チーム守中コラム〜虫

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 2年生が保健体育の授業をしているのを眺めていたら、小さい虫が目の前を横切りました。頭の中で、虫、むし・・・む(6)、し(4)と、語呂合わせをしていて、6月4日はたしか虫(むし)の日ではなかったかなと、調べてみたら、やはり、むし(虫)の日でした。虫を昆虫やクモ等の節足動物と捉えると、地球上で一番種類と個体数が多い仲間になります。また、進化の過程では、系統樹の途中で二つに分かれた片方のてっぺんがヒトを含むセキツイ動物である哺乳類で、もう片方のてっぺんが節足動物です。学者さんの中では、地球上で一番進化したのはヒトではなく、節足動物である、彼らは地球上のあらゆる気候にも適応している。と話す人もいます。

 私が虫と聞いて連想するのは五つです。まずは、少年時代に採りまくった、カブトムシとクワガタムシ。小学校時代の夏は毎年狩人になっていました。そして、少年時代に感動した昆虫、ケラ。「♪ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ 友達なんだ」という「手のひらを太陽に」という歌に登場してきます。ちなみにこの曲の作詞者は、アンパンマンの作者のやなせたかしさん。ケラは、水をはじく体で巧みに水泳をし、モグラのような前足で土中にもぐり、空を飛ぶので、私はスーパーマンと呼んでいました。このケラ、明かりに寄ってくるので、夏の夜半にサービスエリアの光の下によくいます。

 後の二つは、嫌いな昆虫、蛾とナナフシです。とにかく嫌いです。もし、この二つの昆虫が道にいたら、私は遠回りしてもいいのでその道は通りません。(笑)

 春になって、身近な虫に目を向けると、結構心が和んだりするものです。一生懸命歩いているアリ、畑を飛び交うモンシロチョウ・・・意識して目を向けてみると、素敵な瞬間に遭遇するかも知れません。
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