チーム守中コラム 四月も早後半へ

今日は4月17日。4月も半分が過ぎ、後半へ。日々のエネルギーを充填すべく、お天気のいいこんな日は、太陽の光を浴びてリフレッシュしたいものです。

ちなみに、今日4月17日は何の記念日か調べてみました。かなり多い語呂合わせ記念日、探してみると、ありました、なすび記念日。よいナスの語呂合わせと、ナスが好物だったとされる、徳川家康の命日から記念日となったそうです。そんなことを検索していたら、アニメの歌、なんでもない日、万歳〜というメロディーが頭をよぎり、つい笑ってしまいました。

朝食のススメ

画像1
生活習慣で最も大切なのが食習慣。きちんと食べないと,体の不調やメンタルにも影響します。保健室前廊下に掲示してあるニュースポスター。「学習効果も高まる朝食」と書いてありますが,そこにはもう一つ,「朝日を浴びて・・・」との記述が。朝日を浴びることは,食と同じくらい大切なんですね。チーム守中の皆さん,朝、カーテンを開け,朝日を浴びて朝食をしっかりとりましょう!

チーム守中コラム〜功績と栄光

画像1画像2
日の目を見ない偉人の物語は数多くあり,その人物の素晴らしい功績が,死後になって認められるという切ないケースもたくさんあります。理科の遺伝の単元で学習するメンデル。彼は学者ではなかったので,彼が地道に研究した遺伝の法則が認められたのは,死後しばらくしてからでした。日本人で有名なのが,鈴木梅太郎という人で,私(校長)はこの人の話を少年時代に知った時,社会の偏見,不平等感や寛容のなさに切なさを感じました。その話を紹介します。

 鈴木梅太郎氏は,東京大学で農業を学んだ農芸学者でした。明治時代,人々を苦しめていた病気に脚気というものがありました。脚気は,足のむくみや神経障害によって足のしびれを引き起こし,心不全を起こす場合もありました。鈴木氏は,米ぬかにふくまれている新しい栄養成分を取りだすことに成功しました。この成分は,脚気に効くと発表し,これを「オリザニン」と名付け,1910 年に発表したのです。このオリザニンこそ,今のビタミンと言われる物質の仲間で,ビタミンB1でした。脚気という病気は,ビタミンB1不足から起こる病気だったのです。しかしながら,学会で発表した鈴木氏は,参加者の医学者から,医学者でもない農芸学者が何を言うんだ!と,散々批判され,認められなかったそうです。ところが,翌年にポーランドの化学者・フンクが,同じ栄養成分を発見し,「ビタミン」と名付けて発表。こちらのほうが有名になってしまいました。後に同じ物質の研究でエイクマンという学者がノーベル賞を受賞しています。

 脚光を浴びなかった鈴木氏ですが,世界初のビタミン発見者としての業績は揺るぎないものなのです。歴史を紐解くと,このような切ないケースは多々あるようです。人生,タイミングや環境で様々な違いが生まれてしまうかもしれません。我々は,よりよい社会を創るためにも,人に対するねぎらい,認め合い,感謝,尊敬などを大切にすべきだなあと改めて感じてしまいます。

チーム守中コラム〜音楽

画像1画像2
音楽療法やヒーリングミュージックという分野があるように,音楽には人の心を癒したりリラックスさせたりする効果があると言われています。リラックス効果の高い音楽というのは,ストレス社会に生きる現代人にとっては重要なものです。

 落ち込んだときに元気になったり,気分を前向きにしてもらったり,または集中力を高めたりと,音楽は私たちの心を動かす不思議な力をもってます。そのなかでも特に注目なのが,音楽がもつリラックス効果です。体の中の自律神経というものは,呼吸や代謝,消化など私たちの生命を維持するものに関わる体のさまざまな働きを支配するもので,心と体を活動状態にする「交感神経」と,休息・安静状態にする「副交感神経」があります。この二つのバランスが崩れると,神経が緊張状態になり,体のさまざまな器官に不調が現れてしまうこともあります。リラックス効果がある音楽には,副交感神経を高める働きがあるため,自律神経のバランスが整うそうです。また,安眠に効果があったり,体内の鎮静剤と呼ばれる脳内物質のエンドルフィンの分泌を増大させストレス解消になったりするそうです。自分の好きな曲や,クラシック,自然の音などを聴いて心を落ち着かせてみてください。自宅学習の合間に聴いたり,ストレッチをする際のBGMにするのもよいと思います。

 「歌は世につれ,世は歌につれ」という言葉がありますが,たくさん聴いた曲は,自分の体験記憶とセットで記憶されます。数十年後に,昔聴いていた曲を聴いて,懐かしい思い出が頭に広がるなんて嬉しいおまけもついてきます。

週末土曜日の朝

画像1
画像2
画像3
週末は,やはり時間がゆったりと流れているように感じます。雨も上がり,時折日差しも指してきます。部活をしている生徒の声が時折聞こえ,ほっとする時間でもあります。

今日の給食

4月15日の給食は「ごはん、牛乳、ぶりの竜田揚げ、ひじきと大豆の煮物、けんちん汁」です。3年生では、新しい二重食缶で届く汁物が以前よりもっと温かく好評のようです。
画像1
画像2

