チーム守中コラム〜プラスの思考

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 先日、仕事の合間に、「忙しいときはプラス思考で乗り切ろう!」と、漠然と考えているうちに哲学思考になり、なぜか「夢」という言葉を連想しました。

 よく子どもたちに、「将来の夢は?」と聞くことは多いと思います。パイロット、プロ野球選手、パン屋さん、アイドル・・・子どもが描く「夢」は様々です。ここで言う「夢」とは、「希望、目標」といった意味合いでしょうか。それを聞いた大人は、「アイドル?無理だよなぁ」と、「夢」を、「現実離れした、想像のもの」として捉える人がいて、苦笑いをする、なんてこともあると思います。大人は、ついつい自分の経験から思考してしまい、「無理だよ、大変だよ」と、消極的な観点が増してしまうことが多いようです。

 私は、子どもが夢を語るときに、それを聞く大人は、是非、そのような消極的な観点ではなく、純粋な希望、目標として聞いてあげることが、子どもに対するマナーであると思っています。対極として、「現実を見ろ」という思考もあるでしょうが、それでは子どもの夢が大きくならず、夢に向かう足取りも鈍ると思います。

 プラス思考という言葉が当てはまるかどうかと言ったところでしょうが、物事を多面的に見て、よりよい観点を見出し、伸ばすということは、あらゆる場面で大切なことであると思います。

 そんなことを哲学していたら、ふっと三女の小学校時代のことを思い出しました。2分の1成人式を参観に行ったときに、一人一人の夢が掲示してありました。アイドル、スポーツ選手・・・とある中で、「歌い手」と書いてあるものが。歌手でなく歌い手という表現に笑ってしまいましたが、「頑張れ!」と心の中でエールを送りました。
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