレッシュに繋がるようです。そうは言っても,家族に見られたら恥ずかしいなんて思っている人もいると思います。ならばこっそり描いてみてはどうでしょうか?と言うのも,絵を描くことは,音楽を聴くのと同様,とても心や体にいい効果があるそうです。以下にその効果を挙げてみます。
 
 1.絵を描くことに集中してストレス解消になります。集中しなくても,何気なく描いている絵が,どんな風に仕上がっていくのかを自分自身で楽しむことにより,たまっているストレスが軽減できます。
 
 2.手を使うことで脳が活性化されます。体の末端である手を動かすことで,脳の働きが活発になります。脳科学では,絵画の時は右脳が働くと言われています。論理や数学処理で使う左脳ではなく,イメージや想像する際に使う,右脳を鍛えると,思考が広がり,さまざまなアイディアが生まれてくると言われています。

 3.新しい発見があるかもしれません。中学校1年生の理科の植物を学習するところで学ぶスケッチ。細い線で影は付けずに観察したいところを集中的に描くということを学習します。何かを見ながらそれを絵に描くということは,ある意味,観察からの表現と言えます。その際に,普段よく見ているものにも気付いていなかった発見があるかもしれません。私の個人的見解ですが,いいなと思った絵を模写するのも絵の上達にもつながり,いいことだと思います。皆さんも是非絵を描いてみてください。

今日の給食

5月6日の給食は「ソフト麺、牛乳、タコメンチ、だいこんサラダ、もやし肉みそスープ」です。今年度はじめてのソフト麺献立でした。
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5月8日と言えば

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今日、5月6日は何の記念日なんだろうかと調べてみました。語呂合わせはあるかなと見たところ,「ゴムの日」,「コロッケの日」と,語呂合わせ記念日が並んでいました。

そんなとき、ふっと頭をよぎったのが,「5月8日」です。この日は,守谷中学校の創立記念日です。今はお休みではなく,生徒にとっては特別な日ではないのかもしれませんが,この守中ができた日です。正確には,校舎完成と校歌を発表した日だそうです。

我が校のことをじっくりと考え,歴史ある我が校を知る機会にしたいものです。

連休後の朝

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連休後の朝,春らしい爽やかな朝です。しかしながらお天気は明日以降下り坂とか。連休後と言っても,明日明後日とまたお休みです。リズムが狂ってしまわないよう,気を付けたいものです。

今日の給食

5月2日の給食は「ごはん、牛乳、かつおの香味ソース、五目きんぴら、若竹汁、柏餅」です。5月5日の端午の節句に合わせ、小さな柏餅がデザートです。
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連休の間の登校日 月曜日の朝

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本日は,連休の間の登校日。昨日の雨も上がり,気持ちのいい晴天です。今日頑張って,また連休に。メリハリある生活を送れればと思います。

頑張れ女子ソフトテニス部 つくばみらい市大会

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常総運動公園で行われているつくばみらい市大会。女子は予選リーグに臨んでいます。頑張れ女子ソフトテニス部。

今日の給食

4月28日の給食は「ごはん、牛乳、スパニッシュオムレツ、ブロッコリーサラダ、ハヤシシチュー、チョコクレープ」です。今日で4月の給食も最後です。5月もよろしくお願いします。
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チーム守中コラム〜切り替え

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 よく,「気持ちを切り替えて頑張ろう。」という言葉を耳にしますが,人間は感情の動物,なかなか切り替えることはできませんね。私もずるずる引きずるタイプで,気持ちを切り替えるいい方法はないかといつも考えています。

 この「気持ちを切り替える」という言葉を聞いて思い出すのが,2000年のシドニーオリンピックの柔道競技,男子100kg超級の決勝戦,篠原信一選手とダビド・ドゥイエ選手の試合です。この試合は,世紀の誤審と呼ばれる試合となりました。

 左組の篠原選手と右組のドゥイエ選手,いわゆる喧嘩四つと言われる対戦です。今まで何度も試合をしてきた彼らは,宿命のライバル。組み手争いから激しい攻防戦となりました。
 開始1分30秒ほどで,それは起きました。右組のドゥイエ選手が,右足を篠原選手の股の中で大きく挙げる,「内股」を掛けてきました。一瞬の出来事でしたが,篠原選手は,即座に「内股すかし」を掛け,二人の体は大きく崩れ,双方とも倒れました。柔道の経験がある人ならば,二人の体(たい)の違いは一目瞭然。勢いに耐え,体を堪えて半身状態で倒れた篠原選手と,その直前にほぼ一本の状態で倒れたドゥイエ選手。ところが,判定はドゥイエ選手に「有効」のポイントがつきました。内股すかしの技?相手が勝手に自爆して回転してしまっただけでは,と思う人もいるかも知れませんが,篠原選手は体をかわしながら,釣り手の左手で相手を押っつけるという,見事な内股すかしの技を繰り出したのです。

 本来なら一本勝ちのはずが,相手にポイントがつく判定。この判定に頭が真っ白になってしまった篠原選手は,その後同点に追いつくも,負けてしまいました。試合後の篠原選手の,「弱いから負けた」というコメントは,当時,潔いと称賛されました。

 この試合からしばらくして,篠原選手はこんなことを言っていました。
「あの試合,やはり負けは負けなんですよ。柔道は『心技体』が大切だと言われますが,私は心が弱かった。それまでの国際大会では,ラスト数十秒で逆転勝ちしたことが何度もあったのに,あの時は気持ちが切り替えられなかった。試合後の記者会見で「弱いから負けた」と言いましたが,その思いは今も変わっていません。」と話していました。

 「気持ちの切り替え」は,簡単にできるものではありません。普段から,自分の気持ちと向かい合っていないと,ついつい感情に流されてしまいます。篠原選手の正直で誠実なコメントは,本当に参考になります。

チーム守中コラム〜ものの見え方

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昔の記憶をたどっていくと,幾つかの風景が頭に広がってきます。私の実家は柏市の国道16号線からほど近い場所にあります。この国道16号線,子どもの頃はとてつもなく広い道路に感じていました。最近帰ったときに,まじまじと眺めて,こんなに狭い道だったのかなあと不思議に感じました。子どもの頃は自分自身が小さいので,相当大きな道に見えていたのだと思います。大人になった今は,体感的にさほど大きな道には見えません。

 この,「ものの見え方」と同じ感覚を,何かの案件に取り組むときにも感じることがあります。昔,若い頃にあれだけ苦労した仕事が,今ではスムーズに処理できることがあります。スキルを身に付けて,「大きく」なった自分が感じる体感的なものです。

 自分を高める,経験で自分を大きくしていく・・・時には自分自身の成長での変化を感じてみるのも,自己肯定感,自己有用感を高めるために必要だと感じています。
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