チーム守中コラム〜コロナ禍で思うこと

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 数年来続いているコロナ禍。大人である我々も経験したことのない生活になっています。そんな中で、人は感情を揺らし、時として他の人に牙をむいてしまうことも少なくないご時世です。そんな中で、私は人に温かい言葉を掛けることができる人間になりたいと常々思っています。

 そんな思考をしていて、ふと頭によぎる言葉があります。「結果論」という言葉です。私は、最近、結果論と聞くと「極論」と聞こえてしまうほど、結果論に関しては否定的になってしまうことがあります。しかしながら、最終的に成果を残さなければならないものに関しては、やはり結果論的思考は大切になってきます。

 「いい」、「悪い」と二者択一の思考は、人間関係ではさまざまな障害となってしまいます。「結果的によかった」と安堵することもありますが、「結果がダメならすべてダメ」という考えには、少し甘くて柔らかいクリームを塗ってしまいたくなります。

 要は、人や事象に対して、いかに寛容に、多面的に受け止めることができるかなのではないのかなぁと、思考しました。結果だけではなく、過程である人の思い・努力・変遷等を捉え、柔らかく、しなやかに振る舞えることが大切なのかなあと思います。

 人は、今回のコロナ禍での、「ウイルスとの戦い」を終えた時に、必ずや、一回り、いや何回りも大きくなっていると思います。辛くて窮屈、不安な戦いですが、皆が手を繋いで乗り越えていきたいものです。
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