チーム守中コラム〜コスモス

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 先日、車を走らせている時、久しぶりに、お気に入りのアルバムを聴きました。そのアルバムは山口百恵さんの「COSMOS(宇宙)」。彼女の作品における、「こすもす」は、さだまさしさんが作ったシングル曲の「秋桜」が有名ですが、「秋桜」発売後の約半年後にLP盤で発売された、「COSMOS(宇宙)」は、当時の歌謡曲とは思えぬ、宇宙を感じさせる綺麗な楽曲がつまったアルバムで、私の一番のお気に入りです。「秋桜」は、ある曲の間奏部分に使われ、「乙女座宮」も収録されています。

 懐かしい、綺麗な楽曲を聴いていたら、「COSMOS=宇宙」が引っ掛かり、帰宅して調べました。様々な語彙に引っ掛かり、その都度調べている私は、何故かCOSMOSには今まで引っ掛かってなく、自責の念というか、少々申し訳ない気持ちでキーボードを叩いていました。

 COSMOSとは元々ギリシャ語だそうです。COSMOS=宇宙は、遙か昔、古代ギリシャで、哲学者のピタゴラスが宇宙のことをCOSMOSと呼んだことが始まりだそうです。元々の意味は、「秩序」。すべてのものは宇宙の中にあって、数的、美的な秩序から成り立っているという考えから使われるようになったそうです。その後、宇宙論をコスモロジー、宇宙全体をマクロコスモス、人間の魂をミクロコスモスと呼ぶ等の言葉の派生があったそうです。宇宙をマクロ、心・魂をミクロとして対比させているところに、心惹かれました。

 ちなみに秋を彩るコスモスの花の花言葉は、「調和」、「謙虚」、「乙女の真心」だそうです。何気に調べていきましたが、昔を思い出したり、新しいトリビアに出会えたりと、いい時間を過ごしました。
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