チーム守中コラム〜水
今年の夏も猛暑が予想されています。暑さの危険度を表す「熱中症警戒アラート」。命に関わる暑さが予想される時に発令されます。昨年度も何度か茨城県に発令されています。人は,暑いと当然涼みたくなり,「水」を求めます。涼しい風がふく川辺とか,木々の木漏れ日がきれいな湖畔などで,水遊びをしたくなるのも納得してしまいます。しかしながら,ついつい忘れてしまいがちなのが,「水」の怖さです。
水の存在は,この地球に生物をもたらしました。生物は,水がないと生きていけません。この「水」,気持ちいい〜と,安易に考えていると,大きな事故に繋がってしまいます。毎年,全国各地で水の事故が発生しています。川遊びをしていた人が溺れて命を落とすという悲しい事故が起こっています。本当に悲しい事です。しかしながら,報道を見て,「私なら大丈夫,泳げるから!」と過信している人も多いのではないでしょうか。この過信が,とても恐いのです。 事故に遭いたいと思っている人はいません。いわゆる,「想定外」の事が起こるのです。鼻から水が入ると,耳に繋がっている耳管にも水が入り,その水が管の中で栓のようになり,その栓が動くことで中耳から内耳を圧迫したり,陰圧でのうっ血を起こし,三半規管や内耳のうずまき管を傷付けてしまいます。体の平衡や回転などの状態を感知するそれらが痛むと,人はパニック状態となり,上下が分からず,立てる場所でも溺れてしまうことがあります。また,水の冷たさで,手足の筋肉がけいれんして動かなくなることも多いのです。 水の怖さは,川や池だけではなく,大雨なども非常に危険です。水の恩恵を受けている我々人間は,常に水についてしっかり考える必要があると思います。 チーム守中コラム〜当たり前のこと
よく,「当たり前のことを当たり前にやることが大切」ということを耳にし,そうだ!,普段の生活での一つ一つを丁寧に行わなくてはいけないと,自分に言い聞かせたりしています。ふと,「当たり前のことを当たり前にやることが大切」とは誰の言葉なのか,偉人の言葉なのか気になり,調べてみたことがありました。
私の調べ方が悪いのか,はっきりと誰が言ったかは分かりませんでしたが,ホンダの創業者の本田宗一郎さんが,『自分の生き方を強いて言うなら「当たり前のことを当たり前にやる」ってことかな。』と言ったそうです。当たり前のことを当たり前に・・・我を振り返って,つい反省をしてしまいます。 また,松下電器の創業者である松下幸之助氏が取引先の企業を訪問する際に,その企業の経営状態を判断する三つのポイントという記事を目にしました。一つは従業員の挨拶,二つは整理整頓,三つはトイレの掃除 とのこと。この三つは,日常生活において,まさに「当たり前のこと」です。 調べた後,当たり前のこと=日常の何気ないこと,と捉え,丁寧に生活することが大切なんだなあと自分に言い聞かせました。 暑さに慣れて熱中症を防止水曜日の朝
梅雨空の朝です。湿度が高く、今日もムシムシするようです。この時期は、暑さに体を慣らすことも大切です。
今日の給食
6月21日の給食は「菜めし、牛乳、スンドゥブチゲ、チャプチェ、さくらんぼゼリー」です。今日は気温が高かったので、冷たいデザートは喜ばれたようです。
チーム守中コラム〜靴磨き
振り返ってみると,私は若い頃,靴の手入れなどせず,汚れた靴を平気で履いていたような気がします。子どもが産まれた頃くらいに,「夢をかなえるゾウ」という本に出会い,靴磨きをするようになりました。
実際に,革靴を磨いてみると,いかに汚れていたのかが分かると同時に,ピカピカにした際の爽快感が心地いいものでした。メンテナンスに使うアイテムが増えていき,今では家族の靴も磨いています。 綺麗になったという爽快感と同時に,「無」になれる時間としても,私にとってはプラスでした。いろいろなことを考え,振り返る時間としての靴磨きは,いつしか私のリフレッシュタイムとなりました。 靴磨き・・・「自分の道具を大切にしなさい」というゾウからの教え。心にゆとりを与えてくれました。 チーム守中コラム〜情けは
「情けは人のためならず」ということわざについては,昔から間違った解釈をしている人も多く,未だに世論調査等でも回答が分かれているようです。正しい解釈は,「 人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分にいい報いが返ってくる」ですが,「人に情けを掛けてやることは,結局はその人ためにならない」という,間違った解釈をしている人が多いとのことです。
