チーム守中コラム〜合理的

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 朝、教室を回っていると、3階から筑波山の男体山と女体山の姿が見えました。ふと横を見ると、守谷駅近くに建設中のビルがあり、クレーンが物を運んでいました。

このクレーン、正式には「タワークレーン」と呼ぶそうです。最近では、聞き慣れた人も多いと思いますが、ちょっと前にはこのクレーンに関するクイズがよくテレビ等で出されていました。

Q「このクレーン、工事が終わるとどのようにして地上に降ろすのでしょうか?」というクイズです。

 初めてこの問題を目にした時は、さっぱり思い付きませんでした。答えは、「大きいクレーンを下ろすために、それよりも小さいクレーンを作り、下ろす。その小さいクレーンを下ろすためのさらに小さいクレーンを作って下ろす。これを繰り返して、コンパクトになったクレーンを、最後は分解してエレベーターで下ろす。」です。

 聞いてみると、理にかなった、合理的な作業です。しかしながら、この答えを聞いたときは、少なからず衝撃を受けました。あの大きなクレーンを下ろす作業の最終工程が「エレベーターで下ろす」だからだと思いますが、合理的な一連の作業工程に心揺らされたことは、頭の中をくすぐられたような感じがしました。
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