チーム守中コラム〜自転車

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 中学生にとって、自転車は、とても便利な移動手段であり、登校手段に使う大切なものです。同時に、自らが練習して獲得した運転技術に対して自信をもっている道具でもあります。

 とはいえ、急いでいるからと、スピードを出したり、技術を過信して危険な運転をすることは許されたものではありません。自転車は、道路交通法では軽車両に位置付けられており、車の一種なのです。今朝のニュースで、青信号の横断歩道を渡ろうとしたご婦人に、信号無視をした自転車が突っ込み、ご婦人を転倒させた後に逃げてしまうという、「ひき逃げ事件」が報道されていました。自転車事故は本当に怖いのです。

 私もたくさんの自転車事故に遭いましたが、実際は、慎重に運転していれば回避できたものばかり。今思うと、要は危機意識が低く、運転技術の過信が高かった罰だと感じています。人を巻き込まず、自分だけが痛い目に遭ったのは、幸いなこととも言えます。

 自転車の事故は、加害者にも被害者にもなり得る危険な事故で、死亡事故も多く報告されています。加害者になったケースでは、危険な運転をして歩行者とぶつかり、相手を死亡させてしまい、数千万円の賠償金を払うといったケースもあります。相手の方の人生を奪うという恐ろしいことだけではなく、想像もつかない代償を払うことにもなります。

 時折、中学生の自転車の乗り方が悪いと、地域の方からお話を受けることがあります。私は、このお話は、「お叱り」と同時に、「御心配」であると痛烈に感じています。守谷中学校は、今後も、全員が自転車のマナーを守り、自転車事故の怖さを感じながら運転できるよう、継続的な指導をしていきます。「自転車事故ゼロ」を必ず達成できるチームでありたいと思います。チーム守中の皆さん、安全運転を、心からお願いします。安全運転に心掛け、自分たちの、そして地域の皆様の安心・安全に繋げましょう!
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