私は運よく,子どもの頃に正しい解釈を先にしっかりと頭に焼き付けることができたのですが,そもそも,「人に情けを掛けてやることは,結局はその人ためにならない」という考え方自体,私は疑問符を付けてしまいます。 「その人のためにならないから,情けを掛けてはいけない」という考え方は,私には到底納得できないものです。「情け」とは,そもそもその人を案じて無償で行うもの。確かに何でもかんでもやり過ぎてしまうのはよくないと思います。よく,「お腹が空いた人には魚を与えるのではなく,釣りの方法を教えるべきである。」などという話を聞いたこともありますが,まずは魚を与えて,その先のことはよく考えて行うというのが本筋ではないでしょうか。 いずれにしても,人を思いやることは大切。それを行うときにはバランスが大切,といったところでしょうか。私は,「性善説」派なので,人は人を思いやる,自然な行動ができるのが一番だと思います。 火曜日の朝
火曜日の朝、既に蒸し暑さを感じます。梅雨時の湿度が高い状態は、熱中症の引き金にもなります。十分注意して生活しなければなりません。
今日の給食
今日の給食は「ごはん、牛乳、鯖の塩麹焼き、きゅうりの梅和え、ごまみそ汁」です。毎月20日は「いばらき美味(おい)しおDay」です。今日は塩麹のうまみや梅の酸味を生かし、適塩献立にしました。
チーム守中コラム〜使っていた言葉
人生の中で,一定期間中に頻繁に使用していた言葉は,長い年月が経っても頭にこびりついています。先日,理科関係の文献を読んでいたら,突然,「コンタミ」という言葉が頭に浮かび,苦笑いをしてしまいました。
「コンタミ」とは,コンタミネーションの略で,「混入」とか「混じり合って汚染する」という意味で,科学や食品の分野で使われる言葉です。私が大学から社会人まで使っていた「コンタミ」という意味は,生物学的な意味で,「雑菌混入」という意味で使っていました。 菌を培養する無菌培地を作る過程で,常在菌が混入したり,抗生物質の力価検定をする際に違う菌が混じってしまったりというトラブルと,若い頃に向かい合っていました。もちろんコンタミの段階で実験は失敗。やり直しという,面倒くさがりな私には非常に重い罰則が待っていました。 最近,聞いたコンタミは,加工食品に表示外の物質が入ってしまったというニュースです。食品に関しては,アレルギー物質が表示外のものとして混入した場合,人の生死に関わる重大な事態になるので,あってはならないことです。 頻繁に使っていた言葉。記憶に刻まれた言葉で他のものはないかと考えていたら,一つ浮かんで,また苦笑してしまいました。その言葉とは,「すみません」。未熟者の私は,この言葉をどれほど口にしたのかと,恥ずかしくなってしまいました。 チーム守中コラム〜花金
今日は金曜日。昔はよく,「花の金曜日,花金だ」なんて言う人も多かったですが,最近の若い人は,花金の言葉も知らないかも知れません。ALTの先生に話をすると,英語でも「花金」と同じような言葉があるとか。「TGIF」というそうです。そのまま「ティージーアイエフ」と読みます。
TGIFとは,「Thank God It’s Friday」の略だそうです。これは直訳すると「神様ありがとう,今日は金曜日!」です。土日を思いわくわくする気持ちは,どの国でも同じなのですね。 金曜日の朝
金曜日の朝。今日も蒸し暑くなるとの予報が出ています。本日は、県事業の国語ブラッシュアップ授業研修があり、近隣の先生方が授業参観に来て研修を行います。
チーム守中コラム〜やっつける
仕事などでさまざまな課題が山積すると,人はついつい焦ってしまい,やる気が失せてしまうことがあります。私は,そんな時,心の中で「やっつけよう」とつぶやきます。必ずしも丁寧な言葉ではないので,口に出して言うと差し障りがあるので,心の中でこっそりとです。ついつい言葉を発してしまうこともありますが。
この「やっつける」という言葉,なんか課題に対峙して前向きに処理するという積極性や,お茶目なニュアンスも感じられ,さらには,憎い怪獣を倒すみたいな明るい意欲のようななものも含まれているような気がするのです。 とはいえ,そんなに簡単に処理することができない課題が多いのが現代。しかしながら,気持ちはいつも前向きで,明日の希望に向かって,何事も「やっつけよう」と思うことを大切にしたいなぁと思います。 チーム守中コラム〜連鎖
「連鎖」という言葉の意味は,「物事が互いにつながっていること。また,そのつながり」だそうです。連鎖を使った言葉に,「食物連鎖」という言葉がありますが,まさに食う,食われるといったつながりという意味です。この連鎖という言葉を,メンタルに当てはめてみると,「やる気」と「達成感」はまさに連鎖していると思います。しかしながら,人間というものは,目先の事象に目が行きがちで,「それをやらねば」「なんとかしなければ」と,先にやる気だけを高めようとしてしまいます。
私は,人間は経験の上で成長するものだと思います。何かの問題の時に,やる気,やる気!と急いてしまうことなく,普段からそのやる気と連鎖している達成感を意識し,育んでいけば,おのずとやる気が大きくなると思います。達成感に連鎖しているのは,「称賛」「自己肯定感」。褒めて認めることが達成感に連鎖し,やる気にも連鎖していく・・・学校生活・家庭生活でも,この連鎖を意識し,子どもたちを支援していくことが大切です。やる気のある生活とは,を考えると,いろいろなことに連鎖していきます。 守中の歴史
