チーム守中コラム〜学習効果その2

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学習内容を定着させるには,繰り返して行う反復学習がいいと昔から言われています。私は小さい頃から「ながら勉強」「一夜漬け勉強」をしていて反省の人生ですが,この反復学習よりも効果的と最近言われているのが「インターリーブ勉強法」というものだそうです。

 インターリーブという言葉は,もともと計算科学で使われていた専門用語で,コンピュータなどがデータを不連続な形で配置して性能を向上させる技法のことだそうです。
その意から,インターリーブ勉強法とは,一つのことを学習する際に間に別の勉強を挟む学習法のことだそうです。
同じことの繰り返しで学習する反復学習とは違って,別の学習をして変化をつけることで高い学習効果が得られるそうです。そんなことをすると,かえって集中力が切れて効果的ではないのでは,と考えがちですが,この方法を行うと,脳にいい刺激を与え,脳が退屈しないという利点があるとのことです。気持ちの切り替えもできるので集中して勉強することができ,また,メリハリをつけて学習することによって,それぞれの学習内容がより鮮明に記憶されるということです。

 具体的なやり方としては,全く関係の無い学習を組み合わせるのではなく,ある程度関連した内容の方が効果があるそうです。例えば,「数学,物理」,「日本史,世界史」のような組み合わせ。しかしながら,関連性が薄くても,定期テストの科目を交互に行ってもいいかと思います。

勉強法,効果的な学習に関しては,結局は人それぞれのタイプに寄るかもしれませんが,
インターリーブ勉強法を試してみることは脳に刺激を与えるいいことかもしれません。
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