チーム守中コラム〜治療

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 前回、「怒り」の感情についてのコラムを書いているときに、「人の心も当然傷付く、治療しないといけないなぁ〜」、人は気分転換やゆっくりと休養することが大切・・・と、哲学思考になったとき、突然、頭の中に、「おんただぎゃとーどはんぱやそわか」という呪文が回り始めました。

 この、「おんただぎゃとーどはんぱやそわか」は、昔のヒーローものであるテレビ番組、「レインボーマン」という番組で流れた呪文。レインボーマンが敵にやられて傷を負った際に、その治療手段として唱えた呪文です。子どもであった私は、何と言ってるかさっぱり分からず、この呪文を覚えるのに相当な時間が掛かったのを覚えています。そして、けがをした際に、この呪文を唱えていました。言わば、「痛いの痛いの飛んでいけ〜」的な感じです。

 覚えるのに相当時間が掛かったものに、「モスラの歌」もありました。子どもながらに、難しそうな言葉を覚えたいと言う気持ちが強い割に、記憶していく手法、段階に甘さがあり、苦労したものだなぁ〜と今では分析してしまいます。

 この御時世、けがや心の傷を治す呪文があればいいのになぁと哲学していたら、「大丈夫だよ」、「頑張ったね」、「元気を出そうね」、「そばにいるよ」という言葉が頭の中で回り始めました。治すというよりは、ホッとさせる言葉。我々は普段から魔法の言葉を使っているのかも知れないなぁと思ったところで哲学思考を終わりにしました。

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