チーム守中コラム〜今と未来

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今と未来はつながっている,だから今を大切にして,後悔のないように,という言葉を,私は今までの人生で何回耳にし,何回意識して行動しようとしたことか,分かりません。後悔だらけとは言いませんが,失敗してしまったことは数多くあり,今と未来との繋がりへの意識は,永遠の哲学的テーマになってしまっています。

 昔勤めていた学校で,ある学年主任の先生は,学年フロアの壁に,毎日コラムをホワイトボードに書いていました。その中に,こんなコラムがありました。

 「授業中,友達とふざけていれば楽しい。しかし,そこに 未来はあるのか?!計算が解けたらうれしい。英語が話せたらうれしい。漢字が書けたらうれしい。本当の楽しさとは,理解できる喜びなんじゃないのか?未来の自分を想像して学ぶことなんじゃないのか?!今さえよければいいと思っている?”今”は次の瞬間には過去にしかならないのだ。」

 まさに今と未来について,的確に表した文章で,私の心にしみました。「今と未来」について表した言葉は,日本にはたくさんあります。「後悔先に立たず」,「後の祭り」,「覆水盆に返らず」,「転ばぬ先の杖」,「油断大敵」等があります。少しニュアンスが変わりますが,「果報は寝て待て」,「石橋を叩いて渡る」等も,時間軸を捉えた言葉です。後悔とは逆の意味では,「伸るか反るか」,「後は野となれ山となれ」等もあります。

 この先生の文に心動かされ,いろいろと考えを巡らせたのは,私だけではなく,学年の中にもたくさんいたと思います。今を大切にして未来を膨らませる,そんな毎日を過ごせるといいと日々思っています。

チーム守中コラム〜会話

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コミュニケーションの基本は会話。現在は,マスク着用やソーシャルディスタンス等があり,今までの会話のとおりにはなかなかいきませんが,会話の仕方,タイミング,内容でコミュニケーションが上手くいくかどうかが決まります。

 昔のドラマで,阿部寛さん主演の「結婚できない男」という作品があります。好評なドラマで根強いファンも多く,続編の「まだ結婚できない男」も制作・放送されました。前作のシーンで,主人公の偏屈な建築士に,心の内を話し始める女医さんの言葉。「今までの私たちは,キャッチボールではなくドッジボールだった。あなたとキャッチボールがしたい。」・・・それを聞いて,私はなかなか上手いことを言うなあと感心したものです。キャッチボールだと心が通い合いますが,ドッジボールだと傷付け合うばかり。会話は言葉のキャッチボールですが,気持ちのキャッチボールでもあります。会話だけではなく,SNS等での活字のキャッチボールも心通うものであってほしいと思います。

チーム守中の生徒の皆さんには,常日頃,「何気ないコミュニケーションを真実の瞬間として捉え,大切にして欲しい」と話しています。一人一人が素敵な言葉・気持ちをもち寄って,それぞれの間でキャッチボールをすれば,さらに楽しい集団となります。ドッジボールだと,相手を攻撃し,攻撃された人は傷付いてしまい,ギスギスした集団になってしまいます。一人一人が意識することが大切です。相手には,丁寧に,思いやりをもって接するということを,世界中の人がしてほしいです。

木曜日の朝

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お天気はグズついていて、雨が降っています。蒸し暑さもあり、過ごしにくい日ではありますが、空調を調節し、体調管理に留意していきます。
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