チーム守中コラム〜漢字あれこれ

画像1画像2
国語の学習が嫌い,文章を読むのが嫌いという人の中に,漢字だけは得意,好きという人が時折います。私は小学校時代はとても国語が好きで勉強していましたが,漢字だけは,「テジゴン」と呼ばれていた仲良しの友達に勝てなかったそうです。漢字には,不思議な魅力があり,調べてみるととても面白く,はまる人はとことん追究したくなるようです。読み方で例を挙げると,今の季節に生えているツクシ。漢字では見た目のとおりが表現され,土から出てきた筆,土筆と書きます。また,読み方としては,流石と書いて「さすが」,など,漢字標記や読み方を知る楽しみを感じることができます。中学校の担任の英語の先生に,「恋」という漢字についての話を聞いたそうです。昔,恋という漢字は,戀と書いていた。上の部分は糸という漢字の上の部分が言を挟んでいて,「(糸)いとし (糸)いとし と 言う 心」と読むと戀=恋になるんだと聞いて,深く感動したとのことでした。英単語の語源もそうですが,漢字はさまざまな面白さをもっています。

金曜日の朝

画像1画像2画像3
週末金曜日の朝です。気温は低く,雨が降っています。健康管理に留意したいものです。

チーム守中コラム 〜守谷

画像1画像2
先日,出張の帰りに守谷駅付近を通った際,ふっと哲学にふけってしまいました。哲学というよりも,昔の思い出を思い出して懐かしんだといったところでしょうか。「守谷駅か〜立派になったなぁ〜」なんて思いを巡らせました。

私が正式な教諭として守谷中に配属されたのが平成3年。当時の守谷駅は,今とは全く違い,とても小さな,決して綺麗とは言えない駅でした。駅前に小さなロータリーがあって,小さな改札を通って右側にトイレがあって・・・今ではとても立派な駅に生まれ変わりましたが,その時はローカル色豊かな駅でした。

そして,「常磐新線」,「第二常磐線」等と仮称が付けられていたつくばエクスプレスの工事が始まり,私が守谷中10年目の平成12年には,家庭訪問に回ると,幾つかの生徒の家の目の前や横のギリギリまで工事で伸びてきた高架線路が迫っていました。

時は流れ,当時の面影はありませんが,駅近くを通るたびに,ついついあの守谷駅と,土塔の五差路を思い出してしまうのは,私だけでしょうか。私は,昔の守谷と現在の守谷にお世話になることができて幸せだなぁと,懐かしい思い出の旅の終点で感じました。

チーム守中コラム 野草

画像1
画像2
画像3
中学1年生は,理科の授業の手始めとして,身近に生えている植物について学習します。この春には,多くの野草が見られ,守谷中の敷地にも,様々な草花が生えています。その中で,今回は「ホトケノザ」を紹介します。ホトケノザは,その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えることから名付けられたそうです。この時期,いろいろな場所に見られます。このホトケノザについて,面白い話を二つ紹介します。

 1.間違えられやすい植物。 「ホトケノザを探そう」と言ってたくさんの人で探すと,かなりの人が,違う植物を見て,「あった!」と言います。その植物は,ヒメオドリコソウと言います。グラウンドの校舎寄りにこの二つの植物がたくさん生えています。写真を見ると分かると思いますが,オドリコソウ【右】とは踊子草の意味で,踊り子のように見える外観から名付けられました。ヒメは姫の意味で,小さい生物に付けられることが多いです。なので,ヒメオドリコソウは,小さい踊子草なのです。

 2.ホトケノザ,って春の七草? 春の七草とは,「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ 春の七草」と覚えますが,実はこの七草の中のホトケノザとは,今紹介しているホトケノザではありません。食べられないことはないそうですが,食用としては不向きだそうです。春の七草でのホトケノザとは,「コオニタビラコ」という植物のことで,昔は同じホトケノザという名前で呼ばれていました。コオニタビラコの葉が広がっている様子が,やはり仏様の連座のようだというところから名付けられたそうです。うっかり七草粥に入れないようにしたいものです。庭先や近くの道端に目を向けて観察するのもいいかと思います。

曇りの朝

画像1画像2画像3
木曜日の朝,曇り空で雨が降る予報です。問題なのは気温。ぐっと気温が下がってしまい,寒暖差で「春バテ」なる症状が出る人もいるとか。十分注意したいものです。

今日の給食

4月13日の給食は「ストロベリーパン、飲むヨーグルト、ジャーマンポテト、カリフラワーのサラダ、米粉マカロニのミネストローネ」です。ジャーマンポテトは、じゃがいもを素揚げしてから炒めました。
画像1
画像2
画像3