職員室前のコミュニティーホール壁に掲げられている旧校舎をかたどった作品。12年前に50周年記念で作られた作品です。常総線の切符を用いて見事に旧校舎のA棟が表現されています。守中の歴史を改めて感じる作品です。
チーム守中コラム〜梅雨
まさに「梅雨空」が続いています。数年前に,ふっと,なぜ「梅雨」というのか調べてみたことがありました。自分なりの考えと,過去に聞いたかも知れないエピソードからすると,梅の収穫や雨粒に関係があるのかな,と思いを巡らせながら調べてみました。
どうやら「梅雨」の由来は,中国からのようです。中国の揚子江付近では,梅の実の収穫時が雨期にあたるので付けられたという説と,雨が多く黴(かび)が発生しやすいので,黴雨(ばいう)から,語感を整えて梅雨になったという説がありました。 また,どうして「つゆ」と読むようになったかというと,これにも諸説ありました。露(つゆ)から来た説,梅の実が熟してつぶれる「潰ゆ(つゆ)」から来た説等々。 元来,雨が嫌いな私は,早く梅雨の時期が終わって欲しいと願うばかりですが,調べているうちに,「梅雨」という言葉が使われるようになる前は,「五月雨(さみだれ)」が使われたということが分かりました。五月雨と聞くと,私の脳は,大学時代によく聴いた,村下孝蔵さんの名曲,「初恋」に直結しました。五月雨と思うと雨も少しくらいいいかなぁなんて,思ってみたりしました。 チーム守中コラム〜気持ち
私は,自分がどんな人間か,これまでの人生で自分に問い質したことが幾度もあります。結論として,毎回共通するのが「短気」,「面倒くさがり」です。何かを考えたり感じたりしたときに,この二つが私の気持ちの中に見え隠れします。
最近,この歳になって,ようやくこの二つに向かい合うことができ,自分でコントロールすることが少しできるようになった,成長したな〜!などと自画自賛したりします(笑)。気持ちのもちようや,マインドコントロールは,自分のモチベーションを維持したり,周りの人への配慮や心遣いにも繋がるものです。 よく,「素直な気持ちで」や,「腹を割って」と,率直に気持ちを伝え合うことをよしとする意見を聞くことがありますが,やはりそこには,相手を敬う,相手を思いやるマナーが必要だと思います。 自分の気持ち,自分の感じ方,伝える相手の立場,感じ方・・・人間社会において,それを皆が考え,それを基にコミュニケーションがとれると,争いや感情のゆがみも減るのかなぁと哲学にふけったりする今日この頃です。 梅雨空の朝
水曜日の朝、梅雨空です。今日は前期中間テスト。生徒の皆さんには実力が発揮できるよう、頑張って欲しいと思います。
今日の給食
6月14日の給食は「ごはん、牛乳、肉豆腐、大根のしょうゆマヨネーズサラダ、かぼちゃのみそ汁」です。かぼちゃは大きくカットされていてホクホクでした。
チーム守中コラム〜失敗
よく,「炎上」という言葉を耳にします。炎上とは,インターネット上のコメント欄などにおいて,批判や誹謗中傷などを含む投稿が集中することをいうそうです。技術が進歩し,情報化社会となった今,人の批判や怒りの文章をよく目にします。
現代を,「失敗が許されない社会」と呼ぶ人が増えてきています。私も,ミスや不意に発した言葉で多くの非難を受けている人を見て,悪いことは悪いけれども,完膚なきまでに叩かれるのを見て,寛容のない社会になってきているなぁと感じることがあります。ある人は,この特徴はむしろ日本でのことが多いので,「失敗が許されない日本」と表したりします。日本人は真面目な性格で,他国よりも「世間体」を気にし,失敗に関して強い憤りを感じるのだそうです。 よく,「失敗は成功の元」,「失敗を経験値にして」,「失敗を恐れないで」という言葉を聞きますが,極端な話,失敗してしまうと,叩かれ叩かれ,潰されてしまうと感じている人も多いのではないでしょうか。 ある文献には,昔の日本人は,失敗を滑稽に表し,落語にしたという記述がありました。人の失敗談や勘違い話が人気になって,皆で笑い,時には自分の生き方のヒントにする・・・確かに失敗はよくありませんが,失敗から学ぶ,失敗を分かち合う,という,落語的な「ゆとり」も必要なのかと感じています。 人は完全ではなく,時として「そんなつもりじゃなかった」という切ない結果になってしまう言動は,誰しもあります。寛容な気持ちをもち,そんな切ない結果を互いにフォローし合うことができれば,社会全体の雰囲気も変わってくるのかなぁと思います。 |
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