今日の給食
4月28日の給食は「ごはん、牛乳、スパニッシュオムレツ、ブロッコリーサラダ、ハヤシシチュー、チョコクレープ」です。今日で4月の給食も最後です。5月もよろしくお願いします。
![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜切り替え![]() この「気持ちを切り替える」という言葉を聞いて思い出すのが,2000年のシドニーオリンピックの柔道競技,男子100kg超級の決勝戦,篠原信一選手とダビド・ドゥイエ選手の試合です。この試合は,世紀の誤審と呼ばれる試合となりました。 左組の篠原選手と右組のドゥイエ選手,いわゆる喧嘩四つと言われる対戦です。今まで何度も試合をしてきた彼らは,宿命のライバル。組み手争いから激しい攻防戦となりました。 開始1分30秒ほどで,それは起きました。右組のドゥイエ選手が,右足を篠原選手の股の中で大きく挙げる,「内股」を掛けてきました。一瞬の出来事でしたが,篠原選手は,即座に「内股すかし」を掛け,二人の体は大きく崩れ,双方とも倒れました。柔道の経験がある人ならば,二人の体(たい)の違いは一目瞭然。勢いに耐え,体を堪えて半身状態で倒れた篠原選手と,その直前にほぼ一本の状態で倒れたドゥイエ選手。ところが,判定はドゥイエ選手に「有効」のポイントがつきました。内股すかしの技?相手が勝手に自爆して回転してしまっただけでは,と思う人もいるかも知れませんが,篠原選手は体をかわしながら,釣り手の左手で相手を押っつけるという,見事な内股すかしの技を繰り出したのです。 本来なら一本勝ちのはずが,相手にポイントがつく判定。この判定に頭が真っ白になってしまった篠原選手は,その後同点に追いつくも,負けてしまいました。試合後の篠原選手の,「弱いから負けた」というコメントは,当時,潔いと称賛されました。 この試合からしばらくして,篠原選手はこんなことを言っていました。 「あの試合,やはり負けは負けなんですよ。柔道は『心技体』が大切だと言われますが,私は心が弱かった。それまでの国際大会では,ラスト数十秒で逆転勝ちしたことが何度もあったのに,あの時は気持ちが切り替えられなかった。試合後の記者会見で「弱いから負けた」と言いましたが,その思いは今も変わっていません。」と話していました。 「気持ちの切り替え」は,簡単にできるものではありません。普段から,自分の気持ちと向かい合っていないと,ついつい感情に流されてしまいます。篠原選手の正直で誠実なコメントは,本当に参考になります。 チーム守中コラム〜ものの見え方![]() この,「ものの見え方」と同じ感覚を,何かの案件に取り組むときにも感じることがあります。昔,若い頃にあれだけ苦労した仕事が,今ではスムーズに処理できることがあります。スキルを身に付けて,「大きく」なった自分が感じる体感的なものです。 自分を高める,経験で自分を大きくしていく・・・時には自分自身の成長での変化を感じてみるのも,自己肯定感,自己有用感を高めるために必要だと感じています。 木曜日の朝![]() ![]() ![]() 今日の給食
4月27日の給食は「ごはん、牛乳、鮭のみそマヨネーズ焼き、菜の花のおひたし、にら玉汁」です。少し苦みのある菜の花は春を感じる味です。
![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜アジサイ![]() 青は,「辛抱強い愛情」です。敷地内の紫陽花にも青系が多く見られます。紫陽花の色は,土の酸性度が一つの要因になっています。アントシアニン系の色素で,青色やピンク色になりますが,青色は,土中のアルミニウムと色素が結合してできます。アルミニウムは酸性土壌でよく溶けるので,酸性の土壌では青なのです。 アジサイやその他の花を見て,ホッとする時間を作るのもいいと思います。 水曜日の朝![]() ![]() ![]() 今日の給食
4月26日の給食は「ごはん、牛乳、キムタク炒め、寒天サラダ、鶏ごぼう汁」です。キムタク炒めはキムチとたくあんを一緒に炒めて、ピリ辛に仕上げました。
![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜気のもちよう![]() 昔,学年主任をしていた時に,勤務中体調がすぐれず,薬に頼ってしまおう!と,携帯している風邪薬を探していた時です。どうやら切らしてしまったようで,がっかりしていたら,同僚が錠剤を渡してくれました。「とても効きますよ」の言葉に食いつき,コーヒーでゴクッと飲み込みました。その日は体調が戻り元気に勤務することができました。 後日,薬をくれた同僚に,「あの薬,すごいですね」と話したところ,同僚は笑いながら,ラムネの瓶を見せたのです。そう,あの錠剤は,ラムネだったのです。 このようなことを,「プラシーボ効果」と言うそうです。プラシーボ効果は「偽薬(本当は薬ではない成分)を飲んだにもかかわらず,症状が回復したり和らいだりする現象」のことだそうです。本来は医療用語だそうですが,今では日常生活でも使われているようです。「偽薬効果」「プラセボ効果」とも言われているそうです。 この出来事,私の話のネタとして,今でも使っていますが,「病は気から」,「気のもちよう」を実感した貴重な体験です。ちなみに,プラシーボとは,元はラテン語で「喜ばせる」という意味の単語から由来しているそうです。 火曜日の朝![]() ![]() ![]() 今日の給食
