チーム守中コラム〜虫

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昨日は6月4日、語呂合わせで「6(む)・4(し)=むし」ということで虫の日です。昨年度も触れましたが、私は幼い頃、虫が大好きで、昆虫博士になりたいと思っていました。しかしながら、苦手な虫(蛾とナナフシ)がいたからか、いつからかむしろ虫が気持ち悪い存在となってしまいました。

私は、蛾とナナフシが天敵です。見るだけで気を失ってしまいそうになります。虫に対しては、その人その人の先行体験の違いからか、好き嫌いがはっきりしていて、「イモムシ系がダメ」、「足が多いのが気持ち悪い」等、様々です。

一般に、虫というのは、節足動物全般を指す言葉だと思います。昆虫のみならず、クモやダニも含まれている節足動物とは、系統樹的にはある地点で脊椎動物と枝分かれした別の枝の頂点の動物。生態や繁殖、古代か存在している等を考えると、ひょっとしたらヒトより進化した生物ではないのかと提唱する学者さんもいます。

進化はさておき、やはり気持ち悪いという感情は、本能に結び付いているかのごとく、発見した段階で発動されます。是枝監督の映画「海街diary」の1コマで、お風呂場に出たカマドウマに、長澤まさみさん扮する次女が大騒ぎするシーンがあります。バッタの仲間とはいえ、翅(はね)が全くなく、背中が曲がったしましま模様の風貌は、私も苦手です。先日、台所の床に、にゃんこが退治してくれたと思われる、カマドウマに酷似した脚が1本落ちていました。カマドウマか、又は大型のゲジかの特定をする前にティッシュでくるんで捨てましたが、家の中に虫がいるのは嫌なものです。

とはいえ、地球上の食物連鎖(食物網)の大切な一部である虫とは、ヒトは上手に付き合わなくてはいけないんだよなぁとため息をついてしまいます。
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