チーム守中コラム〜柔軟性

画像1画像2
柔軟性,皆さんは体,柔らかいですか?硬いですか?人間は,もともと全ての人が柔軟性がある体に生まれ,育っていく生活習慣や運動習慣の違いによって柔らかさ,硬さの違いが出ると言われています。ということは,頑張ってストレッチをすると,体はある程度柔らかくなるということです。私(校長)は高校時代に柔道部に所属し,毎日恐ろしい練習(笑)をしていました。少しでも強くなりたい,勝ちたいという気持ちで,筋トレは勿論ですが,柔軟体操を欠かさず行っていました。柔道をする上でのイメージを,「全身の関節を使い,体を巧みに動かす」としていたのです。首から足の指までの関節の動きを柔軟体操で入念に行うことで,各関節の可動域が広がり,あらゆる力もある程度分散されて怪我することも少なかったと思います。かといって,肘の関節は,逆には曲げられません。各関節の可動域がある範囲を超えてしまうと逆に怪我に繋がってしまいます。要は「適切な範囲」を大切にすること。体を柔らかくすることは,スポーツ以外でも,1.血行がよくなり,基礎代謝が上がる。2.肩こり・腰痛が緩和される。というメリットもあります。皆さん,是非,ストレッチを毎日して,体を柔らかくしましょう。

チーム守中コラム 〜数学

画像1画像2
昔から,「数学なんて勉強しても,大人になって役に立たないだろうから」と訴える生徒がいます。チーム守中にはいないと信じていますが(笑),実際はどうなのでしょうか。私は,「とても役に立つ」と思っています。簡単なことから考えてみると,・預貯金の金利の計算・三桁の計算を素早くするにはどうする?・セールの時の◯◯%offってどうやって計算するの?・距離と時間の関係は?・お金の貸し借りで発生する損はどれくらい?・宝くじの当たる確率ってどう計算したらいいの? などなど,身近に計算というものはたくさんあります。しかし,私は,数字,計算よりも,「数学的な考え方」が,大人になって社会で生活する際にとても役に立つと思います。例えば四則計算の引き算。「A−B=C」を例に考えてみましょう。A−B=Cの意味は,AからBを引くと,Cが残る,という意味ですが,考え方を変えると,AはBとCからできている,AからCを引くとBになる,BとCを合わせるとAからCになる,といろいろな捉え方,見方ができます。これは,生活の中での活動で生かされているはずです。応用すると,消去法としての活用にも結び付きます。また,苦手な人が多い「証明」は,合致する条件を見いだし,説明する操作です。これは社会に出たときにたくさん要求されるものです。生徒の皆さん,「数学的な考え方」を哲学してみてください。哲学?…哲学に関しては,新3年生の皆さんは2年生の国語で学習しました。1・2年の生徒は辞書で調べてみてください。

チーム守中コラム 〜希望

画像1画像2
学校を彩るお花たち。守谷中は,桜もきれいですが,これからの季節,アジサイもたくさんの種類があり,学校を彩ってくれます。卒業式,入学式の式場を彩ってくれたサイネリアとガーベラの花。特に私はガーベラの花が大好きです。ガーベラの花言葉は「希望」。とてもいい花言葉です。ガーベラの花を見るたびに,「希望を膨らませよう!」と心の中でつぶやいてしまいます。

水曜日の朝

画像1画像2画像3
水曜日の朝,今日もいいお天気のようです。週末にかけてお天気が悪くなるとか。体調管理に留意したいものです。

今日の給食

4月12日の給食は「ごはん、牛乳、ホキの甘酢ソース、もやしの中華サラダ、中華風コーンスープ」です。甘酢ソースはしょうゆをベースに酢や砂糖を加えて作りました。
画像1
画像2
画像3

チーム守中コラム 〜桜

画像1画像2画像3
登校指導をしていたら,桜の花びらが顔に付きました。まるで,「こちらを見て!」と桜の木が私に話しかけているようにも感じました。木を見上げると,もう花びらは大方散っていて,残りわずかな花と,花びらが取れたピンク色の柱頭と,葉の緑のコントラストが素敵でした。
 桜の花言葉は,「精神美」「優美な女性」「純潔」だそうです。 今年も多くの人々を魅了し,時には勇気付け,心和ませてくれた桜に相応しい花言葉だと思いました。

チーム守中コラム 〜バタフライ効果

画像1画像2
これから,不定期で「チーム守中コラム」なる文章を掲載いたします。お気軽にお読みいただけたら幸いです。

 バタフライ効果という言葉を知っていますか。バタフライ効果とは,非常に些細な小さなことが様々な要因を引き起こし,だんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉です。
 名前の由来については,エドワード・ローレンツという気象学者の講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』から来ているそうです。ほんの些細な事が,徐々にとんでもない大きな現象の引き金に繋がるかという考え。少し神秘的な考えに聞こえるかもしれませんが,小さな出来事や物も,いろいろなものと繋がっているということだと思います。ちなみにバタフライ効果の例えは幾つかあって,百田 尚樹さんの著書『フォルトゥナの瞳』には,「北京で一匹の蝶が羽ばたくと,ニューヨークで嵐が起こる」と書かれています。皆さん,ちょっと想像を巡らせてみてください。

火曜日の朝

画像1画像2画像3
火曜日の朝,青空がきれいな朝です。夏を通り越したかと思う陽気も,少し収まって心地よい陽気です。スタートの春,スタートの4月、心躍らせながら諸々のことに頑張りたいものです。
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31