4月25日の給食は「玄米ごはん、牛乳、野菜コロッケ、キャベツのマスタードサラダ、チキンカレー」です。カレーには大きめの鶏肉が入っています。
![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜偉人の言葉![]() 1.「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。」・・・人生についての言葉です。人生をマッチに例え,表現していますが,何となくうなずいてしまいます。 2.「幸福とは幸福を問題にしない時をいう。」・・・このような幸せに関する言葉は,たくさんあります。何気ない日常こそが幸せなんだということなんでしょう。今のコロナ禍の我々にしみる言葉です。 3.「あなた方のお母さんを慈しみ愛しなさい。でもその母への愛ゆえに,自分の意志を曲げてはいけない。そうすることが後に,あなた方のお母さんを幸せにすることなのだから。」 ・・・この言葉では,お母さんとしていますが,親と子の気持ちを表しているこの言葉は,これからのグローバル化の社会に飛び立つチーム守中の皆さんに,是非感じてほしい言葉です。親へ,子への愛と,自分の意志。じっくり考えてみるといいと思います。 チーム守中コラム〜ダイバーシティ![]() この「ダイバーシティ」は,企業のみならず,教育界や普段の生活でも大切なワードであり,人はいつでもどこでも多様性を受け入れ,決して差別することなく生活していかねばなりません。差別や偏見は,人を大切にしない,諸悪の根源であると私は思います。 このような考え方に必要なのが,「度合い」,「ころあい」だと思います。「多様性=違うもの」として短絡的に捉えてしまい,何でもかんでも受け入れてしまうようになると,むしろ多様性を生かすことはできません。ある程度の統一と,調和の上で進めていかないと,一人一人の力が集まって大きな力となることができません。 この「度合い」,「ころあい」,つまりはバランスをとることが,人にとっては大切且つ難しいのだと思います。人が人を大切にできる社会を作るためにも,皆が考えたい問題であると思います。 1週間のスタート![]() ![]() ![]() 今日の給食
4月22日の給食は「ごはん、牛乳、鶏肉のカレー唐揚げ、れんこんサラダ、石狩汁」です。北海道の料理である石狩鍋をアレンジした石狩汁には、角切りの鮭が入っています。
![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜偉人の言葉![]() それは,王選手にインタビュアーの方が,「どうしてそんなに練習をするのですか」という質問に対する答え。王選手は,「練習しなければ,怖くてバッターボックスに立てない。」と答えました。こんな偉大なバッターが,そんなことを言うのかと,少年の私はひどく驚きましたが,成長するにつれ,その言葉が胸にしみてきました。よく,スポーツの世界では,「練習は試合の時のようにやり,試合は練習の時のようにやる」という言葉がありますが,王選手の言葉と共通したものがあると思います。「練習」・・・学習でも部活でも,自分を伸ばすためには欠かせないものです。 自然の色![]() ![]() ![]() 金曜日の朝![]() ![]() ![]() 1年生の国語![]() ![]() ![]() チーム守中コラム〜何とかなる![]() そんな私の今はというと,図々しい側面が大きくなったのか,かなりゆとりをもちながら生活することができてはいますが,「気にしてしまう」ことは日常茶飯事です。 過敏な神経質気質をある程度乗り越えることができた思考に,「何とかなる」という思考があります。失敗しても修復できる,気にしないで頑張ろう!という,「何とかなるさ」というポジティブな思考が,私を引き上げてくれたと思っています。 しかし,この考え方,バランスを崩すと楽観主義となり,丁寧さ・繊細さに欠けてしまう恐れがあります。やはり「バランス」は必要です。また,この,「何とかなるさ」思考を妨げる,現代の「出る杭は叩き潰す,悪は完膚なきままに潰す,失敗は絶対許さない」といった風潮も,バランスが云々以前の問題として,とても心配です。 「失敗を糧に成長していく」・・・失敗は避けたいものですが,さまざまな経験によって人は成長していきます。時には失敗し,その経験が糧になることもあります。「ピンチはチャンスではなく,ピンチである」と思っている私も,「ピンチはチャンス」と思えるほどのゆとりは欲しいなぁと思っています。 |
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