卒業証書授与式 校長式辞の最後の言葉

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 校長式辞の最後の部分、生徒に送った言葉を掲載します。
 
 最後になりましたが、卒業生の皆さんにとって今日が本校を卒業する日ですが、同時に、新たな旅立ちをする日でもあります。皆さんの門出にあたり、次の言葉を贈ります。

一寸先は光 経験は宝物

ことわざで、「一寸先は闇」…(先のことは全く予測できないという意味)という言葉はよく目にすると思いますが、「一寸先は光」とは、生きているということは、悲しいこともあるが、たとえ絶望で満ちたときにも、その隣にはきっと希望が存在する、だから頑張ろうという意味です。調べてみると、いろいろな人がこの言葉を言っていますが、私がこの言葉を知ったのは、少年時代に数々の苦難を乗り切り、後にアンパンマンの作者として、多くの人に幸せを運んだ、やなせたかしさんの話でした。経験は宝物です。やなせさんは、つらい経験を糧にし、それを土台に人を幸せにする人物になったのです。皆さんも、人生にいつも光の存在を信じ、一歩一歩確実に歩み楽しんでいってください。

 卒業生の皆さん、さようなら。皆さんは、私の、そして、守谷中学校の誇りです。私は皆さんと出会えることができて、とっても幸せでした。 この、伝統の守谷中学校卒業生となる皆さんの前途に開ける未来に、そして、これから始まる新しい時代での御活躍に、期待と思いを馳せながら式辞といたします。

令和五年 三月十三日
守谷市立守谷中学校長 越智 壽雄

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